GAME
試合結果
選手交代
64分
松橋 優→ 小柳 達司
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81分
杉本 竜士→ 鈴木 徳真
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81分
横谷 繁→ 宮崎 純真
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84分
河田 篤秀→ 押谷 祐樹
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89分
森 晃太→ 荒木 翔
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89分
野村 直輝→ 表原 玄太
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警告・退場
36分
山本 英臣 |
55分
岩尾 憲 |
80分
森 晃太 |
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90分+5
河田 晃兵 |
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90分+5
小椋 祥平 |
スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 21
梶川 裕嗣 |
DF 41
武岡 優斗 |
DF 2
田向 泰輝 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 5
石井 秀典 |
DF 6
エデル リマ |
DF 3
ヨルディ バイス |
MF 16
松橋 優 |
MF 8
岩尾 憲 |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 32
小西 雄大 |
MF 26
佐藤 和弘 |
MF 11
野村 直輝 |
MF 39
内田 健太 |
MF 7
内田 裕斗 |
FW 14
横谷 繁 |
MF 14
杉本 竜士 |
FW 18
佐藤 洸一 |
MF 15
岸本 武流 |
FW 25
森 晃太 |
FW 9
河田 篤秀 |
サブメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK
森田 凜 |
DF 3
小柳 達司 |
DF 26
秋山 拓也 |
MF 8
新井 涼平 |
MF 23
鈴木 徳真 |
MF 20
後藤 京介 |
MF 17
表原 玄太 |
MF 21
荒木 翔 |
MF 16
渡井 理己 |
FW 19
宮崎 純真 |
MF 13
清武 功暉 |
FW 13
太田 修介 |
FW 47
押谷 祐樹 |
監督
伊藤 彰 | リカルド ロドリゲス |
試合総評
明治安田生命J2第20節 『 甲府 0-1 徳島 』
『 前節大勝の勢いは繋がらず。甲府チャンスを活かしきれず歯がゆい完封負け 』
リーグ戦前半もいよいよ終盤。前節の琉球戦で2−5と気持ちの良い快勝を飾った甲府は、ホーム戦で勝ちを繋げたかったが徳島に0−1の敗戦。12本ものシュートを放ったが、ネットを揺らすことはなかった。(徳島は総合シュート数6本)
今節の結果を持って、順位は4位から6位に後退している。主力のウタカ選手は古巣対決ということで両チームサポーターからの注目も受けていたが、発熱のため欠場。攻守ともに主力の選手を欠いた状態で臨んだ重要なホーム戦で、勝ち点3はおろか1を獲ることも叶わなかった。セットプレー対策をチームとしても取り組んでいる最中、またしても前半に相手FKからのゴールを許してしまった。
試合終了間際には、フリーになった相手のシュートをなんとか凌ごうと対処したGK河田選手が、なんとレッドカードで退場のピンチ。短い時間ではあるが、まさかの守護神不在のATを戦うことになった甲府。試合中オールラウンドに対応していた小柳選手がグローブをはめるというシーンもあった。
あくまでもJ1昇格を目指す命題を背負った上で、これからの後半戦をどう戦うか。
より激しく、険しい道のりを走っていくことになった甲府は、今一度気を引き締めて前を向いて研鑽を積んでいくしかない。
現在リーグ4位の甲府が、3連勝中と勢いに乗る徳島をホーム中銀スタジアムに迎えて行われた第20節。
甲府はここにきてチーム躍進の原動力となっていたピーター・ウタカ選手が体調を崩し大事を取って欠場。代わりに起用されたのは、高さを活かしたポストプレーに自信を持つ佐藤洸一選手。シャドーには前節琉球戦でともに得点をマークした佐藤和弘選手、森晃太選手の布陣で挑む。
甲府としては上位陣(トップの山形とは勝ち点6差、2位の大宮とは2点差)との差を縮め、再び自動昇格圏内入りが狙えるだけに連勝で終えたい一戦。対する徳島も勝てば4連勝とさらに波に乗り、一気に上位陣との差を縮めプレーオフ出場圏内を狙えるだけに落とせない一戦。
試合の見どころは、セットプレーに対する甲府の対応と、攻撃では前の3選手がどれだけ連携して守りの固い徳島相手を掻きまわして得点を収められるか。
試合は徳島ボールで開始。試合開始序盤はゆっくりしたペースで進むが、4バックの徳島はDFラインをじわじわと上げ、サイドからの攻撃で甲府陣内に攻め込んできた。
試合は前半11分に動く。甲府はペナルティエリア右からドリブルで侵入しようとした岸本選手を倒してしまい、セットプレーを与えてしまう。キッカーは小西選手。シュート性のクロスを蹴りいれると、ニアサイドで河田選手がフリックし、ボールがGK河田選手の正面に入る。これはGK河田選手が反応しセーブするが、こぼれ球に反応した岩尾選手に押し込まれ甲府は徳島に先制を許してしまった。
だがその直後から、甲府の攻撃陣にもエンジンがかかり始め、相手陣内で攻める回数が増える。
前半12分の甲府の攻撃。相手GKから出たパスを横谷選手がペナルティエリアの右で奪い、ゴール正面に柔らかいタッチでラストパス、それに後方から走り込んでシュートを放った佐藤和弘選手だったが、シュートが浮いてしまった。
前半21分には、ペナルティエリア手前で小椋選手と森選手がワンツーを決め、最後は小椋選手がミドルシュートを放つものの、これも枠を捉えられない。
その後は、一方的とは言わないまでも徳島ペースの試合展開となる。戻りの早い徳島の前に甲府は攻撃の糸口が見つからず、「ボールを持たされている」状況が目立つ。前線の佐藤洸一選手への縦パスなども影を潜め、前線の3人の連動で相手の守備を崩す展開も見られない。
だが試合終了間際の前半45分+3分に一本の縦パスが通る。DF山本選手が相手DFラインの裏に入れた縦パスに森選手が抜け出し、ペナルティエリア右に侵入。シュートを放つもののこのシュートも枠を捉えられない。
決定機を作るものの最後の部分で決め切れない甲府。前半を0-1と徳島にリードを許し、後半に望みをつなぐ。
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試合終了後 監督記者会見
まず、ファン、サポーターの皆様方が7,000人以上来てくださった中で、残念なゲームになってしまったということ、本当に申し訳ないと思っています。前半の入り最初の10分のところでセットプレーではやられてはいけないという話をして選手を送り出しました。その中で、その10分間の中のセットプレー一本でやられたということ、これは本当に我々がもっともっと見つめ直していかなければならないといけないところ、気持ちの部分も含めて考え直さなければいけないと思っています。
他のところは、前半の途中からしっかりゲームをコントロール出来ていましたし、決定機をつくれましたので、ゲーム内容としてはそんなに悪いゲームではなかったと思います。後半に入っても我々の時間も多かったですし、最後人数をかけて点を取りに行くというところで、ゲームは終わってしまいましたが。
語弊がないようにして欲しいですが、レフェリーのところで本当に統一感があったのかどうか、今日のゲームに対して、その辺は凄く疑問に思うゲームになってしまったと思います。最後のレッドカードというところは、僕の個人的な見解ですが、カバーリングに山本も入っていましたし、ホールディングで倒したかと言えばそうでもないですし、ただ足が引っかかってというところなので、イエローは仕方ないかなと思いますが、レッドというのはちょっときつかったかなと思います。後味が悪いゲームになってしまったなと思います。そうは言っても、その前に我々が一対一にしてしまったというところはしっかりと反省しなければいけないと思います。
Q:無得点に終わって、決定機をつくっていてもゴールを奪えなかったのは、どういった部分が足りなかったと思いますか。
A:一対一を外すとか、ポストに当てるとかそういうところなので、例えば崩しの部分でたまたまそこにいったとか、そういうことであれば足りなかった部分という話になりますが、和弘の一対一もそうですし、クロスから晃太のヘディングもそうですし、いろいろな決定機の中で、形というところ、チームでやろうとしているところは、出たかなと思っています。これはシーズン前半戦の総括になりますが、本当に良いゲームをやりながら決定機で決められないゲームはほとんど負けています。この五敗というのは、そういうゲームがすごくあったので、そこをどう取り組むか、まず最初に先制点というのはこのチームにとっては勝ち点3に値するものになるのかなと。後半戦に向けて、そこの先制点というところ、また失点をしないということは改善しないといけないと思います。
Q:シャドーの選手に怪我人が出ている中で、センターフォワードのウタカ選手がいない影響はありましたか。
A:無いです。洸一も僕の中では信用できる選手ですし、横谷も森晃太も若手ながら成長してきましたし、宮崎純真もチャンスをつくっていましたし、そういう中で総力戦でやっていくというのは今年の最初からあったところなので、ウタカのクオリティでしたり彼の存在感というのはチームにとってみれば大きいものですが、他の出た選手達が今日はしっかりプレーをしてくれた、そこはしっかり評価しないといけないと思います。変わった選手の責任で敗戦ということはなく、敗戦は全て私の責任だと思っています。選手達の今日のプレーはしっかりとしたものであったと思います。
Q:セットプレーの失点が続いていますが、そこを改善するためにはどういった方法がありますか。
A:トレーニングしていくしかないと思います。セットプレーでなんとか勝ち点を取るというチームもありますし、セットプレーに力を入れているチームもあります。そういう中で我々が対応できるようにやっていかなければいけないと思います。しかし、一つ自信がつけば多分変わってくるところだと思いますし、本当に今その段階の途中だと思っていますので、地道に一つ一つ潰しながらやっていくしかないと思います。
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