GAME
試合結果
ヴァンフォーレ甲府
試合終了
3-2
ロアッソ熊本
45分+1 湯澤 聖人 58分 堀米 勇輝 65分 島川 俊郎 |
1 | 前半 | 1 |
14分 坂本 広大 84分 巻 誠一郎 |
2 | 後半 | 1 |
選手交代
72分
島川 俊郎→ 窪田 良
|
59分
坂本 広大→ 水野 晃樹
|
75分
ジネイ→ 金園 英学
|
71分
皆川 佑介→ 巻 誠一郎
|
83分
エデル リマ→ 橋爪 勇樹
|
85分
黒木 晃平→ 片山 奨典
|
警告・退場
スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 30
佐藤 昭大 |
DF 34
今津 佑太 |
DF 13
多々良 敦斗 |
DF 22
小出 悠太 |
DF 6
村上 巧 |
DF 6
エデル リマ |
DF 39
鈴木 翔登 |
MF 18
道渕 諒平 |
MF 14
田中 達也 |
MF 20
島川 俊郎 |
MF 8
上村 周平 |
MF 26
佐藤 和弘 |
MF 32
米原 秀亮 |
MF 2
湯澤 聖人 |
MF 2
黒木 晃平 |
FW 7
堀米 勇輝 |
FW 31
伊東 俊 |
FW 40
小椋 祥平 |
FW 11
皆川 佑介 |
FW 9
ジネイ |
FW 33
坂本 広大 |
サブメンバー
GK 23
岡 大生 |
GK 1
畑 実 |
DF 28
橋爪 勇樹 |
DF 7
片山 奨典 |
DF 35
高野 遼 |
DF 15
青木 剛 |
MF 27
阿部 翔平 |
MF 20
上里 一将 |
MF 5
窪田 良 |
MF 27
中山 雄登 |
MF 24
曽根田 穣 |
MF 50
水野 晃樹 |
FW 17
金園 英学 |
FW 18
巻 誠一郎 |
監督
上野 展裕 | 渋谷 洋樹 |
試合総評
明治安田生命J2第24節 『 甲府 3-2 熊本 』
『 熱帯夜を彩る島川選手殊勲のゴラッソ!! リーグ戦久しぶりのホーム勝ち星!! 』
21日の熊本戦。今節も、うだるような暑さの中銀スタジアムのピッチ。そんな中、厳しい攻防を展開し、甲府は3ー2で勝利した。リーグ戦では5/26の大分戦以来となるホーム戦勝利。熊本の早い段階からの先制点で1点ビハインドの中、見事逆転勝利で幕を閉じた。
最近のゲームで課題となっているディフェンスの裏をかかれた失点パターン。今回も同様に先制点を許してしまったが、そのミスを返上するかの様な怒涛の攻撃ラッシュ。
前半ATには湯澤選手が同点弾を決め、後半からはリフレッシュした形で甲府らしい攻めのスタイルを展開することが出来た。逆転ゴールとなった堀米選手のPKで、一気に加速するヴァンフォーレ。「台所事情が厳しい」と表現されるものの、ピッチで闘う選手たちのプレーからは目が離せない。
現に、試合終了時には41点が積み重なっているJ2の総合得点数では暫定的に首位に立っている。今日のゲームを振り返る。
甲府ボールでキックオフ。
序盤は両チームともセンターライン付近での攻守の入れ替わりが激しい展開が続くが、10分を過ぎるころには若干落ち着いた流れに。
その中で甲府は前線へのフォアチェックと高い位置でのDFライン維持で熊本にプレッシャーを与え続ける。
先にチャンスをつかんだのは甲府。
前半12分。自陣でボールを収めた今津選手から湯澤選手にロングパスが通る。相手DFのチャージを受けつつペナルティエリア手前までドリブルで進み右足を振り抜くも、シュートはゴール上に外れた。
しかし、先制したのは熊本だった。
前半14分。甲府が前線に出したパスをカットされカウンターを受ける。拾った場所から縦パスが入り、皆川選手が甲府のDFラインの裏にいれたパスが田中選手に繋がると、右サイドの田中選手からゴール前に丁寧なグラウンダーのクロスが入る。そこに走り込んできた坂本選手に右足で合され先制を許した。甲府0-1熊本。
前半で追いつきたい甲府。その後相手の守備を突き、何度かチャンスを迎える。
前半28分。甲府のカウンター。
ゴールキックを前線で受けた堀米選手が溜めを作り、左に走り込む佐藤選手にラストパス。佐藤選手が思い切りよく右足を振り抜くも、GK正面でキャッチされてしまう。
前半40分。甲府のチャンス。
堀米選手から前線へのジネイ選手に縦パスが入る。前を向いてダイレクトで右足を振り抜くもシュートはゴール上に外れてしまった。
しかし甲府の攻撃は続く。
そして前半45分+1分。遂に甲府が追いつく。
ペナルティーエリア右手前から佐藤選手がゴール前で粘り粘り、こぼれ球になったところを湯澤選手が右足を振り抜く。シュートは相手DFの足にあたるもゴールネットに突き刺さった。
流れを引き寄せる貴重な同点弾。前半を1-1で折り返す。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:上野展裕監督
総括の前に、6,530人のサポーターの皆様に集まっていただきまして、ありがとうございました。
試合につきましては、カウンターといいますか、前半にカウンターからクロスの所、映像を見てみないと分かりませんが失点をしてしまいまして、その後、練習の成果が出たといいますか、前半の最後に得点をすることができまして、良い状態で後半を迎えることができました。
PKとあと島川の素晴らしいシュートが決まって、選手は良くやってくれたと思います。課題はまだまだありますので、それをまた洗い出して修正をして、間隔は短いですが、次の千葉戦に向けてベストな準備をして臨んでいきたいと思います。以上です。
■質疑応答
■島川選手は怪我をしている中でゴールを決めました。評価はいかがでしょうか。
あんなシュートは見たことないです。本人も言っていましたけど、こんなシュートは決めたことがないと言っていました。彼は怪我を押して、チームのためにやってくれました。一人は皆のためにじゃないですけれど、皆は一人のためにじゃないですけれども、彼が試合に出たい、チームのために頑張りたいという気持ちがあのシュートになったと思いますし、今日の勝利に繋がったんじゃないかなとは思います。
■ホームでは5試合ぶりの勝利となりました。昇格に向けてこの勝利をどのように繋げていきたいですか。
まだ課題も多く、やるべきことも多いです。攻撃の方も、まだまだどんどん構築していかなければならない所があります。新しいメンバーも入ってきます。その中でもう一度、しっかり攻撃も守備も作り直してといいますか、積み上げていって、次の試合に臨んでいきたいと思いますし、この勢いに乗っていきたいなと思います。
■湯澤選手が高い位置を取りゴールを決めましたが、逆に、失点の場面では、湯澤選手が高いラインを取ったスペースを使われていました。守備面と攻撃面の両方にメリット、デメリットがあると思います。失点してもゴールに繋がるプレーを続けたことは監督から見て、どう評価していますか。
切り替えの部分というよりも、自分たちが攻撃になった時に、自分たちのミスからカウンターを招いた所が多かったです。そこを修正したいといいますか、しっかり見て(パスを)出すじゃないですけれども、しっかり修正していきたいなとは思います。切り替えの所も含めて、カウンターを受けないようにリスクマネジメントも含めて対処をしていきたい、課題を克服していきたいなと思います。湯澤のシュートは当たって入りました。でも、思いっきりシュートを打ってよかったなと思います。
■フォアチェックのオンオフの使い分けが今日は良かったと思いましたが、いかがでしょうか。
フォアチェックのオンについては、あんまり今日は目立った良いフォアチェックはできなかったと思います。噛み合わせ、組み合わせといいますか、その中で上手くいかなかった所があります。オフの所については、2点差をつけてからオフになったんですが、結局、1失点してしまってますので、それも含めて、もう少し改善しなければならないことがあると思います。
■金園が入ってから、(フォアチェックの)オンが良かったと思いましたが、いかがでしょうか。
彼だけですので、例えば、ヘディングに勝っても近くにおりませんでしたし、フォアチェックでも皆でボールを取りに行く、前線から奪いに行くという事に関しては、だいぶ持たれて、運ばれて、失点の場面であるように向こうに沢山ゴール前に人を集めさせたなと、クロスを上げさせたなとは思っています。そこは修正していきたいと思います。
■リーグ戦では4試合連続で複数失点となりました。失点を重ねる中で、全体的には同じような課題を抱えているのでしょうか、それとも試合毎に課題は変わっているのでしょうか。
メインの課題はあります。要するにクロスに対してしっかりと体を入れて守備をするという所は修正していきたいなとは思います。
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