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監督コメント

2021明治安田生命J2リーグ 第35節 V・ファーレン長崎戦

ヴァンフォーレ甲府:伊藤 彰監督

・攻守ともに切り替えを早くして、もっとプレースピードを上げていくこと。

・守備はプレスバックを怠らず、セカンドボールを拾うこと。

・攻撃は風を考えながら相手DFの背後を狙っていこう。絶対に逆転しよう!

V・ファーレン長崎:松田 浩監督

・冷静にプレーすること。

・風上に立つので、アグレッシブに戦うこと。

・相手よりも点を取って、勝って帰ろう。

ヴァンフォーレ甲府:伊藤 彰監督

 今日のこの決戦に約5,700人の方々に来ていただいて本当に嬉しく思います。また直接対決で勝ってみんなで喜べたことも非常に嬉しく思います。
 内容に関しては、相手のハードなプレッシャーや裏へのボールで少し戸惑うことがありました。我々が風下でボールが止まり相手にセカンドボールを拾われたり、起点を作られるところがありました。その中で左からのクロスで失点しましたが、その後の選手たちはすごく落ち着いていたなと思います。前半の内に(長谷川)元希がゴールを奪い同点で折り返したこと、これは大きなことだったと思います。前半からお互い激しく気持ちやコンディションなどの色々なものをぶつけ合うゲームだったので、我々が勝ちましたけど、どちらに転んでもおかしくないゲームだったと思います。一瞬の隙で我々がゴールを奪い、また今日のテーマであった「左サイドからのクロスに対して右から入ってくる」というところでもゴールを取れたので嬉しく思っています。最後まで河田や(新井)涼平を中心にディフェンスラインがすごく踏ん張ってくれたので、実りある勝ち点3だったなと思います。
 これから残り7節、クラブとファン・サポーターの皆様と一緒になって、1つ1つ地に足を付けて目の前の相手に勝ち続ける事にチャレンジしていきたいと思います。

Q:今シーズン初めての逆転勝利を大事な試合で出来たことにチームの逞しさを感じたのですが、いかがでしょうか?
A:1点目の追いついた時間帯が良かったと思います。リードされる時間が長く続いていればもっともっと苦しくなっていたと思います。すぐに追いつけたことは、選手たちの落ち着いたプレーやメンタルなどが良かったからだと思います。ただ年間通して「逆転勝ちが今まで無かったこと」「引き分けまでしか行けなかったこと」「勝ち点1しか取れなかったこと」これらは年間通して課題でした。しかし残り数試合のところでチームが成長して逆転を掴み取ったことや、選手たちが成長し力をつけてきたことに私も感動しています。これからもっともっと強くなっていかないといけないと思いますので、先に取られるよりも、先に取って盤石の状態で勝てるゲームにしていく必要がこの先あると思います。

Q:同点ゴールのところですが、選手たちが立ち位置を代えて長谷川選手がトップ下に入って、ボランチの間から動かしてすぐにゴールを奪ったと思うのですが、この辺りを監督の指示を含めて教えていただけますでしょうか?
A:最初にやられる前に相手のダブルボランチが我々のボランチにバチバチ来ていたので、その背中は空いているなと感じていました。最初は(宮崎)純真をワイドに立たせ、そこでディフェンスラインの裏を狙っていたのですが、サイドまで持っていけませんでした。あと相手のボランチのプレッシャーが激しかったこともあり、最初の入りはスリーバックで山田をアンカーに入れたのですが、(新井)涼平をアップさせてツーセンターバックにし、(野津田)岳人を少し左のホールに立たせ、元希を相手のボランチの間とか背中でフリーにさせながら、純真をインサイドに入れて相手のボランチを行かせないようにするのとそのライン間でプレーさせること、この辺を改善しました。すぐに結果を出してくれたので、タイミングが良かったのかなと思います。相手が対応する前に行けたことが勝因だと思います。

Q:ここ最近は起用された選手がしっかりと結果を出して、色々な選手がゴールを奪っていることが残りの試合に向けても良い流れだと思うのですが、いかがでしょうか?
A:2~3試合連続で出場した選手の疲労感がありますので、まずはコンディションが良い選手やフレッシュな選手を使っていくこと。あとは1週休んで次にパワーを持って出場してもらうこと。今のチームは誰が出てもある程度の力は出せているので、そういうことが出来ているのだと思います。今回出なかった(鳥海)芳樹なんかはスタメンで出る力もあります。トレーニングから集中力を保って競争しながらここまで来れたことが、今の選手たちが活躍出来る要因かなと思います。若い選手たちは特に伸びしろがあるので、これからもっともっと経験してアグレッシブさを出しながらもっと活躍して欲しいと思います。

Q:今日プロデビューした内藤選手ですが、出場したことに対していかがでしょうか?
A:まずはリラが足を攣って走れなくなっていました。そこで(内藤)大和が入る時に、「前への推進力」と「プレッシャーを掛ける事」ここを「思いっきりやってくれ」と伝えました。今日出たことは良いタイミングだったというか、日頃から真摯にトレーニングを行っていますし、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれています。ここで使おうという気持ちにさせてくれたこと、これは彼が掴み取ったことだと思います。彼の第一歩を踏み出しことにおめでとうと言いたいです。





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