GAME
試合結果
選手交代
46分
福田 健介→ チュカ
|
71分
小林 祐介→ 茨田 陽生
|
68分
畑尾 大翔→ 森 晃太
|
80分
山中 亮輔→ 輪湖 直樹
|
86分
武富 孝介→ 大津 祐樹
|
警告・退場
41分
松橋 優 |
90分+1
輪湖 直樹 |
スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 23
中村 航輔 |
DF 3
畑尾 大翔 |
DF 14
伊東 純也 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 2
鎌田 次郎 |
DF 16
松橋 優 |
DF 4
中谷 進之介 |
MF 17
津田 琢磨 |
DF 29
中山 雄太 |
MF 23
稲垣 祥 |
MF 15
武富 孝介 |
MF 20
黒木 聖仁 |
MF 7
大谷 秀和 |
MF 14
田中 佑昌 |
MF 25
小林 祐介 |
FW 2
福田 健介 |
MF 9
田中 順也 |
FW 13
河本 明人 |
MF 6
山中 亮輔 |
FW 10
クリスティアーノ |
FW 11
ディエゴ オリヴェイラ |
サブメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 1
桐畑 和繁 |
DF 5
新里 亮 |
DF 5
増嶋 竜也 |
DF 29
渡邉 将基 |
MF 22
輪湖 直樹 |
MF 30
保坂 一成 |
MF 8
茨田 陽生 |
FW 11
チュカ |
MF 26
太田 徹郎 |
FW 25
森 晃太 |
MF 17
秋野 央樹 |
FW 26
熊谷 駿 |
FW 10
大津 祐樹 |
監督
佐久間 悟 | 下平 隆宏 |
試合総評
明治安田生命J1 1stステージ 第10節 『 甲府 0-2 柏 』
『 ハードワークの柏相手に2失点。強固な守備を最後まで崩せず痛い敗戦。 』
豊富な運動量を武器に両サイドを柏に攻略され、2失点。甲府はセットプレーから得点機を作るも決めきれず、痛い敗戦となった。
明治安田生命J1 1st第10節。今節は現在公式戦6戦負けなしと好調な柏が対戦相手。
前節、甲府は新潟と対戦。前半早い時間にクリスティアーノ選手のグラウンダー気味のFKを田中選手が押し込み先制に成功するも、わずか4分後に同じくセットプレーから失点。後半にもクリスティアーノ選手の直接FKで1点を得るも、不運なオウンゴールで同点に追いつかれ、2度勝ち越すも勝ち切ることはできなかった。
負傷者が後を絶たない甲府は、新たに新井選手が膝を痛めたほか、ビリー セレスキー選手もふくらはぎに違和感を覚え今節は欠場。スターティングメンバーは、GK河田選手、3バックは右から畑尾選手、山本選手、松橋選手、稲垣選手、黒木選手のダブルボランチに、右WBに津田選手、左WBに田中選手。ツーシャドーはクリスティアーノ選手に福田選手、ワントップは河本選手が入っている。
柏は4-4-2を基本フォーメーションとしていて、主に右サイドから攻撃を組み立ててくる。特に右サイドハーフで出場する前甲府の伊東選手はスピードとドリブルを武器に、2試合連続ゴール中と好調を維持している。また、今季加入のFW・ディエゴ オリヴェイラ選手もチームにフィットしてきているだけに、注意が必要。
両サイドのハードワークから得点を狙う柏相手に、甲府はまずは無失点に抑えることがポイント。甲府は開幕戦の神戸戦以来、無失点試合がない。けが人が多くベストメンバーで戦えない厳しい台所事情にあるが、まずは不用意なセットプレーを自陣で与えないことが重要となる。
一方、攻撃面では前線から激しくプレスに来るチーム相手に裏を狙った配球ができるかに注目。今節は、シャドーに正確なキックを持つ福田選手が入っているほか、バックラインにもフィードが持ち味の畑尾選手が入っている。前線のクリスティアーノ選手や河本選手にいいボールが入れば、得点を奪うことは難しくないはず。また、サブに入ったチュカ選手、森選手も攻撃にアクセントを加えられる選手。後半、柏の運動量が落ちたときにいい形で交代のカードを切りたい。
試合開始直後に甲府が柏陣内に攻め入ると、前半3分に黒木選手が倒されFKのチャンス。このチャンスにクリスティアーノ選手が右足で直接ゴールを狙うも、バーに嫌われゴールは奪えず。前半10分には、サイドチェンジから左サイドのクリスティアーノ選手が切れ込み、シュートを放つも、ここは柏DFに弾かれてしまう。
一方の柏はサイド攻撃で甲府ゴールに迫る。前半12分、田中選手が左サイド深い位置で畑尾選手をかわしてクロスを上げると、ファーサイドの武富選手がヘディングシュートを放つ。これはGK河田選手が弾くも、セカンドボールをディエゴ オリヴェイラ選手が押し込み、ゴール。前半の早い時間帯に先制を許す。
得点が欲しい甲府だが、柏の激しいプレスでなかなかゴールに迫れない。それでも、前半32分に左サイドでFKを獲得すると、クリスティアーノ選手がニアサイドに低い弾道のクロスを供給。これに稲垣選手が頭で飛び込むも合わせきれず、ボールはGKにキャッチされてしまう。
甲府がなかなかチャンスを作れない中、試合は後半へ。
※この続きは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合総評』メニュー(有料)をご覧ください。
ご加入方法はこちらです。
試合終了後 監督記者会見
ゴールデンウィーク中に多くの皆さんにお集まりいただいたが、またしてもホームで勝てませんでした。
結果は0-2でしかも点も取れず、試合としてはほぼ柏レイソルさんの完勝だったと思います。けが人も多くでている中で、バックラインや攻撃も工夫して試合に臨みましたが、試合の入りはある程度準備していたことが出来ていたが、そこから10分過ぎた後、パタッと出来なくなってしまいました。自分達が出来なかったのか、させて貰えなかったか検証する必要がありますが、停滞感がある中で1点目を失点してしまった。
早い時間帯で失点してしまい、今の甲府がビハインドの状態で後半を迎えることは私としては望ましくない状況でした。後半は元々チュカ選手を早い時間で入れて、森選手も入れるつもりでした。また、ナビスコ杯でやりたいと思っていたが、今日は新しいトライで河本選手にウイングバックをやってもらった。最後に中盤で一枚交代したかったが、2点目を取られてしまったので、むしろボールを奪いに行くことが重要になったので、そのまま稲垣選手と黒木選手で行くことにしました。
いずれにせよ今の甲府は柏さん、あるいは他のチームと試合をするときに2点も取られるのは厳しいと思います。また、試合前に他会場の状況も知っていたので、34分の1ではなく決勝戦のつもりで今日の試合は勝ちきる意気込みで臨んだ試合だっただけに、今日の0-2という結果には私自身も落胆せざるを得ない状況です。
とは言っても、数日後にはマリノスとの試合もありますので、そこに向けてもう一度しっかりコンディションを整えて、復帰してくる選手も何人かいるでしょうから、また新しいエネルギーを加えて、自分達の戦い方をぶれることなくやり続けて行こうと思っております。