GAME
試合結果

浦和レッズ
試合終了
4-1

ヴァンフォーレ甲府
57分 興梠 慎三 60分 武藤 雄樹 83分 李 忠成 90分+2 ラファエル シルバ |
0 | 前半 | 0 |
76分 ドゥドゥ |
4 | 後半 | 1 |
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選手交代
75分
槙野 智章→ 駒井 善成
|
63分
堀米 勇輝→ ドゥドゥ
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80分
武藤 雄樹→ 李 忠成
|
89分
兵働 昭弘→ 保坂 一成
|
83分
宇賀神 友弥→ 那須 大亮
|
89分
新里 亮→ エデル リマ
|
警告・退場
79分
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スターティングメンバー
GK 1
西川 周作 |
GK 23
岡 大生 |
DF 46
森脇 良太 |
DF 8
新井 涼平
|
DF 6
遠藤 航 |
DF 4
山本 英臣
|
DF 5
槙野 智章 |
DF 5
新里 亮 |
MF 24
関根 貴大 |
MF 16
松橋 優 |
MF 16
青木 拓矢
|
MF 40
小椋 祥平 |
MF 22
阿部 勇樹 |
MF 15
兵働 昭弘 |
MF 3
宇賀神 友弥
|
MF 11
堀米 勇輝 |
MF 9
武藤 雄樹 |
MF 14
田中 佑昌 |
MF 30
興梠 慎三 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
FW 8
ラファエル シルバ
|
FW 9
ウイルソン |
サブメンバー
GK 25
榎本 哲也 |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 4
那須 大亮 |
DF 3
畑尾 大翔 |
MF 18
駒井 善成 |
DF 6
エデル リマ |
MF 38
菊池 大介 |
MF 18
道渕 諒平 |
MF 39
矢島 慎也 |
MF 24
曽根田 穣 |
FW 20
李 忠成 |
MF 30
保坂 一成 |
FW 21
ズラタン |
FW 10
ドゥドゥ |
監督
ペトロヴィッチ | 吉田 達磨 |
試合総評
明治安田生命J1 第3節 『 浦和 4-1 甲府 』
『 ミスから失点を重ね、今シーズン最多の4失点。ドゥドゥ選手が一矢報いるも浦和に完敗。 』
後半12分に興梠選手にゴールを許すと、後半15分にも立て続けに失点。甲府はドゥドゥ選手が今季初出場を果たすとウイルソン選手のクロスをゴールにたたき込み、今季初得点をマーク。しかし、その後はミスから2失点を喫し、浦和相手に4-1で敗れた。
開幕6戦で昨シーズンの上位5チームと対戦する甲府。今節も昨シーズン2位の強豪・浦和との対戦となるが、攻守に渡ってハードワークし、勝利を掴みたい。
前節・鹿島戦では、積極的にゴールを狙う鹿島相手に中盤と最終ラインが連係してピンチをしのぐも、後半ミスからピンチを招き、レオ・シルバ選手にミドルシュートを決められ先制を許す。それでも小椋選手や山本選手を中心に集中を切らさずチャンスを伺うと、後半終了間際にペナルティエリア内で道渕選手が倒されPKを獲得。決めれば同点だったが、ウイルソン選手がこのチャンスを決め切れず。結局このまま0-1でホーム開幕戦を勝利で飾ることはできなかった。
今週の練習ではエデル・リマ選手とドゥドゥ選手が揃って紅白戦で汗を流し、今節は2人ともベンチに入った。スターティングメンバ―はGK岡選手、3バックは右から新井選手、山本選手、新里選手、右WBに松橋選手、左WBには橋爪選手。3ボランチは右から小椋選手、兵働選手、田中選手、ツートップには堀米選手とウイルソンが入っている。
浦和はボールを保持して前線に人数をかけて際限なく攻撃を仕掛けてくる。前線には新潟から加入し2試合で3得点と好調を維持しているラファエル・シルバ選手に武藤選手らが控え、精度の高いコンビネーションからゴールを狙ってくる。
浦和について吉田監督は「自分達が行けば取られ、行かなければ仕掛けられる。上手い選手がたくさんいるのでボールを補給することもままならない」とした。そのうえで、「窒息しない(マイボールの時間を作れる)よう、慌てずに浦和の攻撃を切り抜け、その瞬間に切り替えてスピードを高めたい」と話している。
2次キャンプから合流し、調整を進めていたドゥドゥ選手が今節はベンチ入り。途中出場すればウイルソン選手と前線でコンビを組むことが予想されるが、「コミュニケーションは取れているし、練習の中で彼の特徴は理解できている」とコンビネーションに自信を覗かせる。浦和戦では押し込まれる分カウンターが重要となるが、「今年の方が前でプレーする意識が強い。スペースを見つけてカウンターに繋げたい」と意欲を見せた。
ゲーム序盤は浦和のペース。前半6分、ラファエル・シルバ選手が裏に抜け出し、エリア内でシュートを放つ。しかし、GK岡選手が落ち着いてボールをセーブ。前半15分には、左サイドの宇賀神選手がファーサイドに上げたクロスに関根選手がダイレクトで合わせるも、ボールは枠を捉えられない。さらに、前半18分左サイドの関根選手からのクロスにラファエル・シルバ選手がエリア内でヘディングシュートを放つも、GK岡選手がファインセーブ。
陣内でボールを回され波状攻撃に苦しめられる甲府だったが、前半終盤にチャンスを掴む。前半39分、左サイドの深い位置からウイルソン選手が中央にクロスを供給。このボールは浦和DFに処理されファーサイドに流れるも、走り込んだ松橋選手が強烈なシュートを放つ。しかし、このシュートは惜しくもクロスバー直撃。さらに、前半42分にはカウンターから右サイドで堀米選手がボールを持ち上がり、中に切れ込んでシュートを放つも、ボールは浦和DFに弾かれてしまう。得点は奪えないまでも徐々にペースを掴みつつある甲府は後半に勝負をかける…。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:吉田達磨監督
「ACLに出るチームとの3連戦の3つ目の試合でチャンピオンチームといっていいのか分からないが、去年あれだけ勝点を重ねた浦和相手に僕たちも引き分けを狙うというよりも勝つために準備をしてトライした。しかし、力の差スピード感、今日対戦した印象としてはフィジカル、フィットネスというかセカンドボールをマイボールにしてスピードアップを一瞬でしていくところに浦和レッズの凄さを感じました。
前半、そういうものに飲まれた中で自分たちの普段見えているものが見えずにゲームが進んでいきましたが、時間がたつにつれて中盤の守備が少し安定し始めて、最終ラインまで突破されるシーンがほぼなくなった。
後半スタートからツートップを中心に相手のボールに圧力を強めるということで選手のトライがだんだんボールを奪ったり、兵働のところ、前半かなりロスがあったけど、修正してくれていいボールが入るようになった。
段々僕たちの手応えというか、そういうものが試合がオープンになることに繋がったのは、どう捉えていいのか分からない。オープンになることは望んでいなかったけれど、攻撃してどこか薄くなっていけるというところでリスク管理が疎かになるというところがあると思っていた。(浦和の得点は)若干開いた展開の中で僕たちが前半与えなかった大きなスペースを与えたことで生まれたもの。
あとはクロスのシンプルな対応、セカンドボール詰めるというところで浦和の選手は足が止まらなかったけれど、我々はその前段階で、彼らの意識は低いのではなく、前段階で前半フルパワーでやれていたので力が枯れてしまったというか残っていなかった。
4点取られて選手はがっかりした顔して、落ち込んでいますが、僕自身彼らのやれることが増えていくことにいいものを感じているし、選手が日ごろ努力してくれて、昨日までのトレーニングでやったこと、見ようとしたものを最後まで出そうとしてくれたことに彼らの成長を感じる。
これからルヴァンカップ広島戦、大宮戦と続くのでもう少しいい姿をサポーター、山梨の皆さんに見せたいと思います。」