GAME
試合結果
選手交代
46分
伊東 純也→ 石原 克哉
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64分
毛利 駿也→ 小島 凌
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64分
堀米 勇輝→ 稲垣 祥
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73分
松本 大輝→ 盛田 剛平
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警告・退場
スターティングメンバー
GK 1
荻 晃太 |
GK 30
今川 正樹 |
DF 8
新井 涼平 |
DF 3
吉永 哲也 |
DF 17
津田 琢磨 |
DF 2
坂 圭祐 |
DF 16
松橋 優 |
DF 5
新井 一耀 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
DF 12
原田 鉄平 |
MF 30
保坂 一成 |
MF 24
室伏 航 |
MF 18
下田 北斗 |
MF 10
長谷川 竜也 |
MF 24
松本 大輝 |
MF 14
毛利 駿也 |
FW 14
堀米 勇輝 |
MF 27
杉田 真彦 |
FW 9
阿部 拓馬 |
MF 11
米田 隼也 |
FW 15
伊東 純也 |
FW 18
松島 奨真 |
サブメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 1
志和 大貴 |
DF 26
熊谷 駿 |
DF 4
矢部 純也 |
MF 7
石原 克哉 |
DF 13
宮本 和輝 |
MF 23
稲垣 祥 |
MF 6
青木 翼 |
MF 27
阿部 翔平 |
MF 17
小島 凌 |
FW 11
マラニョン |
MF 19
野田 聖矢 |
FW 19
盛田 剛平 |
FW 29
名古 新太郎 |
監督
佐久間 悟 | 堀池 巧 |
試合総評
第95回 天皇杯 2回戦 『 甲府 3-2 順天堂大学 』
甲府にとって今年度の天皇杯初戦となる2回戦、順天堂大学戦。日本サッカー界の次代を担う、サッカー魂を熱く燃えたぎらせる若者達との対戦だ。
順天堂大学は1回戦にて主力メンバーを欠きながらも、韮崎アストロスを3-0で破って勢いに乗るチーム。4-4-2のシステムによるゾーンディフェンスを展開する穴のない堅守が特徴。
また、横浜FMに内定の新井一耀選手と川崎Fに内定のキャプテン長谷川竜也選手をはじめ、4人ものJFA・Jリーグ特別指定選手を擁するタレント集団でもある順天堂大学。
さらに監督は元日本代表の堀池巧監督。佐久間監督は「コレクティブで責任感のあるサッカーをするチームに作り上げている」と、堀池監督の手腕を高く評価している。
対する甲府は、ケガから復帰の橋爪選手や松本選手を久々に先発起用。また今季新加入の期待の高卒ルーキー熊谷選手も控えに入った。若手選手を中心に久々に出場機会を得た選手達のモチベーションの高まりに疑いの余地はない。
その中でも、やはりミスターVFKこと石原克哉選手の試合メンバー入りは甲府サポーターにとって嬉しいニュースだ。ぜひとも、いぶし銀のプレーを期待したい。
そんな甲府の順天堂大学に対する、佐久間監督のゲームプランは、より多くボールを動かすこと、そして阿部拓馬選手や伊東選手らの個人技で決定機を決め切り得点を挙げることだ。リーグ戦とは多少違った戦術も考慮して試合に臨む。
甲府の選手達も、学生との試合はプロチーム相手のリーグ戦とは違った構えが必要なことは理解している。
甲府は順天堂大学にプロのレベルとクオリティーを見せるべく、そして順天堂大学はプロを倒す意欲満々で試合は始まった。
■ピックアップシーン
▼前半6分
順天堂大学の攻撃。吉永選手がペナルティエリア左手前からミドルシュートを放つ。しかし、ボールはバーの上に外れる。
▼前半7分
甲府の先制点!!伊東選手のパスカットから左サイドの阿部拓馬選手が逆サイドへロングフィード!!走り込んだ橋爪選手が足元に収め右足を振り抜くと、ボールはネットに突き刺さる!!甲府1-0順天堂大学
▼前半13分
甲府追加点!!左サイドの松本選手からのロングボールを伊東選手が前線で相手と競りながら収め、深い位置からマイナスのクロス!!エリア内でパスを受けた保坂選手が右足を振り抜くと、ボールはゴールに吸い込まれる!!甲府2-0順天堂大学
▼前半19分
下田選手のロングフィードに、伊東選手がディフェンスラインの裏に抜け出しGKと1対1!!ループシュートを狙うも、ボールはバーを越えてしまう!!
▼前半24分
順天堂大学の攻撃。右サイドの毛利選手がカットインしてミドルシュートを放つ。しかし、ゴール左に外れる。
▼前半27分
順天堂大学のゴール。左サイド長谷川選手がカットインし、ペナルティエリア左の松島選手へパスを供給。左サイドで松島選手が長谷川選手とワンツーで崩し、ディフェンスライン裏へのパス。原田選手が抜け出し、シュートを放つ。GK荻が反応するも触れず、ボールはネットを揺らす。甲府2-1順天堂大学
▼前半31分
順天堂大学の攻撃。長谷川選手がカットインしてミドルシュートを放つ。ボールはクロスバーに弾かれる。セカンドボールに杉田選手が詰めるも、甲府DFがシュートを・・・・・。
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試合終了後 監督記者会見
リーグ戦中ではありますけれども、チームとしては万全の準備をして望んだつもりでいます。結果的に3-2で勝利したこと。それが全て。この2回戦を突破することが出来て本当に良かったなと、それが率直な感想です。
試合に関してはリーグ戦をずっと戦っていますけれども、大学生と言えど、どの相手としてもそれほど私たちが特別なチャンスを作ったりは出来ないだろうと思っていた中で、前半早い時間帯で2点を取れて、優位な状態だったと思いますけれども、そこから15分経って残り30分間、まったく止まってしまって。これは何人かの選手が守備の規律がなかったりコンディション的に問題があったのか分かりませんが、その中から1点取られて2-1と。前半のうちに逆転されなくて良かったなと。そのくらい内容的にはがっかりする内容だったと思います。
後半、試合が始まって早い段階でまた1点取れまして、これで3点とって少し守備の対策を講じたので、順大さんのエネルギーも止まるだろうなということだったのですが、あの時間帯に不用意なパスで失点して非常に厳しく、内容自体も乏しかったし、全体的なチームとしてのエネルギーも感じられなかったかなと。
ただ天皇杯はありますけれども、私たちが一番ポイントにおいているのは、来週の川崎とその後、鹿島と9月末の鳥栖と3試合ありますので、その試合に向けて切り替えて行きたいと思います。
Q:前半20分過ぎからどこか止まったように見えましたが何が要因だったのでしょうか。
A:一番大きな問題は右サイドの堀米選手の守備の仕方が、これは橋爪選手とのコミュニケーションの問題もあるのですが、基本的に外に追い出して縦パスを出させて取りたいと。そこがひとつの取りどころになる訳ですけれども、そこをついていけなくて、中に付けられて中に進入し続けられていたので、中央突破をされてという状況でした。
試合途中で指示をしようとも思ったのですが、今日久し振りにでたメンバーもいるし、ゲーム感がない選手も多かったので、自分達でどの位改善出来るのかなと。30分少し我慢しようと思ったんですけれども、ついにそこは自分達で解決策を見出すことは出来なかったかなと。
ハーフタイム、そこを修正して(伊東)純也が怪我をしたのもありますが、怪我をするしないに関わらず石原克哉選手は後半使う予定でした。もう一つはマイボールになった時に両サイドが高い位置をとろうということをしたのですが、2点目を取った後にまったく取り続けようとしない。そこが2つ大きい問題点だったかなと思います。
Q:伊東選手の怪我の状態と、盛田選手を3トップの左に入れた狙いと効果は?
A:順大さんの狙いはサイドに一旦はふるんですが、そこから中に入ってくるというのが特徴だったので、サイドにつけたボールを盛田選手と石原選手が遮断して、中にボールを入れさせたくないという事で、概ね盛田選手は期待通り頑張ってくれたと思います。
伊東選手についてはまだメディカルスタッフに見てもらっている状況ですが、柏戦で少し痛めたところをもう一回ヒットしているような状態で、筋肉系ではなく腱かなと。少し長引くかもしれませんね。