GAME
試合結果
選手交代
66分
玉田 圭司→ ビクトル イバルボ
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76分
武岡 優斗→ 小椋 祥平
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69分
カイオ セザール→ 澤田 崇
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80分
ピーター ウタカ→ 佐藤 洸一
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90分+3
吉岡 雅和→ 翁長 聖
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90分+2
曽根田 穣→ 宮崎 純真
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警告・退場
73分
亀川 諒史 |
65分
武岡 優斗 |
スターティングメンバー
GK 30
徳重 健太 |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 13
亀川 諒史 |
DF 3
小柳 達司 |
DF 26
イ サンミン |
DF 22
小出 悠太 |
DF 4
高杉 亮太 |
DF 6
エデル リマ |
DF 2
香川 勇気 |
MF 41
武岡 優斗 |
MF 20
大竹 洋平 |
MF 8
新井 涼平 |
MF 40
カイオ セザール |
MF 26
佐藤 和弘 |
MF 16
吉岡 雅和 |
MF 39
内田 健太 |
MF 15
島田 譲 |
FW 11
曽根田 穣 |
FW 11
玉田 圭司 |
FW 9
ピーター ウタカ |
FW 33
呉屋 大翔 |
FW 10
ドゥドゥ |
サブメンバー
GK 21
富澤 雅也 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 22
徳永 悠平 |
DF 34
今津 佑太 |
MF 19
澤田 崇 |
DF 4
山本 英臣 |
MF 28
翁長 聖 |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 27
新里 涼 |
MF 14
横谷 繁 |
FW 17
長谷川 悠 |
FW 19
宮崎 純真 |
FW 32
ビクトル イバルボ |
FW 18
佐藤 洸一 |
監督
手倉森 誠 | 伊藤 彰 |
試合総評
明治安田生命J2第23節 『 長崎 1-0 甲府 』
『 雨の長崎戦。絶好の決定機を決めれず、長崎の新助っ人イバルボにゴールを許し1−0の惜敗。』
強力な台風5号の接近により開催が危ぶまれたJ2リーグ第23節は、運良く天気も落ち着き予定通りキックオフされた。しかし、始まってみれば11本に渡るシュートチャンスはおろか、愛媛戦に続いて必ずモノにしたい勝ち点3も逃し、手痛い1−0の敗戦となってしまった。頼みの綱の前線3人、ドゥドゥ選手は4本、ウタカ選手2本、曽根田の2本は長崎のネットを揺らすことは無く、新助っ人2人をいきなり出場させてしまった相手に、甲府らしいサッカーで結果を出すことができなかった。
テクニックのあるカイオ・セザール選手。そして重戦車の様なストライカー、ビクトル・イバルボ選手。初対戦となるこの新助っ人2選手に対して様子を伺いながら攻め手を考えあぐねた結果、相手に自信を持たせてしまった。前半から甲府はまさに書いて字の如く、絶好のシュートチャンスやペナルティエリアでのフリーのシーンでもゴールを逃してしまい、中盤からのとても良いプロセスが最後まで形にならず。決定機を逃し続けたツケが、後半89分にやってきてしまった。
いくら良いプロセスやオーガナイズが出来ていたとしても、決定力不足が露呈されてしまった。後半戦を走りきる上で、相当な覚悟を持ってのぞまなければならない。
台風の接近で強い風雨が心配された第23節の長崎戦。試合中に風雨が強まる時間帯はあったものの、幸いなことに試合開催を迎える事ができた。
現在リーグ6位の甲府は、前節の愛媛戦に勝利し連勝への起点を作った。リーグトップの京都とは勝ち点差はわずかに4。その間に4チームがひしめく団子状態で、勝ち点が勝ち点以上の重みを持ってくるだけに、この長崎戦にも勝利し、今後の上位陣との対決で順位の逆転に繋げたい大事な一戦。
甲府は前線にウタカ選手、ドゥドゥ選手、曽根田選手の3枚が戻り、右WBに武岡選手、CBに新井選手といった布陣で長崎線に挑んだ。対する10位の長崎は、補強で入団したカイオ・セザール選手をスタメンに、つい2、3日前に期限付き移籍が発表されたビクトル・イバルボ選手をサブメンバーに入れて甲府戦に挑んできた。
<前半>
甲府ボールでのキックオフ。
まだ試合の流れが落ち着かない状況で、開始2分に甲府は決定機を迎える。
前半2分。左サイドの内田選手からゴール正面に精度の高いクロスが入り、ウタカ選手が胸で落とす。落としたボールに曽根田選手が走り込みシュートを放つも枠を捉える事が出来ない。
逆に前半4分にはセカンドボールの処理を突かれ、長崎に決定機を与えてしまう。
甲府陣内に蹴り込まれたセカンドボールを収めた呉屋選手。甲府DF陣を引き連れ吉岡選手に横パスを入れる。フリーとなった吉岡選手はペナルティエリア正面から左足でミドルシュートを放った。だが放ったシュートは左のゴールポストを直撃。セカンドボールの処理一つで失点を許してしまう危ない場面だった。
その後は一旦流れが落ち着くが、試合の流れは甲府ペースに。前線へのフォアチェックで相手にプレッシャーをかけ、DFラインも上げながら長崎陣内で積極的に攻撃を仕掛け、その後も何度かの決定機を迎える。
前半9分の甲府。リマ選手が左サイドをオーバーラップし、ドリブルでペナルティエリア左に侵入。相手GK徳重選手と1対1になるも、ゴール正面に入ってきたウタカ選手にラストパス。受けたウタカ選手が合わせるもののGK徳重選手のファインセーブに阻まれてしまう。まだ試合開始から10分しか経過していない状況で2度の決定機を逃してしまった。
さらに23分にも甲府は決定機を作る。右サイドの武岡選手から前線の曽根田選手にパスが通り、受けた曽根田選手はDFライン裏に走り込むドゥドゥ選手に絶妙のパスを入れる。受けたドゥドゥ選手はペナルティエリア右からシュートを放つも、シュートは枠を捉えられない。
決定機を多く作った甲府だったが最後の部分で決め切れず、前半をスコアレスで折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:伊藤彰監督
足元が悪い中、長崎まで甲府のファン・サポーターに来ていただいたのに勝ち点を取れなかったことを残念に思っています。そして申し訳なく思っています。
ゲームの流れとしては守備をベースに戦い、ゼロに抑えようというなかで前半危ない場面もあったが、我々の思うような守備もできていましたし、その中でカウンターや繋ぐチャンスがあったので、しっかりと決め切る能力を持ち、最後、ゴールを揺らすところまで持って行かないといけないです。
後半は再度パワーを持って入ろうとしました。最初の10分、15分で数回チャンスがあって、決め切れなかったことが今回の試合を難しくしてしまいました。
守備で最後まで粘り良い状況を作れていたが、、最後クリアした後のラインアップのところでDFのポジションが変わり、ボールに対してラインを上げられなかったかなと思います。自分たちのCBの間が開いてしまったところは凄く悔やまれます。
最後の最後まで集中すること。そこは修正しないといけないです。セットプレーの守備では集中して選手がよくやってくれました。逆にセットプレーで点を取れるように、こういうゲームはそういうところで勝敗が決まると思います。更にクオリティを上げていきたいです。
■質疑応答
■3トップは曽根田穣選手が先発に復帰して、新潟戦以来の3トップに対する評価は?
ゲーム90分を通して、いいコンビネーションができていたと思いましたし、カウンターの脅威になっていました。ゲームコントロールをするなかで、バイタルエリアでしっかり浮いてボールを受けてから運んでいたりしてコンビネーションはある程度できていた。最後、ゴールをネットを揺らすところ慎重になり過ぎたところがあると思うが、足を振る勇気も必要になってくる。
■後半戦はより結果を求めないといけないという話もあったが、ここで勝点を取れなかったことについて?
A苦しい状況になってきたと思うし、ちょっと前の敗戦より我々の守備はしっかりやろうということで最少失点、失点してはいけないですが、ある意味そこで粘れなかったところはプラスαをしていかないといけない。守備のところは全員が90分間の中で戦ってくれた。1本やられているところがあるので、もう少し最後の最後まで集中力を持ってやらないといけない。そうじゃないと勝ち点1も転がってこないことを痛感しています。いきなり5~6点取れて、ゼロで抑えるかという改善できたらいいかもしれないが、一つひとつ守備のところを改善して粘り強くできたらいいと思う。
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