GAME
試合結果
ツエーゲン金沢
試合終了
2-3
ヴァンフォーレ甲府
32分 クルーニー 38分 垣田 裕暉 |
2 | 前半 | 1 |
28分 佐藤 和弘 49分 ピーター ウタカ 75分 ピーター ウタカ |
0 | 後半 | 2 |
選手交代
79分
金子 昌広→ 大石 竜平
|
66分
小椋 祥平→ 山本 英臣
|
79分
クルーニー→ 小松 蓮
|
71分
田中 佑昌→ 金園 英学
|
86分
大橋 尚志→ 島津 頼盛
|
86分
佐藤 和弘→ 武岡 優斗
|
警告・退場
45分
藤村 慶太 |
8分
ピーター ウタカ |
67分
クルーニー |
スターティングメンバー
GK 23
白井 裕人 |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 25
小島 雅也 |
DF 3
小柳 達司 |
DF 27
廣井 友信 |
DF 22
小出 悠太 |
DF 2
山本 義道 |
DF 6
エデル リマ |
DF 17
加藤 大樹 |
MF 50
田中 佑昌 |
MF 7
清原 翔平 |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 6
大橋 尚志 |
MF 14
横谷 繁 |
MF 8
藤村 慶太 |
MF 39
内田 健太 |
MF 14
金子 昌広 |
FW 26
佐藤 和弘 |
FW 10
垣田 裕暉 |
FW 9
ピーター ウタカ |
FW 22
クルーニー |
FW 11
曽根田 穣 |
サブメンバー
GK 1
後藤 雅明 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 4
石尾 崚雅 |
DF 4
山本 英臣 |
MF 11
杉浦 恭平 |
DF 41
武岡 優斗 |
MF 13
大石 竜平 |
MF 27
小林 岩魚 |
MF 32
島津 頼盛 |
MF 25
森 晃太 |
MF 33
梅鉢 貴秀 |
FW 19
宮崎 純真 |
FW 9
小松 蓮 |
FW 17
金園 英学 |
監督
柳下 正明 | 伊藤 彰 |
試合総評
明治安田生命J2第35節 『 金沢 2-3 甲府 』
『 アグレッシブな展開の中、佐藤和の恩返し弾&ウタカ2発。金沢に2−3で6位に浮上! 』
残り8戦となったJ2リーグ戦。「勝ち点3」という結果を積み上げることこそが至上の命題となる重要な一節が今日も終わった。前半からアグレッシブな攻防が続く一進一退の90分。前半28分、佐藤和弘選手が落ち着いて先制点を決め、古巣金沢に恩返し弾。その後PKなども献上してしまい追いつかれたが、最終的に試合を締めたのはピーターウタカ選手。センターライン近くの右サイドから相手DFの背後を突く浮き球スルーパスを田中選手が供給、ウタカ選手が綺麗にフィニッシュさせた。
J2上位のチームは軒並み1点以上のポイントを獲得し、「団子状態」の密集度は更に高くなった今節。結果を出さなければ、残りの7戦に渡る攻防戦は一瞬で蹴落とされてしまう。ドゥドゥ選手、アラーノ選手が調整中の中、前線の外国人選手はウタカ選手のみ。そんな中でも、頼りになる日本人選手の連携で伊藤監督の采配を見事体現し続けているここ2戦の様子を見る限り、甲府は明らかにギアチェンジが出来たことを認識させられる。本格的に熱く、面白い展開になってきた。
現在リーグ8位の甲府と11位金沢の対戦となった第35節。強めの風が吹く石川県西部緑地公園陸上競技場に甲府は乗り込んだ。両チームともプレーオフ圏内入りを目指し激しい戦いが予想されるが、甲府は自動昇格圏入りをかけて勝ち点3だけを目指す試合が続く。
甲府は前節と同様、トップにウタカ選手、シャドーに曽根田選手・佐藤和弘選手を配し金沢に挑む。金沢の4-4-2のフォーメーションに対して3-4-2-1のフォーメーションを敷く甲府が、そのマッチアップでのギャップをうまく突いて勝ち試合に持ち込めるかが見どころとなった。
<前半>
甲府ボールで試合開始。
開始直後30秒、敵陣左サイドの深い位置でスローインを得た甲府がいきなり決定機を作る。内田選手のスローインからボールを収めたウタカ選手が折り返し、ペナルティエリアの左手前で小椋選手が縦パスを入れる。これに反応した佐藤和弘選手がゴールエリア左からさらに折り返し、後ろから走り込んだ曽根田選手がシュートを放った。だがGK白井選手のファインセーブに遭い惜しくもゴールならず。
その後、比較的に落ち着いた試合展開になるが、前線から積極的にプレスをかける甲府が試合の流れを手繰り寄せる。
試合が動いたのは前半28分。先制したのは甲府。
左サイドで内田選手の縦パスに反応した曽根田選手がゴールエリアの左からシュートを放つ。GK白井選手も反応しこぼれ球になるが、そこに佐藤和弘選手が走り込みゴールに押し込んだ。金沢0-1甲府。
しかし甲府のリードした時間は4分しかなかった。
前半32分。金沢の左CK。キッカーの藤村選手が供給したクロスは甲府の守備陣が跳ね返すが、こぼれ球に反応した大橋選手が繰り出したヘディングのボールが小柳選手の手に当たり、PKの判定となってしまう。PKのキッカーはクルーニー選手。GK河田選手の逆を突いてゴール右に決め、同点に追いつかれてしまった。
一進一退の激しい攻守交替が続く中、同点となった事で攻撃のリズムが出てきた金沢に甲府は逆転を許してしまう。
前半38分。金沢のカウンター。大橋選手が供給したスルーパスに反応したのはクルーニー選手。甲府の守備陣も寄せる中で放ったシュートはリマ選手がブロックするも後ろから走り込んだ清原選手に折り返され、ゴール右手前で張っていた垣田選手にフリーで決められてしまった。
その後、前半45分には甲府も同点に追いつくチャンスがあったが決め切れず前半終了のホイッスル。
両チームとも枠内シュート数が多く、緊迫した展開が続いた前半だったが、甲府は金沢に1点リードされて前半を折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:伊藤彰監督
遠い中、ファン・サポーターがたくさん来ていただいて逆転できて勝点3を取れたことは素晴らしいと思いますし、感謝しています。
前半の入り、ファーストプレーから選手はいい入りをしてくれました。その中で先制点が取れた後のゲームコントロールするところは少し受け身になってしまったところとプレーがハッキリしなかった。自分たちがボールを握るのか、相手を裏返すのか、チームとしてハッキリできなかったところが悔やまれる10~15分間の時間帯だったと思います。
そこで逆転されたがセカンドハーフに入る時、選手は落ち着いていたし、ハーフタイムでも落ち着いてしっかりとゲームコントロールをしよう、最初の10分間が大切だというところのセカンドハーフの入りは我々が用意したものが出た場面で、ウタカが点を取ってくれた。チームに凄く力を与えてくれた点だと思います。
ウタカの個人技で点を取って、逆転勝利できたこと、最後は山本中心に守備のところ、ゲームコントロールをしてくれたところはある。次に繋がるゲームになったと思います。我々は上と勝点6くらい離れているので、そこをしっかりと毎試合毎試合勝点を積み重ねて一戦必勝で次の一週間準備をしていきたい。
■質疑応答
■ウタカ選手は前節早く交代したが、今日は90分間プレーして2ゴール。ウタカ選手の存在について?
ウタカにとって今日のゲームは凄く集中力が高かったですし、特に攻撃のところ…。攻撃のポジションロスが少なく、前節はポジションロスが多くて代えたが、今日はウタカを中心に攻撃のところのポジションロスが少なく、ボールも入ってきてキープできる時間を作ってくれる場面が多かった。彼の後半の仕事ぶりというか、残り5分でも守備に戻ってきてくれたし、今日は彼の力で勝たせてもらったと思っています。
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