GAME
試合結果
選手交代
30分
森 晃太→ 橋爪 勇樹
|
66分
キリノ→ 端戸 仁
|
72分
柴村 直弥→ ビリー セレスキー
|
74分
山田 直輝→ 大竹 洋平
|
80分
チュカ→ クリスティアーノ
|
79分
下田 北斗→ 高山 薫
|
警告・退場
16分
藤田 征也 |
|
32分
山田 直輝 |
|
51分
岡本 拓也 |
スターティングメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 1
村山 智彦 |
DF 29
渡邉 将基 |
DF 36
岡本 拓也 |
DF 3
畑尾 大翔 |
DF 4
アンドレ バイア |
DF 5
新里 亮 |
DF 24
奈良輪 雄太 |
MF 2
福田 健介 |
MF 14
藤田 征也 |
MF 23
稲垣 祥 |
MF 28
神谷 優太 |
MF 24
柴村 直弥 |
MF 32
齊藤 未月 |
MF 16
松橋 優 |
MF 8
山田 直輝 |
FW 13
河本 明人 |
FW 9
キリノ |
FW 11
チュカ |
FW 11
藤田 祥史 |
FW 25
森 晃太 |
FW 22
下田 北斗 |
サブメンバー
GK 22
岡 大生 |
GK 25
タンドウ ベラピ |
DF 17
津田 琢磨 |
MF 7
大竹 洋平 |
DF 41
土屋 征夫 |
MF 10
菊池 大介 |
MF 27
ビリー セレスキー |
MF 16
石川 俊輝 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
FW 17
端戸 仁 |
FW 10
クリスティアーノ |
FW 19
大槻 周平 |
FW 26
熊谷 駿 |
FW 23
高山 薫 |
監督
佐久間 悟 | チョウ キジェ |
試合総評
ヤマザキナビスコカップグループステージ 第6節 『 甲府 1-0 湘南 』
『 河本選手の今季初ゴールで勝ち越し。守備では8戦ぶりの0封で堅守復活に光を見出す!! 』
守備重視のチーム戦術に立ち返った甲府が若手中心の湘南相手にゴールを許さず、後半CKから河本選手が押し込んで勝ち越し。10戦ぶりの勝利でリーグ戦に勢いを付けた。
ヤマザキナビスコカップGS第6節。グループステージ敗退が決まっている甲府にとって最終戦となる今節は、Aグループ3位につける湘南をホームに迎える。
甲府はここまでリーグ戦13節を終えてリーグワーストタイの22失点を喫し、昨年のチームを支えた「堅守」に綻びを見せている。今年のチームは両WBが高い位置を取りながらボールを奪ってショートカウンターを狙うチーム戦術を採用。総得点は16と昨年の同時期に比べて10点も増えているが、失点を食い止めることができずに勝利数は2と勝ち切れていないのが現状だ。
佐久間監督はこうした状況に対し、昨年までの守備重視の戦術に立ち返ることを決断。試合前の練習でも「シンプルイズベストじゃないが、蹴って走って守って、90分間守り続けることに立ち返る必要がある。ここからは思い切って何かをやっていかないと状況が変わらない」と話し、ナビスコカップ最終戦の今節からもう一度堅守を作り上げると決意を示した。
新たなチーム戦術の試金石となる今節のスターティングメンバ―は、GK岡西選手、CBは右から渡邉選手、畑尾選手、新里選手、ダブルボランチに稲垣選手、柴村選手、右WBに福田選手、左WBには松橋選手。森選手、河本選手のツーシャドーに、ワントップにはチュカ選手が起用された。
湘南はグループステージ突破に向けて負けられない一戦となる。甲府は今シーズン、リーグ戦で3-1で勝利しているが、走力と豊富な運動量を武器に前線から激しいプレスをかけて、素早い切り替えからゴールに迫る湘南の攻撃をいかに抑えられるかが勝負を分けるポイントとなる。
10戦勝ち星のない甲府にとってリーグ戦に向けて勢いをつけるためにもホームで勝利が欲しいところ。“原点回帰”で勝利を掴むことができるか―。
前半立ち上がりは甲府がペースを掴む。前半5分、ペナルティエリア左でFKを獲得すると、福田選手の中央へのクロスにチュカ選手が飛び込むも合わせきれず、セカンドボールを拾った森選手がシュートを放つが、ここも湘南DFに弾かれてしまう。前半17分には中盤で奪ったボールを森選手が右サイドの深い位置へ配球。これにチュカ選手が追いつき、クロスを供給するも河本選手には合わない。
前半21分、湘南の下田選手がペナルティエリア右脇でボールを得ると、ゴール前にドリブルで進入しグラウンダーのクロスを供給。これにフリーの山田選手が右足で合わせるも、ここはGK岡西選手がファインセーブを見せる。
甲府はブロックを敷いて安定した守備をしていたが、そんな中アクシデントが起きる。森選手が相手との接触で足を痛めピッチの外へ。一度はピッチに戻ったものの前半30分で橋爪選手と交代となる。
前半45分、松橋選手が左サイドを突破してペナルティエリア左に進入してシュートを放つも、ボールはゴール左に外れてしまう。お互いに得点は奪えないまま、試合は勝負の後半へ…。
※この続きは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合総評』メニュー(有料)をご覧ください。
ご加入方法はこちらです。
試合終了後 監督記者会見
ナビスコカップは既に予選敗退が決まっている状況で、試合前に選手には2つのことを強く言いました。まず、予選敗退が決まっている我々と、予選突破の可能性がある湘南とが対戦した場合、仮に測定器があるのであれば、モチベーションとすれば一般論としては湘南が勝つと言わざるを得ない。しかしながら、(公式戦でしばらく勝っていない)チームの状況を考えると、我々はプロとして、職業としてサッカーを選んだプロフェッショナルとして、高いプライドを持ってプレーに臨んでもらいたいと言いました。そういう気持ちを持っている集団だと僕は信じたいですし、選手には心の中の思いを試合で表現して欲しいと強く伝えました。
2つ目は、私は会社の立場は副社長なので、平日のナイトゲームかつ予選敗退が決まっている中で、果たして何人のお客さんが足を運んで頂けるのかなということでした。見放されているというか、愛想をつかされている状況にもしなっているとしたら寂しいかなと。ただ選手には、今日足を運んでくださるお客さまは、我々が苦しい状況でも一緒に戦おうと言ってくださるサポーターの皆さんなので、その想いをくんで、試合の入りから牙を剥いて戦おうと伝えました。
試合の内容とは関係なく抽象論になって(取材されている)皆様には申し訳ないのですが、90分間、攻守に渡って、失点しないこと、精度はまだまだだがカウンターすること、粘り強く戦うこと、一点をもぎ取ること、名古屋戦で駄目だった最後の時間の使い方など、選手には高いモチベーションで最後まで戦ってくれました。また、こういう試合を最後まで見守ってくれたお客様には心から感謝申し上げます。
これで公式戦の連敗から勝ちを拾うことができました。準備する期間も少なく、また残念ながら森も暫くピッチに立てない可能性もありますが、次の鹿島戦も含めて頑張っていきたいと思っています。また、現状でいうと、私が監督に就任した昨年と同じで1勝1敗でいかないと残留が厳しいと思ってますので、現実的なところからまた頑張っていきます。