GAME
試合結果
選手交代
83分
ダヴィ→ ドゥドゥ
|
74分
山岸 智→ 黄 誠秀
|
83分
ビリー セレスキー→ マルキーニョス パラナ
|
89分
清本 拓己→ 山口 真司
|
91分
橋爪 勇樹→ 松橋 優
|
91分
姫野 宥弥→ キム ドンウク
|
警告・退場
51分
森 晃太 |
|
100分
田中 佑昌 |
スターティングメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 1
修行 智仁 |
DF 5
新里 亮 |
DF 16
山岸 智 |
DF 3
畑尾 大翔 |
DF 35
ダニエル |
DF 17
津田 琢磨 |
DF 5
鈴木 義宜 |
MF 2
福田 健介 |
DF 6
福森 直也 |
MF 27
ビリー セレスキー |
MF 24
姫野 宥弥 |
MF 20
黒木 聖仁 |
MF 10
松本 昌也 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 15
清本 拓己 |
FW 14
田中 佑昌 |
MF 7
松本 怜 |
FW 25
森 晃太 |
FW 9
後藤 優介 |
FW 9
ダヴィ |
FW 30
吉平 翼 |
サブメンバー
GK 22
岡 大生 |
GK 21
上福元 直人 |
DF 16
松橋 優 |
DF 50
山口 真司 |
MF 6
マルキーニョス パラナ |
MF 8
黄 誠秀 |
MF 7
石原 克哉 |
MF 14
千明 聖典 |
MF 30
保坂 一成 |
FW 38
キム ドンウク |
FW 10
ドゥドゥ |
FW 18
伊佐 耕平 |
FW 26
熊谷 駿 |
FW 11
パウリーニョ |
監督
佐久間 悟 | 片野坂 知宏 |
試合総評
天皇杯2回戦 『 甲府 0-0 大分 』
(6 PK 7)
『 120分間で得点は奪えずPK突入もJ3大分に痛恨の敗北。 』
大分の攻撃をシャットアウトするも、大分ゴールをこじ開けることができずPKに突入。大分の一人目がPK失敗するもその後は決め続け、逆に甲府はドゥドゥ選手、松橋選手が失敗して敗戦。J1シーズンでは初となる天皇杯初戦での敗退となった。
甲府にとっての天皇杯初戦はJ3大分との対戦。
「歴史と伝統ある天皇杯で最低でも去年のベスト16を上回りたい」。前日練習後に佐久間監督はこう取材に答えた。昨年はベスト8をかけて柏と対戦するも、延長後半に失点して敗退した。リーグ戦から離れ、勝敗がJ1残留に関わる年間順位には影響はないものの、下のカテゴリーのチームに負けるわけには行かない。リーグ戦では残り10試合となってから2勝1分けと好調を維持しているが、リーグ戦で作った良い流れを維持するためにも、勝利が欲しい。
スターティングメンバーはGK岡西選手、3バックは右から新里選手、畑尾選手、津田選手、ダブルボランチは黒木選手とビリー セレスキー選手、右WBは福田選手、左WBは橋爪選手。田中選手と森選手のツーシャドーにワントップにはダヴィ選手が入った。
大分は4-4-2を基本フォーメーションとし、攻撃時は2トップが縦関係になり4-2-3-1を形成してサイドバックが高い位置を取り攻撃参加してくる。攻撃陣では吉平翼選手ら裏への飛び出しが得意な選手が揃う。中盤では激しいプレッシャーをかけてボールを奪いゴールを狙ってくるだけに、球際で負けないことが重要となる。
チームの守備の要である山本選手や河田選手、稲垣選手などがメンバーから外れ、松橋選手、ドゥドゥ選手ら攻撃の中心選手もベンチスタートとなるなど、リーグ戦から大きくメンバーを入れ替えて臨む一戦。橋爪選手も「相手もJ1にいたチームだし、ダラっとした試合をしたら絶対にやられる。みんなで気を引き締めてやらないといけない。全体が底上げができないとチームの残留に向けて勢いもつかない」と話し、必勝を期す。
リーグ戦に向けてチャンスを掴もうともがく選手達にとって天皇杯は絶好のアピールの機会ともなる。畑尾選手は「サイドからのクロスの対策では僕のストロングポイントが出せる。自分が入ってあいつの頭に当たるなっていう印象が残れば、今後のリーグ戦でもチャンスに繋がる」と思いを表し、岡西選手もPKには自信を見せながら、「トーナメントなので、僕のプレーというよりは勝つことが大事。勝つことが前提で、どれだけチームに貢献できるかが評価に繋がってくる」と気を引き締めた。
序盤はなかなかシュートを打ち切れない甲府。逆に大分は前半15分、右サイドの清本選手が中央にドリブルで切れ込んでペナルティエリア手前からシュートを放つ。しかし、ゴールには結びつかない。甲府は前半23分に新里選手がペナルティエリア右手前からミドルシュート。しかし、ボールはバーの上に外れる。
甲府は前半27分、左CKの流れから橋爪選手のクロスにファーサイドで津田選手が頭で合わせるも、ボールは枠の外。前半31分にはビリー セレスキー選手がペナルティエリア内にグラウンダーのパスを供給。これに反応したダヴィ選手がボールを受けてドリブルで持ち込みシュートを放つも、GKに阻まれてしまう。前半は落ち着いた試合展開となり、試合は後半へ。
後半4分、ペナルティエリア右でFKを獲得すると、福田選手が中央にクロスを供給。これは大分DFに弾かれるもセカンドボールを拾った黒木選手がそのままシュートを放つ。しかし、ボールはバーの上。
なかなかゴールをこじ開けられない甲府に対し、大分が主導権を握る。後半16分、ペナルティエリア内で後藤選手がパスを受け、反転してシュートを放つ。しかし、ボールは枠を捉えられない。後半20分には山岸選手のグラウンダーのパスに清本選手がディフェンスラインの裏に抜け出し、マイナス気味にクロスを供給。これに後藤選手が走りこんでシュートを放つも、ボールは甲府DFが弾き返す。
甲府は後半38分にダヴィ選手に代えてドゥドゥ選手、ビリー セレスキー選手に代えてマルキーニョス パラナ選手をピッチに送り出す。すると後半44分、マルキーニョス パラナ選手がペナルティエリア内にグラウンダーのパスを供給。これを森選手がヒールで繋ぎ、ドゥドゥ選手がボールを受けるも、大分DFに弾かれる。さらにセカンドボールを橋爪選手が拾って中央に持ち込みシュートを放つも、大分DFに阻まれてしまう。前後半90分を終えても決着がつかず、勝負は延長戦に突入する…。
※この続きは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合総評』メニュー(有料)をご覧ください。
ご加入方法はこちらです。
試合終了後 監督記者会見
集まって頂いたサポーターの皆さんに申し訳ない気持ちです。また、日頃からそうですが、万全の準備をして頂いている山梨県サッカー協会の主管試合である歴史ある天皇杯初戦にこのような結果になってしまい非常に残念です。
私自身、2007年、2011年、昨年・今年と監督をしていますが、2007年(大宮時代)にも確か横浜FCだったと思いますが、天皇杯初戦で敗れてしまいました。久しぶりにJ1のチームとして敗退してしまいました。簡単に敗退してしまい同じカテゴリーであるJ1のクラブに対しても申し訳なく思っております。
ただ、選手は120分、大分さんの選手もそうですが、暑い中頑張ってくれました。ダヴィも75分使うことができ、交代する選手も次の週末のリーグ戦に備えてある程度コンディションを意識しながら試合をすることができました。大きな怪我は無かったと思いますが、ただ橋爪選手はウォーミングアップの時に違和感を覚え、本当は45分で交代させたかったのですが、延長戦に入ったところで交代させました。ゴールキーパー含めて最後の最後まで選手は頑張ってくれたと思います。今日の内容でしかもPK戦までになって、一番チームで頼りにしているドゥドゥが外してしまいましたが、彼が居なければなかなか得点はできません。J3相手でもPKとは言え、彼が決めなければ勝つチャンスはないのかなということを痛感しました。
ただ、リーグ戦に集中できる環境は整いました。(仮に勝っていれば)次回、22日に清水戦のあとリーグ戦ということでしたが、3回戦に進出することはできませんでしたが、全員のパフォーマンスを検証する必要はありますが、残りのリーグ戦に100%集中する状況になった訳ですから、トレーニングをしっかりして目標を達したいと思っています。