GAME
試合結果
選手交代
61分
イ スンヒ→ 明神 智和
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64分
河本 明人→ 田中 佑昌
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70分
古林 将太→ 矢田 旭
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83分
松橋 優→ 畑尾 大翔
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83分
磯村 亮太→ 野田 隆之介
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87分
マルキーニョス パラナ→ 石原 克哉
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警告・退場
18分
古林 将太 |
66分
山本 英臣 |
36分
イ スンヒ |
スターティングメンバー
GK 1
楢崎 正剛 |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 19
矢野 貴章 |
DF 41
土屋 征夫 |
DF 5
大武 峻 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 36
酒井 隆介 |
DF 8
新井 涼平 |
DF 33
安田 理大 |
MF 16
松橋 優 |
MF 6
古林 将太 |
MF 6
マルキーニョス パラナ |
MF 15
イ スンヒ |
MF 20
黒木 聖仁 |
MF 13
磯村 亮太 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 11
永井 謙佑 |
FW 23
稲垣 祥 |
MF 29
和泉 竜司 |
FW 13
河本 明人 |
FW 9
シモビッチ |
FW 10
ドゥドゥ |
サブメンバー
GK 16
武田 洋平 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 2
竹内 彬 |
DF 3
畑尾 大翔 |
MF 17
明神 智和 |
DF 17
津田 琢磨 |
MF 20
矢田 旭 |
MF 2
福田 健介 |
FW 18
野田 隆之介 |
MF 7
石原 克哉 |
FW 22
小屋松 知哉 |
FW 14
田中 佑昌 |
FW 27
杉森 考起 |
FW 25
森 晃太 |
監督
小倉 隆史 | 佐久間 悟 |
試合総評
明治安田生命J1 2ndステージ 第5節 『 名古屋 1-3 甲府 』
『 ドゥドゥ選手の2戦連続のゴールで勝ち越し田中選手のゴールでダメ押し!!名古屋相手に3得点で負けられない戦いを制し、勝点3を得る。 』
前半早い時間帯で稲垣選手のゴールで先制するも、後半セットプレーからの流れで同点に追いつかれるも、ドゥドゥ選手が前線でボールを奪って放ったシュートが決まり勝ち越し。さらに田中選手のダメ押しゴールが決まり名古屋に1-3で勝利。残留争いのライバル相手に貴重な勝点3を得た。
1stステージ王者の鹿島相手に3得点で勝ち点1を掴んだ前節。いい流れを継続し、残留争いのライバル相手に勝利が欲しい。
前節鹿島戦では、前半3分に稲垣選手がゴール前の混戦からオープニングゴールを挙げたが、わずか3分後に杉本選手にゴールを決められ同点。さらに前半、鹿島に1点を奪われビハインドで後半を迎えるも、後半開始直後の5分にFKから橋爪選手のクロスに黒木選手が頭で合わせて移籍後初ゴール。さらに後半24分にはドゥドゥ選手が華麗なボールタッチで2人をかわすと狙い澄ましたコントロールシュートで1点を奪う。しかし、一瞬の隙を突かれて失点し結局3-3で鹿島から勝ち点1を得た。
甲府はチームの大黒柱の山本英臣選手が怪我から復帰。また、昨年もボランチとしてチームを残留に導いたマルキーニョス パラナ選手が加入した。今節のスターティングメンバ―は、GK河田選手、3バックは右から土屋選手、山本選手、新井選手、マルキーニョス パラナ選手と黒木選手のダブルボランチに、右WBに松橋選手、左WBに橋爪選手。前線は稲垣選手、河本選手のツーシャドーにワントップはドゥドゥ選手が入った。
名古屋との前回対戦では2点を先制するも、試合終盤にロングボールを多用するシンプルな攻撃から名古屋に2点を奪われ2-2で引き分けた。前線のシモビッチ選手の高さは依然として脅威で、さらにスピードのある永井選手や古林選手らが積極的に攻撃に絡んでくる。選手の個の力が高いチームなだけに、「割り切った戦い」をされると失点のリスクは高くなる。
名古屋が前線に人数をかけて攻撃してくる分、甲府はその裏のスペースを上手く使えるかがポイントになる。名古屋はスターティングポジションを4-4-2としているが、「4トップ2ボランチ」の状態となり前線とバックラインで2極化する傾向がある。特に左SBの安田選手が積極的に高い位置を取る分、バイタルエリアでドゥドゥ選手やシャドーの2人がコンビネーションを使えれば名古屋の守備を打開することはできるはず。
前節3-3で鹿島と分け、得点力では成果を得た反面、依然として失点が多く守備では課題を残している。今節から戦列に復帰した山本選手は守備において「労を惜しむ選手が出てきてしまった」と問題点を指摘したうえで、「見た人が納得するように基礎的な部分は大事にしないといけない」と話す。基本に立ち返り堅守を取り戻し、強力な攻撃陣を持つ名古屋を封じ込めたい。
前半10分、自陣からのロングボールを右サイドのドゥドゥ選手が相手と競りながら足元に収め、ドリブルで持ち上がり遠目からシュートを放つもボールは大きく枠を外れる。それでも前半11分、左サイドの河本選手がカットインして中央にクロスを供給。これに反応した稲垣選手が体で押し込み先制。稲垣選手の2試合連続ゴールで甲府が先制点を得る。
名古屋は前半27分、ペナルティアーク付近でシモビッチ選手が浮き球のパスを胸で受け、反転して右足でシュートを放つも甲府DFがクリア。前半37分にも右サイドの古林選手がフリーでボールを受けてファーサイドにクロスを供給。これに反応したシモビッチ選手が頭で合わせ、こぼれ球を自ら右足で押し込もうとするも、GK河田選手がボールをキャッチし、難を逃れる。
名古屋は前線のシモビッチ選手をターゲットにしたロングボールやサイドからのクロスボールで攻撃を組み立て、前半だけでシモビッチ選手が放ったシュートは5本。しかし、GK河田選手と甲府DF陣が踏ん張りゴールを割らせず、0-1でリードしたままゲームは後半へ…。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:佐久間悟監督
「アウェーの地ですが多くのサポーターが来てくれたことに感謝したい。チームはひどい成績でサポーターの皆さんも下を向いてしまうような状況だと思いますが、それでも顔を上げて応援してくれたことが嬉しい。名古屋のここ数試合の戦いを分析して、前半はシモビッチ選手の高さ、永井選手のカウンターの脅威、前回の対戦は出場していなかったと思うが安田選手の精度の高いクロス、最後は矢野選手がサイドから入ってくるという戦い方。
改めて思うが、チームとしての戦術があって監督がどんなにやっても上向きにならないこともあって、名古屋も甲府も同じような状況だろうと思っていた。ただ、この強さでいうと我々からすると鹿島、G大阪、名古屋は日本を代表するようなクラブで羨むような個のクオリティがある。我々としては、この個で決着をつけられないように何とか粘り強く守備をして、頑張って、数少ないチャンスをモノにするということ。前半はそれで1点を取れてよかった。
ただ、それほど名古屋さんの攻撃を強い脅威とは感じられなかった。このまま1-0のまま終わるかと思っていたが、ウチも残念ながら判断ミスで(名古屋の同点ゴールが)入ってしまった。入った瞬間はついてないと思った。1stステージもアンラッキーのようなシュートを決められて今日も同じかと思ったが、選手が頑張ってくれた。
名古屋は分析したとおりに中盤のサイドにスペースがあって、サイドを攻略して折り返すとおそらく決めてくれると思っていたが、選手はそれをやってくれた。ドゥドゥが何度も相手のCB、特に大武選手とスプリントをして疲弊させた。最後は相手がミスをした。勝点3を取れたことは嬉しいが、まだまだ厳しい状況が続く。クラブは残念で寂しいことがあったが、総意としてクラブは重いものを背負って進んでいく。」