GAME
試合結果
選手交代
46分
畑尾 大翔→ 福田 健介
|
69分
柏木 陽介→ 青木 拓矢
|
46分
黒木 聖仁→ 保坂 一成
|
72分
武藤 雄樹→ 石原 直樹
|
58分
河本 明人→ 森 晃太
|
77分
李 忠成→ ズラタン
|
警告・退場
スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 1
西川 周作 |
DF 16
松橋 優 |
DF 46
森脇 良太 |
DF 8
新井 涼平 |
DF 4
那須 大亮 |
DF 3
畑尾 大翔 |
DF 5
槙野 智章 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 24
関根 貴大 |
MF 6
マルキーニョス パラナ |
MF 10
柏木 陽介 |
MF 20
黒木 聖仁 |
MF 22
阿部 勇樹 |
MF 14
田中 佑昌 |
MF 3
宇賀神 友弥 |
FW 23
稲垣 祥 |
MF 13
高木 俊幸 |
FW 13
河本 明人 |
MF 9
武藤 雄樹 |
FW 10
ドゥドゥ |
FW 20
李 忠成 |
サブメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 15
大谷 幸輝 |
DF 17
津田 琢磨 |
DF 2
加賀 健一 |
MF 2
福田 健介 |
MF 7
梅崎 司 |
MF 7
石原 克哉 |
MF 16
青木 拓矢 |
MF 30
保坂 一成 |
MF 18
駒井 善成 |
FW 19
盛田 剛平 |
FW 11
石原 直樹 |
FW 25
森 晃太 |
FW 21
ズラタン |
監督
佐久間 悟 | ペトロヴィッチ |
試合総評
明治安田生命J1 2ndステージ 第6節 『 甲府 0-2 浦和 』
『 注意していたサイド攻撃から2失点。ドゥドゥ選手も封じられ強敵から勝ち点の積み上げはできず。 』
攻撃の軸である興梠選手を欠く浦和相手にサイドを攻略されクロスから2失点。2戦連続ゴール中のドゥドゥ選手も徹底的なマークに遭いチャンスは作れず、ビッグクラブ相手に勝ち点を積み上げることはできなかった。
2016夏季限定ユニフォームを身に着け迎えるビッグクラブ浦和との対戦。勝利の歓喜と共に「輝く夜空」をホーム・山梨中銀スタジアムに響かせたい。
残留争いのライバル同士の対決となった前節・名古屋戦。試合開始からわずか11分で河本選手の技ありのクロスを稲垣選手が体で押し込み先制。名古屋の攻撃が停滞する中、0-1での勝利が頭をよぎったものの、後半17分にFKの流れから酒井選手にヘディングシュートを決められ同点。しかし、後半30分に名古屋DFのクリアミスのボールを奪ったドゥドゥ選手が落ち着いてゴールに流し込むと、わずか2分後の後半32分に稲垣選手のクロスに田中選手がフリーで合わせて1-3。名古屋から勝ち点3をもぎ取り降格圏から脱した。
前節8試合ぶりに戦列復帰した山本選手が再び右足を痛めてメンバーから外れた。また土屋選手も足に張りを訴え、今節は試合を回避している。スターティングメンバーはGK河田選手、3バックは右から橋爪選手、新井選手、畑尾選手、黒木選手、マルキーニョス パラナ選手のダブルボランチに、右WBに田中選手、左WBには松橋選手。稲垣選手、河本選手のツーシャドーに、ワントップにはドゥドゥ選手が入った。
浦和は、リオ五輪日本代表に攻守の要である興梠選手と遠藤選手が選ばれ、前節からチームを離れている。それでも李忠成選手や柏木選手らのタレントが揃い、前節1stステージ王者の鹿島相手に2-1で勝利し好調を維持している。
前回対戦ではディフェンスライン前の狭いスペースを細かいパス回しで崩され2失点している。しかし、今節は興梠選手が抜けた分ショートコンビネーションの脅威は減ったが、李選手らが揃う分高さには注意が必要。両サイドから高い精度のクロスが供給されるため、サイドの攻防で負けないことが重要となる。
今節3バックを組んだのは畑尾選手、新井選手、橋爪選手の25歳の3人。プライベートでも仲の良い3人だが、バックラインで3人が並ぶのは初めてのこと。それでも山本選手や土屋選手を怪我で欠く中、「クラブが厳しいときにあの年代の選手達が頑張って欲しい」と佐久間監督は期待を寄せている。新井選手は「僕の考えを伝えやすいメンバーなので、浦和の攻撃に対しての守り方を見せられるはず」と自信を覗かせ、ジャイアントキリングに静かに闘志を燃やす。
甲府は前半3分、左サイドの高い位置で自陣からのボールをドゥドゥ選手がキープし、後ろから上がってきた松橋選手にパス。ボールを受けた松橋選手がドリブルでエリア内に進入しシュートを放つも、浦和DFにクリアされてしまう。前半10分には右サイドでボールを受けた稲垣選手が河本選手にパスを供給。河本選手がドリブルで持ち上がってペナルティエリア手前右からシュートを放つも、浦和DFにクリアされてしまう。
逆に浦和は前半14分、左サイドで宇賀神選手がドリブルで持ち上がり、田中選手と競りながら中央にクロスを供給し、ファーサイドで武藤選手がフリーで頭で合わせる。ボールはGK河田選手が触るもそのままゴールに流れ込んでしまう。甲府は4戦ぶりに先制点を許してしまう。
甲府は松橋選手と田中選手の両WBの位置を入れ替え、さらに畑尾選手を右ストッパー、橋爪選手を左ストッパーに変更する。前半37分、自陣の畑尾選手からのロングボールに左サイドの松橋選手が反応。浦和DFと競りながら深い位置まで走るもボールを収めることはできない。前半41分には、河本選手がペナルティアーク付近からミドルシュートを試みるも浦和DFに弾かれてしまう。
すると前半終了間際の45分、左サイドを宇賀神選手がドリブルで持ち上がり、スルーパスを供給。これに反応した高木選手がボールを収めて甲府DFを振り切って中央にクロスを供給すると、ファーサイドで李選手が左足でボレーシュートを放ち、ボールはネットに…。
※この続きは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合総評』メニュー(有料)をご覧ください。
ご加入方法はこちらです。
試合終了後 監督記者会見
山梨の地に来て頂いた多くの浦和サポーターをはじめ、多くの甲府サポーターが足を運んで頂いて感謝します。ペトロヴィッチ監督は多くのことをお話したと思いますが、私は「敗軍の将、兵を語らず」ではないですが、この世界「勝てば官軍」ですので、多くを語る必要はないと思っております。
前回の1stステージの対戦ではレッズさんに少しボールを持たせることを考えていたのですが、今回の対戦ではペトロヴィッチサッカーの象徴である興梠選手がオリンピックメンバーに選ばれていて居なかったので、バイタルエリアはそんなに攻略されることはないと思っていました。やられるのであれば、サイドから突破されてクロスボールからかなと思っており、そのとおりの前半の2失点でした。クロスボール対策としてメンバーも選んでいましたが、結果的には効果的ではなかったと言わざるを得ないと思っています。前半は、ホームですし、パラナを入れて構成力を高めてボールを少し動かそうとしたのですが、中盤とセンターバックのところから予想以上にボールが動かせず、バックラインに入っても脅威にならなかったので、途中、松橋選手を右に持っていったのですが、浦和さんとすれば、そうれほど労を要しない前半だったかと思います。私も反省しないといけないと思います。
後半は0-2でしたから、ホームですし点を取ろうとしました。元々、今日の試合は前半0-0でいって、どこかのタイミングで福田選手を使って、ドゥドゥ選手を中心に点をとって1-0で勝ちたいなと思っていたのですが、後半、あと一歩抜け出せばチャンスだったかなという場面もあったのですが、そこは浦和さんの老練さ、経験値に上手く抑えられたかなと思います。前節の勝利を活かして、レッズさんが相手だからということではなく、何とか勝点を取りたかったのですが、非常に残念です。