GAME
試合結果
選手交代
63分
渡部 大輔→ 酒井 宣福
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77分
ドゥドゥ→ ジュニオール バホス
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78分
大前 元紀→ 嶋田 慎太郎
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86分
佐藤 和弘→ 新井 涼平
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88分
茨田 陽生→ 富山 貴光
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警告・退場
18分
ドゥドゥ |
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77分
小柳 達司 |
スターティングメンバー
GK 1
笠原 昂史 |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 13
渡部 大輔 |
DF 41
武岡 優斗 |
DF 4
山越 康平 |
DF 3
小柳 達司 |
DF 2
菊地 光将 |
DF 6
エデル リマ |
DF 6
河面 旺成 |
DF 39
内田 健太 |
DF 17
中村 太亮 |
MF 4
山本 英臣 |
MF 15
大山 啓輔 |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 5
石川 俊輝 |
MF 26
佐藤 和弘 |
MF 8
茨田 陽生 |
FW 14
横谷 繁 |
FW 22
フアンマ デルガド |
FW 10
ドゥドゥ |
FW 10
大前 元紀 |
FW 9
ピーター ウタカ |
サブメンバー
GK 21
塩田 仁史 |
GK 23
岡 大生 |
DF 50
畑尾 大翔 |
DF 34
今津 佑太 |
MF 20
酒井 宣福 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 26
小島 幹敏 |
MF 8
新井 涼平 |
MF 39
嶋田 慎太郎 |
MF 11
曽根田 穣 |
MF 11
ダヴィッド バブンスキー |
FW 29
ジュニオール バホス |
FW 28
富山 貴光 |
FW 18
佐藤 洸一 |
監督
高木 琢也 | 伊藤 彰 |
試合総評
明治安田生命J2第1節 『 大宮 0-0 甲府 』
『 2019シーズンが遂に開幕!2年連続開幕カードの大宮相手にドロー。 』
悔しい幕切れとなった昨シーズンから、監督を含めた布陣が変わり、期待の出来るシーズンが始まった。開幕が待ち遠しい長い長い冬を超え、やっとこの日を迎えることができた。様々な想いを胸に、クラブも、選手も、そしてサポーター・ファンがこの日を迎えられたのは、とても幸せなことだ。
開幕はドロー。2017年のG大阪戦以来のスタートとなった。
お馴染みの甲府戦線に加わった新戦力のピーター・ウタカ選手、小柳選手、横谷選手、武岡選手、内田選手、そして福岡から帰還したドゥドゥ選手が先発した開幕戦。対する大宮アルディージャも監督が新任し、まさにお互い心機一転の布陣の中でJ1復帰への道のスタートラインを踏んだ。
奇しくも昨年の開幕戦と同じくして戦うことになった大宮は、伊藤新監督がかつて指揮した古巣でもあるし、新加入の横谷選手も昨シーズンまでプレーしていたチームでもある。なんとも不思議な縁を感じるが、キックオフの笛は本気の戦いの合図だ。
開幕戦というと、どうしてもチームとして調整が行き届いて居なかったり、慎重な試合となることも珍しくないが、序盤から両チームはアグレッシブな猛攻となった。甲府の昨季からの課題となっていた守備については、新加入の小柳選手と武岡選手も、3年目のエデルリマ選手と奮闘し、よく守り切っていたと言えるだろう。
サイドからのチャレンジなど攻撃面での連携はまだ課題が残っているが、次節からも十分に期待の出来る内容となった。開幕に間に合わなかった新キャプテン、小出選手をピッチで観れなかったのは残念だったが、それを支えたのは山本選手。今季からは副キャプテンとしてチームをサポートしている彼の存在がどれだけ心強かったことか。選手のフィジカルはもちろん、メンタル面でも今年の甲府が豊かな布陣となっていることを早速垣間見ることができた。
気合い十分のリーグ初戦。ドローは言えとても見応えのある試合となった。早速振り返ってみよう。
若干冷たい風が吹くも暖かい日差しが降り注ぐNACK5スタジアム大宮。
奇しくも開幕戦のカードは昨年と同じ相手、同じ場所での大宮アルディージャ戦となった。
試合は大宮のキックオフで2019年開幕戦の幕が切って落とされた。
甲府は11人のスターティングメンバーのうち、ピーター・ウタカ選手、ドゥドゥ選手、内田選手、小柳選手、横谷選手、武岡選手と6名の新メンバーを配して挑む。
前半6分の甲府の攻撃。ドゥドゥ選手からパスを受けた内田選手がペナルティーエリア左からクロスを入れる。そのクロスに横谷選手がヘッドで合わせるもジャストミートは出来ずゴール右に外れた。
さらに前半10分の甲府。ピッチ中盤を細かく繋ぎ、相手ゴール前までボールを運ぶ。最後はこぼれ球にウタカ選手が詰めるものの、シュートまで持ち込めない。
前半28分頃から大宮が主導権を掴む。甲府陣内に入り、DFラインでボールを回しながら甲府の隙を伺う。しかし甲府も守備が隙を与えず、大宮はボールの出しどころがなく、なかなか攻撃に繋げられない。
前半31分にはDFの山本選手が魅せる。ペナルティーエリア内のこぼれ球に反応した茨田選手が詰め寄るが、山本選手がスライディングタックルで果敢にクリア。抜けてしまえばGKと1対1になってしまう場面だっただけに、この守備がもたらした功績は大きい。
前半のアディショナルタイムは1分の表示。直後に甲府が前半最後の攻撃を見せる。
右サイドをドリブルで駆け上がった武岡選手。右サイドの深い位置からドゥドゥ選手にマイナスのパスを送る。受けたドゥドゥ選手は右足を振り抜くが、相手に当たりゴールラインを割った。その直後に前半終了のホイッスル。
両チーム合わせてシュートが4本。まずは相手の出方を伺う試合展開で、前半をスコアレスで折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
甲府のファン・サポーターが3000人弱来てくれて感謝しています。試合内容は開幕戦の堅い内容で前半が過ぎていく中で、後半に入ってボールを握ることができる時間が増えつつ、お互いに決め切れなったことが引き分けに繋がったと思っています。今後アタッキングサードで取らないといけない。もう少し取り組みたい。
――開幕戦で勝点1という結果に対する感想、評価は?
満足はいってないが勝点1は最低限のところ。大宮は昇格を争うチームでナンバー1、2の力を持っているチーム。お互い勝点1は自分の中では及第点かなぁと思います。
――目指すサッカーに対するものはどこまでできたと手応えを感じていますか?
前半にかけては少し硬い入りで、守備ベースというところと、相手のボランチが下りて4バックになってボールを動かしていて、我々はそこにプレッシャーを掛けることができていなかった。後半に入って、少しボランチのところから牽制を入れつつ、相手も3枚で回してきたりということがあったので、我々がプレッシャーを掛けることができて、押し込む時間ができたと思います。その中でボールコントロールができないか、中盤でもう少し落ち着いて回せるような状況を作って、イニシアチブを取ってゲームを進められるとアタッキングサードのところでチャンスを作ることができると思う。この一週間で改善していきたい。
――大宮の手強かったところは?
しっかりオーガナイズされていて、ディフェンスのところは5-4-1で守りつつ、アタックは3-2-5で動かしてきたり、オーガナイズを変えて4-1-5で回してきたりとか、我々にとってみると狙いづらい状況が多々あったと思う。その中で我々は準備をしてきたがそれ以上にボランチの大山君や石川君がゲームをコントロールしながら背後を取られている場面が多々あったので彼らのゲームコントロールは我々にとってすごく難しかった。
――大宮は伊藤監督にとって古巣ですが、この試合にどういう気持ちで臨みましたか?
このクラブで10年以上指導者として育ててもらった恩があるクラブですし、そこに相手チームの監督として戦えたことを光栄に思います。