GAME
試合結果
選手交代
62分
横谷 繁→ 曽根田 穣
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60分
野澤 英之→ 山瀬 功治
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81分
ドゥドゥ→ 新井 涼平
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76分
田中 裕人→ 丹羽 詩温
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89分
佐藤 和弘→ 山本 英臣
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81分
吉田 眞紀人→ 有田 光希
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警告・退場
34分
横谷 繁 |
62分
山瀬 功治 |
スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 1
岡本 昌弘 |
DF 3
小柳 達司 |
DF 2
山崎 浩介 |
DF 22
小出 悠太 |
DF 50
ユトリッチ |
DF 6
エデル リマ |
DF 5
前野 貴徳 |
MF 2
湯澤 聖人 |
MF 8
長沼 洋一 |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 16
田中 裕人 |
MF 14
横谷 繁 |
MF 6
野澤 英之 |
MF 39
内田 健太 |
MF 39
下川 陽太 |
FW 26
佐藤 和弘 |
FW 7
近藤 貴司 |
FW 9
ピーター ウタカ |
FW 14
吉田 眞紀人 |
FW 10
ドゥドゥ |
FW 10
神谷 優太 |
サブメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 22
原 裕太郎 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 4
西岡 大輝 |
MF 41
武岡 優斗 |
MF 11
神田 夢実 |
MF 8
新井 涼平 |
MF 33
山瀬 功治 |
MF 11
曽根田 穣 |
FW 9
有田 光希 |
FW 25
森 晃太 |
FW 15
丹羽 詩温 |
FW 18
佐藤 洸一 |
FW 18
西田 剛 |
監督
伊藤 彰 | 川井 健太 |
試合総評
明治安田生命J2第22節 『 甲府 1-0 愛媛 』
『 ”第3クール”は、1-0の勝利で幕開け!鮮烈なドゥドゥ弾で愛媛を引き離す 』
いよいよリーグの折り返し戦となった第22節。愛媛をホーム小瀬で迎えうつ甲府は1−0で勝利をあげた。小瀬での勝ち点3は1ヶ月半ぶり。
J1昇格を頑なに目指す上で今節は非常に重要な一戦となった。順位上の話だけではなく、チームのテンションにも大きく関わってくる。天皇杯での出場を経て、怪我からリーグ戦にも復帰した曽根田選手、そして頼れる右サイドのタフガイ、湯澤選手もスタメンでフルタイムにわたって大活躍し、安定した攻守を見せてくれた。首位チームとの勝ち点差をこれ以上離したくない甲府にとって大きな勝利だ。
佐藤和弘選手の華麗なパスを受け、正面にドリブルで切り込んだ曽根田選手。相手のスキを突き、鋭いターンから放たれたドゥドゥ選手のシュートは見事ゴールに突き刺さった。枠内シュートは8本で終わった甲府だったが、最前線のウタカ選手は絶好のシュートチャンスを度々迎えたものの、相手のGK岡本選手のファインセーブによって防がれてしまう。通常ならば入ってもおかしくないシーンだったが、敵ながらあっぱれ。お互いストロングポイントを出し切った試合だったが、訪れたチャンスを逃さなかったのは甲府だった。今節を振り返ろう。
全42節あるJ2リーグ戦の第22節。後半戦の始まりを現在リーグ6位のVF甲府は、ホーム中銀スタジアムにリーグ17位の愛媛を迎えて行われた。
現在リーグ2連敗中の甲府はワントップにピーター・ウタカ選手、シャドーにドゥドゥ選手、佐藤和弘選手の布陣で挑む。前節の柏戦では2発のゴールを叩き込むものの、敗戦で素直に喜べなかったが、今日こそはホームで勝って、喜びを爆発させたい所だ。
守備面ではここ5試合で11失点を許しているが、怪我で戦線を離れていた湯澤選手が10ヵ月ぶりに戻り、レッドカードで試合に出られなかったGK河田選手も復帰。いかに失点を防ぎ、前線の3人が仕事をできるかをチーム一丸となって創り出し、後半戦の初戦を勝利に結びつけられるかが見どころとなった。
<前半>
小雨が舞う中銀スタジアム。愛媛ボールでのキックオフ。
3-4-2-1のミラーゲームとなった今節はお互いの堅守で中盤のボール争いが激しく、がっぷり四つに組んだ見どころのある試合となった。
遅行からの速攻で甲府の隙を付いてくる愛媛。甲府は時に5-2-2-1の守備を敷き、愛媛の攻撃を防いでいく。攻撃では逆に少ないポゼッションで相手にカウンターを仕掛ける甲府という展開の中で、先に決定機を迎えたのは甲府だった。
前半26分。甲府が愛媛にカウンターを仕掛ける。自陣で小出選手が相手からボールを奪い、リマ選手に繋がる。前を見ながらリマ選手がいれた縦パスにペナルティエリア左サイドでウタカ選手が受け、GK岡本選手と1対1に。ウタカ選手は相手GK岡本選手の脇を抜けるシュートを試みるが好セーブに阻まれる。
前半33分にも甲府は決定機を迎える。左サイドの内田選手からゴールニアのウタカ選手に合わせた精度の高いピンポイントのクロスが入り、ウタカ選手もジャストのタイミングでヘディングを決める。しかしGK岡本選手の好セーブにまたも阻まれてしまった。これは相手GK岡本選手がよく反応したと言うしかないだろう。
甲府は決定機を作るも、その前に立ちはだかるGK岡本選手の守備の前に苦しめられる事になる。
愛媛の決定機は前半29分。ペナルティエリアの左から下川選手がグラウンダーのクロスを供給。ゴール前で張っていた吉田選手が合わせるも、合わせたボールはゴールの上に外れる。合わせるだけで失点となるピンチだったが、ホッと胸をなでおろした瞬間だった。
お互い決定機はあるものの、最後の部分で決め切れず、前半をスコアレスで折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
この雨の中、6,000人のファン・サポーターの皆様方に来ていただいて、ホームで勝てていないゲームが続いていた中で応援してくれたということ、今日勝てたことは本当にファン・サポーターのおかげだと思います。
ゲームの中では、最初の入りというところで、我々は今回絶対に失点をゼロにしようという強い気持ちの中で前半しっかりと入れたと思います。ちょっと押し込まれた部分もありましたけれども、それは想定範囲内で、選手たちがしっかりと守備にパワーをもってプレーしてくれていたと思います。その中でカウンターのところで一本取れれば優位に進められるかなと思っていたのですが。前半しっかりと守れたということが今回の勝因に繋がったのかなと思います。
後半に入って、自分たちの中で少しパワーをもって入ってこれました。その中で、しっかりとロングボールプラスセカンドボールも取れていましたし、サイドからの攻撃というところと後はゲームをコントロールするところ、しっかり45分間で仕留めるというところ、それを選手たちが凄く落ち着いてやってくれたかなと思います。我々は今までセットプレーで取られたり、先制点を取られたりだとか、苦しいゲームが多かったという中で、今日のゲームはメンタルの部分もコンディションの部分、守備の部分も全ての部分でゲームをコントロールすることが出来たと思います。何よりやはり甲府らしい勝ち方が出来たということは次に繋がる一勝だと思います。
Q:得点の場面は、怪我から戻ってきた曽根田選手、ドゥドゥ選手の2人から生まれたゴールでしたが、2人に対する評価はいかがですか。
A:攻撃に関して、彼らのパワーというのは凄くあると思いますし、こうやって後半から出てきても、しっかりとプレーしてくれているので、本当に心強いです。最後の最後でドゥドゥが決めてくれたというのは、本当にチームにとって大きな力を与えてくれたと思います。
Q:守備の部分で無失点に抑えられたというところで、一番大きな理由は何であると考えますか。
A:自分たちが割り切れるところは割り切っていたという、プレーをはっきりしたということは、凄くあると思います。ただ、それだけが要因ではなくて、まだまだ相手のミスに助けられた部分もありますし、そういう面ではもっとゼロで抑えていくクオリティをあげていかないといけないなと思います。クロス対応でしたりとか、不用意なファールがあってフリーキックで危ない場面を作られたところもありますので。そういう面では、不用意なファールを無くしたりとか、しっかり対応するというところ、一つ一つクオリティをあげていかなければいけないと思います。
Q:後半戦のスタートでしたが、後半戦にはどういった目標をもって試合に臨みましたか。
A:後半戦のスタートのところで選手たちに話したのは、クリーンシートのゲームを増やそうということです。今日、それを本当にすごく体現してくれたというのは、先程選手たちにも伝えましたが、素晴らしいと思っています。こういうゲームは次に繋がると思いますし、ある意味後半戦のスタートとして良いスタートがきれたかなと思います。
Q:横谷選手の交代は、どういうところを改善したかったのか、あるいはどういったところにパワーをかけていこうという交代だったのか教えてください。
A:横谷が悪いということではなく、このゲームを勝ち切るための交代です。イエローカードを一枚もらっていた、更にボランチとしてハードにいかなければいけない、そういう中でもう一枚イエローをもらう訳にはいかない。彼が悪いプレーをしていた訳ではなく、ゲームプランとして、やはり退場者を出してはいけない、これは鉄則と言えば鉄則ですので、そこで交代をするというのは理にかなっているということではないですが、イエローをもらっていなければもうちょっと出していたかも知れないですし、ゲームをしっかりゼロで抑えて勝ち切るというところも踏まえた交代です。
Q:後半戦初戦を勝利でスタートしましたが、これからJ1昇格に向けて、数値的な部分でどういった目標をもって試合に臨んでいきますか。
A:一戦一戦戦っていくだけです。数字のことをいっていたらキリがないので、あと20試合の中で、自分達が一つ一つ勝ち上がっていかなければいけない、次のゲームで勝ち点3を取れるように、それを積み上げていったことによって、最後のところで昇格があると思いますので。その目標として、2019年、我々が一番最初にチームを立ち上げた時の勝ち点目標というところは、そのまま継続していきたいと思います。
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