試合結果

8.17 (土) 18:03

2019明治安田生命J2リーグ 第28節

HOME 山梨中銀スタジアム

ヴァンフォーレ甲府

試合終了

0-1

レノファ山口FC

0 前半 0 47分 山下 敬大
0 後半 1
ヴァンフォーレ甲府 レノファ山口FC

選手交代

79分
山本 英臣→ 佐藤 洸一
64分
佐藤 健太郎→ 池上 丈二
84分
曽根田 穣→ 田中 佑昌
79分
宮代 大聖→ 田中 パウロ淳一
87分
湯澤 聖人→ 森 晃太
89分
三幸 秀稔→ 岸田 和人

警告・退場

71分

イエローカード エデル リマ

89分

イエローカード ドゥドゥ

ヴァンフォーレ甲府 レノファ山口FC

スターティングメンバー

GK 1

河田 晃兵

GK 17

吉満 大介

DF 3

小柳 達司 イエローカード

DF 26

川井 歩

DF 4

山本 英臣 イエローカード イエローカード イエローカード

DF 6

前 貴之 イエローカード イエローカード

DF 6

エデル リマ イエローカード

DF 13

楠本 卓海 イエローカード イエローカード

MF 2

湯澤 聖人

DF 28

石田 崚真

MF 40

小椋 祥平 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 16

高 宇洋

MF 26

佐藤 和弘

MF 5

佐藤 健太郎 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 39

内田 健太 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 29

三幸 秀稔 イエローカード イエローカード イエローカード

FW 11

曽根田 穣 イエローカード イエローカード

FW 8

佐々木 匠 イエローカード

FW 9

ピーター ウタカ イエローカード

FW 38

宮代 大聖

FW 10

ドゥドゥ イエローカード イエローカード イエローカード

FW 24

山下 敬大

サブメンバー

GK 31

岡西 宏祐

GK 50

廣末 陸

DF 22

小出 悠太 イエローカード

DF 15

ドストン イエローカード イエローカード イエローカード

MF 50

田中 佑昌 イエローカード

MF 40

小野原 和哉

MF 21

荒木 翔

MF 10

池上 丈二

MF 14

横谷 繁 イエローカード イエローカード イエローカード

FW 7

田中 パウロ淳一 イエローカード

FW 25

森 晃太 イエローカード

FW 9

岸田 和人 イエローカード

FW 18

佐藤 洸一 イエローカード

FW 19

工藤 壮人 イエローカード

監督

伊藤 彰 霜田 正浩

スタッツ

ヴァンフォーレ甲府 レノファ山口FC
14 シュート 5
7 GK 11
5 CK 4
10 直接FK 13
1 間接FK 1
1 オフサイド 1
0 PK 0

試合総評

明治安田生命J2第28節 『 甲府 0-1 山口 』


『 後半優勢に試合を進めるも、3連勝ならず 』
リーグ戦2連勝、そして2日前は天皇杯でJ1首位のFC東京を下し、乗りに乗っている甲府。うだるような暑さにも勝るような、”燃える”夏季限定ユニフォーム最終戦。第28節は、ホームの中銀スタジアムでレノファ山口FCを迎え撃った甲府だったが、山口の強かさに行先を阻まれた。ここで勝利を挙げていれば更に大きな唸りを生み出せる重要な一戦だったが、惜しくもあと一歩届かず、勝利は手からこぼれ落ちてしまった。

上昇気流に乗っていた甲府だったが、第25節水戸戦の山本選手のドラマチックな同点弾から続いてきた「良い機運」は、今節の勝利まで届かなかった。前半から山口にはポゼッションも先を越され、走りにおいても競り負けしてしまっている状況が続いた。シュート数は甲府14本、山口5本と圧倒していたものの、枠内や絶好のシュートチャンスに振り上げてしまうシーンなどが目立ち、苛立ちや焦りが先行してしまったゲームであったことは否めない。

早々に気持ちを切り替えなければ、他チームの追い上げに飲み込まれてしまう。J2リーグ暫定7位を辛うじてキープできてはいるが、ただただ上を目指すしかない甲府にとって、下を向いている時間は無い。

◆ ◇ ◆

8月に入り、公式戦3連勝中と勢いに乗ってきた甲府。ホーム中銀スタジアムに迎えるのは、現在リーグ16位の山口。現在7位の甲府は、まずはプレーオフ圏内入りを目指すためにも勝ち点を積み上げるとともに、上り調子にブレーキをかけないためにも勝ち切りたい一戦。

第2節では開始3分に相手への積極的なプレッシャーから先制し、5-2と大量得点で勝利をものにした甲府。ハイプレス&サイドからの崩しが予想される山口に対して、いかに甲府の3バックが対応し、前線のウタカ選手、ドゥドゥ選手、曽根田選手が連動しゴールを生み出せるかが見どころとなった。

<前半>
甲府ボールでキックオフ。

試合は序盤から”パスを回してポゼッション率を高め甲府の隙を伺う”山口vs”落ち着いて守り、手数を掛けずカウンターや縦パスでゴールを狙う”甲府という展開になり、甲府が山口に押し込まれる展開が続いた。

先に得点チャンスをつかんだのは山口。前半22分、甲府陣内でパスを繋ぎ、ペナルティエリア正面でボールを収めた山下選手から甲府DFライン裏にふわりとした浮き球が入る。それに反応した宮代選手が甲府DFラインを抜け出し左足を振り抜いた。だがGK河田選手が体を張ってシュートコースを防ぎゴールを守る。

対する甲府は前に出てくる山口に対して手数を掛けずに得点チャンスを量産するが、最後の詰めを欠き得点が奪えない。

前半18分の甲府。カウンターから曽根田選手が山口陣内をドリブルで突破し、左に走り込んだドゥドゥ選手に横パス。ドゥドゥ選手はペナルティラインの左手前からシュートを放つが枠を捉えられない。

前半32分。甲府の右CK。キッカー佐藤和弘選手のゴールニアへのクロスに小椋選手が飛び込みヘディングするが、叩きつけたシュートはわずかにゴール左。

直後の34分には右サイドの佐藤和弘選手がサイドチェンジのロングパスが前線のドゥドゥ選手に通り、ドリブルで前進したのちにゴール正面のウタカ選手に横パスを供給。受けたウタカ選手はシュートを試みるも相手に寄せられこぼれ球に。そこに内田選手が詰めるも相手にブロックされてしまう。

前半終了間際の45分には内田選手からのクロスをペナルティエリア左手前で受けたドゥドゥ選手が胸でトラップし、自らシュートを放つも相手にブロックされてしまう。

得点チャンスは作るものの、山口のディフェンスや最後の詰めの部分で決め切れず、前半をスコアレスで折り返した。


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試合終了後 監督記者会見

 まずは、この暑い中7,500人を超えるサポーターに来ていただいたにも関わらず、勝ちをプレゼント出来なかったことを本当に申し訳なく思っています。
 前半、やはり相手に握られる時間もありましたし、その中で我々はしっかりと守る時間が増えてきた中で、ちょっとしたプレッシャーのかけ方というところはちょっとずれたところもあります。相手も前節3-4-3でやってきた中で今回4-2-3-1や4-1-4-1と改変しながらやってきたところで、我々としては最初の出だしのところでそのプレッシャーのかけ方というところは少し後手に回っていたなと思います。 それを途中から少しずつ改善しながらプレーしていて、前半は0点で凌いでくれたので、後半は特に前線のプレッシャーのところを修正して後半に入ったつもりです。ただ、後半の入り1分、はっきりしたプレーをしなければいけないところで、右サイドのところでボールを失った。我々が繋ごうと思ってやっていたところ、チームとして隙があったかなという感想に尽きます。そこでしっかりとボールを切るだったりとか、最初の1分ですから、はっきりプレーするということを強く言いながら後半に入ったのですが、それが出来なかったのが失点に値するということだったのかなという風に思っています。それを引きずりながらやる中でパワーをかけてやりましたけど、ゴールはこじ開けられなかった。シュートチャンスは出来ていましたけど、最後ネットをこじ開けるところまでプレー出来なかったというところは、私の責任だと思います。けど、自分達がやってきたところが選手が出せなかったというところは、もう一回、最後、負けている時にパワーをかけるところの修正点はもう一回やっていかなければいけないと思います。

Q:途中から山本選手をボランチにあげて4-4-2にしましたが、そこに関しての狙いと評価はいかがですか。
A:4-4-2や4-2-3-1にして、サイドの深いところにランニングで起点をつくるというのが我々のチームとしてのプランでした。そのプランを遂行できなかったというところは、選手に浸透されていなかったということ、この評価というのは僕にも責任がありますし、チームとしてやろうとしていることの積み上げ、これがやはりもうちょっと深くしなければいけないと思っています。選手が出来なかったというところは、基本的には私のトレーニングからの積み上げが良くなかったということだと思います。それをもっともっとしっかりとチームとして出ている選手達もそれを意識してやってもらいたいということはあります。今日は後半に入って追いつくためにプレーをしてましたけど、途中でやはり数人の選手達が自分達の感情とともにプレーをしていたので、ここは反省すべき点だと思いますし、90分しっかりと落ち着いてプレーをしなければ逆転できるものも出来ないかなと。これは選手のせいですし、我々のせいですので、その辺はもうちょっとしっかり落ち着いてプレー出来るようにしたいと思います。

Q:前半の飲水タイム前後の時間に小椋選手と話をしていましたが、前半から何かを変えていこうという意見が選手から出たのですか。
A:選手から出たというよりは、こちらから話をしました。相手のセンターバックに対してウタカの1トップでプレッシャーをかけていて、それがどうしても剥がされる場面が多かったのと、山下選手に湯澤がロックされていることが多かったので、逆に言ったら湯澤がそこから抜け出して一つ前の石田選手にプレッシャーをかけたかったんですけれども、それが難しかったので、そこから少し変えて2トップぎみというか、ドゥドゥの方から少し追い込みを入れながら2センターバックに対してプレッシャーをかけたかったということがありました。それを試合の中で選手達に伝えたところで、上手く伝わっている部分と伝わっていない部分があったので、それを飲水タイムで整理したということです。



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試合データ

試合開始日時 2019年08月17日(土) 18:03
試合会場 山梨中銀スタジアム
主審 高山 啓義
副審 清水 崇之
副審 渡辺 康太
第4の審判員 松澤 慶和
入場者数 7,540人
天候 晴れ、弱風
ピッチ状態 全面良芝 乾燥
気温/湿度 30.1℃/65.0%