GAME
試合結果
![]() |
![]() |
---|
選手交代
62分
武藤 雄樹→ ズラタン
|
35分
河本 明人→ 保坂 一成
|
71分
宇賀神 友弥→ 関根 貴大
|
65分
クリスティアーノ→ 畑尾 大翔
|
71分
梅崎 司→ 高木 俊幸
|
71分
津田 琢磨→ 吉野 峻光
|
警告・退場
15分
|
|
31分
|
|
31分
|
|
76分
|
![]() |
![]() |
---|
スターティングメンバー
GK 1
西川 周作 |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 46
森脇 良太
|
DF 17
津田 琢磨 |
DF 6
遠藤 航
|
DF 4
山本 英臣 |
DF 5
槙野 智章
|
DF 16
松橋 優
|
MF 7
梅崎 司 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 10
柏木 陽介 |
MF 8
新井 涼平 |
MF 22
阿部 勇樹 |
MF 27
ビリー セレスキー |
MF 3
宇賀神 友弥 |
MF 14
田中 佑昌 |
MF 20
李 忠成 |
FW 23
稲垣 祥 |
MF 9
武藤 雄樹 |
FW 13
河本 明人 |
FW 30
興梠 慎三 |
FW 10
クリスティアーノ
|
サブメンバー
GK 15
大谷 幸輝 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 4
那須 大亮 |
DF 3
畑尾 大翔 |
DF 16
青木 拓矢 |
MF 20
黒木 聖仁 |
MF 18
駒井 善成 |
MF 30
保坂 一成 |
MF 24
関根 貴大 |
FW 15
吉野 峻光 |
FW 13
高木 俊幸 |
FW 19
盛田 剛平 |
FW 21
ズラタン |
FW 25
森 晃太 |
監督
ペトロヴィッチ | 佐久間 悟 |
試合総評
明治安田生命J1リーグ 1st 第5節 『 浦和 2-1 甲府 』
『主将の退場でゲームプランが崩れ浦和のワンサイドゲームへ。最終盤に稲垣選手が一矢報いるも浦和相手に痛い敗戦。』
2週間ぶりとなるリーグ戦。対するは昨シーズンの1stステージ王者の浦和だ。
ナビスコカップ第2節・大宮戦では5戦振りに失点0と堅守が復活。2次キャンプのトレーニングマッチで大宮相手に幾度となく侵入を許したが、相手の攻撃を外に追い出す守備で前線へのボールの供給を遮断し、前線の選手達に仕事をさせなかった。一方で攻撃面では相手の素早い切り替えによりカウンターが不発。セットプレーからニウソン選手が高さを活かして惜しいシーンを作るも、決め切ることができなかった。
佐久間監督はこうした状況に対し、3バックの状態からボランチを1人下げて4バックにし、両WBが前線の高い位置に上がる新しいビルドアップの形を練習から模索。堅守の甲府スタイルは確立されつつある中、「やり続けることと少し変化をもたらすことが重要」と新たな取り組みで堅守速攻の新たな形を作る考えだ。
ナビスコカップ第2節ではこれまでCBでチームの守備を牽引してきた土屋選手が右足を負傷。しばらく戦列から離れることとなった。今節もスターティングポジションは5-4-1(3-4-2-1)。GKは“守護神”河田選手、3バックは右から津田選手、山本選手、松橋選手。ダブルボランチは新井選手とビリー セレスキー選手、右WBに橋爪選手、左WBには田中選手。ツーシャドーは稲垣選手と今季初先発の河本選手、ワントップにはクリスティアーノ選手が入る。
佐久間監督が思い描く新たな攻撃のスタイルにおいて、守備時の3バックから攻撃に切り替わった際に4バックの形を作りビルドアップの一端を担う新井選手、そして前線へのボールのつなぎ役となるビリー セレスキー選手が攻守の要となる。また、強力な浦和のDF陣に対し、クリスティアーノ選手、河本選手が持ち前のスピードとパワーでカウンターを成立させられるかが攻撃においてのポイントだ。
対する浦和は興梠選手、李忠成選手ら強力な攻撃力を持つ選手がそろう。左サイドからはクロス、右サイドからは強い個によるドリブルで相手ゴールを脅かす。守備に回ると強烈な攻撃に晒され続けるため、甲府としてはポゼッションを高めて0-0の時間を長くし、相手の隙を突いてゴールに迫りたい。
試合開始直後から浦和の苛烈な攻撃に晒される。前半3分、左サイドからのロングボールに梅﨑選手が反応してライン裏に飛び出すも、ここは甲府DFが対応。前半12分には左CKからクロスに槙野選手が頭で合わせるもボールはバー直撃し、難を逃れた。
浦和は警戒していたサイド攻撃よりも中央で細かくつないで甲府のブロックを崩しにかかる。すると前半15分、楔のパスに反応した柏木選手を、対応した山本選手が倒してしまいイエローカードをもらってしまう。なおも攻勢を強める浦和は前半29分にFKから柏木選手が直接ゴールを狙うも、このボールは枠の外。しかし前半31分、李選手に対応していた山本選手がハンドから2枚目のイエローカードをもらってしまい退場。早い時間帯でチームの大黒柱を失い、甲府は苦しい展開となる。
甲府は河本選手を下げ、保坂選手をピッチに送り出す。3バックは右から新井選手、津田選手、松橋選手、そして稲垣選手、ビリー セレスキー選手、保坂選手がその前で3ボランチの形を作り浦和の攻撃に対抗。その後も浦和の攻撃が続くも、何とか前半を0-0で折り返す…。
※この続きは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合総評』メニュー(有料)をご覧ください。
ご加入方法はこちらです。
試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:佐久間悟監督
「ナビスコ2ゲーム挟んでのリーグ戦。ホームで0-4という試合結果だったので、ナビスコは鹿島に勝って大宮には内容は満足のゲーム。その勢いを活かしていい戦いをしたかった。ただ、リーグ戦を通じてサイドのところで攻撃を受ける状況になると思って、クリスのワントップ、サイドに河本を入れてより現実的に試合に臨んだ。
選手は埼玉スタジアムでのレッズ戦といことで気持ちが強く入っていたこともあってか、ボランチの2枚がプレッシャーに行くタイミングが早くて差し込まれることが多かった。それを消すために山本選手が早めにイエローカードをもらってしまい、アンラッキーな2枚目をもらって退場。浦和相手に(フィールドプレーヤー)9人で戦うことは難しかったが、前半は我々が思う展開になっていた。
HTに3枚のボランチを整理して9人で守る守り方、クリスをワントップに残してカウンターを仕掛けるやり方をやったが、15分経過したところでズラタンが出てくると、サイドを攻略してクロスがあると考えたのでクリスを切って6人DFライン、6人というよりも縦のボールに積極的にチャレンジしようとしたが、交代したところでバックラインを破られて非常に残念。2失点目はクリーンというかファインシュートで仕方がない。
最後点を取られた後でもう一度システムを戻して、吉野選手を入れてカウンターの起点を作って攻撃したが、なかなかチャンスがなかった。それでも、最後に1点を取れて最後まで選手が頑張ってくれたことと、最後までサポーターが大きな声援をくれたことに感謝したい。」
■質疑応答
▼6人のバックラインを変えた理由は?
「クリスティアーノがワントップでもズラタンが出てきてサイドにボールを振ってサイドの優位性を活かされてサイドから効果的なクロスを入れられるのが嫌だったので、3人のボランチは保坂選手だけを少し前に出して、小さい三角形にして後ろ6人で備えた。その間に縦パスを差し込まれたらCBが取りに行く考えだったが、最終的にバックラインの人数が余ることでプレッシャーに行くタイミングがズレて最終的に縦パスを入れられたときにコンビネーションでやられた。もしかしたら5人のままなら明確でマーキングをもしやすくできたのかもしれないが、サイドからいいクロスボールが入っていたので、ウチは昨年からサイドのクロスからの失点の確率が高いのでどちらを抑えるかという考えで交代した。」
以 上