試合結果

5.14 (土) 18:34

2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第12節

HOME 山梨中銀スタジアム

ヴァンフォーレ甲府

試合終了

2-2

名古屋グランパス

49分 田中 佑昌
68分 松橋 優
0 前半 0 80分 シモビッチ
90分+2 古林 将太
2 後半 2
ヴァンフォーレ甲府 名古屋グランパス

選手交代

58分
熊谷 駿→ 森 晃太
59分
野田 隆之介→ 古林 将太
66分
河本 明人→ 保坂 一成
70分
矢田 旭→ 川又 堅碁
72分
土屋 征夫→ 津田 琢磨
90分+1
高橋 諒→ 大武 峻

警告・退場

21分

イエローカード 熊谷 駿

14分

イエローカード シモビッチ

57分

イエローカード 矢野 貴章

ヴァンフォーレ甲府 名古屋グランパス

スターティングメンバー

GK 1

河田 晃兵

GK 16

武田 洋平

DF 41

土屋 征夫

DF 19

矢野 貴章 イエローカード

DF 4

山本 英臣 イエローカード

DF 3

オーマン イエローカード イエローカード

DF 3

畑尾 大翔

DF 2

竹内 彬 イエローカード イエローカード

MF 16

松橋 優 イエローカード イエローカード

DF 24

高橋 諒

MF 23

稲垣 祥 イエローカード イエローカード

MF 18

野田 隆之介

MF 20

黒木 聖仁 イエローカード

MF 15

イ スンヒ

MF 14

田中 佑昌

MF 7

田口 泰士

FW 13

河本 明人 イエローカード

MF 11

永井 謙佑 イエローカード

FW 26

熊谷 駿

MF 20

矢田 旭

FW 10

クリスティアーノ イエローカード

FW 9

シモビッチ

サブメンバー

GK 31

岡西 宏祐

GK 28

荻 晃太

DF 5

新里 亮

DF 5

大武 峻

DF 17

津田 琢磨

DF 6

古林 将太 イエローカード

DF 29

渡邉 将基

MF 10

小川 佳純 イエローカード

MF 2

福田 健介

MF 17

明神 智和 イエローカード

MF 30

保坂 一成

FW 27

杉森 考起

FW 25

森 晃太

FW 32

川又 堅碁

監督

佐久間 悟 小倉 隆史

スタッツ

ヴァンフォーレ甲府 名古屋グランパス
10 シュート 13
17 GK 7
5 CK 11
14 直接FK 12
0 間接FK 3
0 オフサイド 3
0 PK 0

試合総評

明治安田生命J1 1stステージ 第12節 『 甲府 2-2 名古屋 』


『 2得点を先制するも終了間際に追いつかれる。勝ち切れず痛いドロー。 』

 田中選手と松橋選手のゴールで2点を先制するも、セットプレーなどから2点を失いドロー。盤石の試合展開も、終盤に崩れて勝点3を得ることはできなかった。

◆ ◇ ◆

 明治安田生命J1 1st第12節。ホームに12位名古屋を迎える。

 前節横浜FMとの対戦では、自陣で与えたFKから1点を失うものの、プロ初先発の熊谷選手が河本選手のクロスにうまく反応して右足でゴールにたたき込み同点に追いつく。前半終了間際に再び1点のビハインドを背負うも、津田選手の今季2ゴール目となる得点で再び同点。オープンな展開となるもゴールは割らせず、横浜FMから貴重な勝点1を得た。

 今節は土屋選手が約2か月ぶりに戦列に復帰。スターティングメンバ―はGK河田選手、3バックは右から土屋選手、山本選手、畑尾選手。黒木選手、稲垣選手のダブルボランチに、右WBに松橋選手、左WBは田中選手。ツーシャドーはクリスティアーノ選手と河本選手、ワントップには2戦連続で熊谷選手が起用されている。

 名古屋は4-4-2のスターティングポジションに推進力の高い永井選手や高さのあるシモビッチ選手、正確なキックを持つ田口選手ら特徴のある選手を配置している。シモビッチ選手への楔のパスを起点に縦への突破を図り、永井選手らのスピードでゴールに迫ってくる。また、シモビッチ選手やオーマン選手ら長身選手がそろいセットプレーや両サイドからのクロスボールも脅威だ。

 甲府は開幕戦以来無失点試合がなく、前節も横浜FM相手に2失点を喫している。昨シーズンに比べて高い位置でボールを奪いに行く分、各選手の判断する領域が大きくなっているが、まずは守備のベースの部分で共通認識を深めて対応したい。今節は土屋選手が復帰し、高さ対策として畑尾選手が起用されている。畑尾選手もシモビッチ選手の対応が重要としながら、「全員の意思統一を持って守備に当たりたい」としている。

 前線の選手には今節も熊谷選手が起用され、サブには森選手が入るなど若い力が輝きを見せている。彼らの奮闘にも期待したい!!

◆ ◇ ◆

 序盤から甲府にFKのチャンス。前半4分、左サイドでFKを得ると、クリスティアーノ選手が直接ゴールを狙うも、ボールはバーの上に外れる。逆に前半12分、イ スンヒ選手の楔のパスをシモビッチ選手が落としたところにイ スンヒ選手が駆け上がりミドルシュートを放つ。しかし、ここは枠を捉えられない。

 前半30分には、熊谷選手が自陣からのロングボールを収め、クリスティアーノ選手につなぐ。クリスティアーノ選手がドリブルで左サイドを駆け上がり、クロスを供給するも、エリア内の河本選手には渡らず。前半35分には、FKの流れからセカンドボールを拾った黒木選手がミドルシュートを放つも、ボールは枠を捉えられない。

 お互いポゼッションを高めながらゴールに迫るも譲らず、こう着した展開の中勝負は後半戦へ…。

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試合終了後 監督記者会見

 今日は一言で言うと、残念というか、がっかりというか、悲しいとしか言えません。日頃から見て頂いている記者さんはお分かりかと思いますが、けが人が多い中で限られた選手の中から正しい表現か分かりませんが、濡れ雑巾をしぼってしぼってこれ以上出ないよというくらいしぼり続けた上で、しぼり方を工夫して、努力して試合に臨みました。しかし、アクシデントもありましたが、最終的にあのような結果になってしまいました。サッカーの神様は我々にどこまで試練を与えるのかなと思ってます。嘆きたい心境です。
 しかし、試合全体で言うと選手は本当によく頑張ってくれました。名古屋対策でも良く頑張ってくれました。名古屋は良い意味でも悪い意味でも、分かりやすい、単純明快なチームです。攻撃と守備の特徴がはっきりしています。そこを攻略すると、今日みたいな試合になるのかなと思ってました。選手もそこを徹底してやってくれたおかげで、得点もとれました。ただ、土屋選手が60~70分で今日は限界かなということも想定していましたので、次に入れる選手も津田選手ということで、全体のバランス、経験、前試合での得点の功労者でしたので、彼を入れて、また、保坂選手を入れて試合を2-0で終わらせようとしました。残念ながら、最初の失点も厳密に言うと少しファウル気味かなというところもあったかもしれませんけれども、一点入れられて、その後、予想もしなかった保坂選手の重大なアクシデントがあって数的不利になりました。クリスと森晃太は攻撃については素晴らしいアイデアを持っているが、数的不利になったとき、彼らがどのような形で守備に関わった方が良いかという、彼らのエネルギーがチームとして上手く集結できなかったです。その中で名古屋は徹底的にボールをいれてきて、そこで2点目を取られてしまいました。ただ、3点目を取られそうなところもありましたが、取られないように必死になってゴールキーパー、バックライン、みんな本当に集中して頑張ってくれました。
 サポーターの皆さんには勝ちきれなくて申し訳ない気持ちでいっぱいですけれども、試合後、エールをいただきました。うちのクラブは予算も少ないけど、Jリーグの中でも本当に胸を張って誇れる選手とサポーターだと改めて思います。選手は欠けると思いますが、次の試合にこの悔しさをエネルギーに変えて頑張っていきたいと思います。

試合データ

試合開始日時 2016年05月14日(土) 18:34
試合会場 山梨中銀スタジアム
主審 榎本一慶
副審 八木あかね
副審 平間 亮
第4の審判員 木川田博信
入場者数 10,184人
天候
ピッチ状態 全面良芝:乾燥
気温/湿度 24.2℃/50.0%