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監督コメント

2023明治安田生命J2リーグ 第18節 大宮アルディージャ戦

ヴァンフォーレ甲府:篠田 善之監督

 本当に今日も難しい相手だったんですけれども、ゲームの入りは少し良くなく、或いは前半を通しても少し守備の所で行くタイミングであったりとか、プレスのかけ方というのは問題はあったんですが、それでもいくつか我々のチャンスを作れていたという中で、ハーフタイムを通して少しスイッチを入れてゲームを進められたのかなと思います。相手のスペース、立ち位置をうまく消しながらボールに行くことが出来たことによってああいうショートカウンターも出来たし、複数のゴールというか、みんながゴールへの意欲を持ったからこそ今日は得点を挙げられたし、一番はこのホームで良い雰囲気をサポーターの皆さんが作ってくれたので、選手たちは彼らより一歩速く走れた。相手よりも多く走れたと思います。この良いところと悪いところをもう一度しっかりと見極めてまだまだゲームを進める上では沢山課題もありますので、もう一度立ち返って次に準備したいと思います。

Q:今日素晴らしい内容で3連勝です。前節までの4位という順位から更に上に上がることも期待していますが、目標としているJ1への手ごたえというかは感じているところはあるのではないでしょうか。
A:いや、全然、まだまだ先は長いですし、決して我々がリードしているというか、そういう感覚は全くなくて、本当にどの相手も難しい相手なので全員で協力して勝ち点3を積むために目の前のゲームに対してしっかりと取り組んで毎試合やっていきたいということしか今はないです。

Q:12試合ぶりに複数点という形でチームとしても2点目という課題はあったかと思いますが、ここで取れたというところは今後に向けての収穫を感じていますか?
A:そこを取れたという事よりも、やはり失点したことの方が気になっているのと、もちろん奪ってから素早くとかゴール前に行くというのは、結果的には出来たと思うんですが、まだまだ課題も沢山あるので、選手の頑張りとサポーターの後押しがあっての今日は勝ち点3だと思うので、もう一度課題を見つめなおして攻撃も取り組んでいきたいと思います。

Q:監督として攻撃面で積み上げというか求めていきたいというところはどんなところですか?
A:対戦相手によって相手の守備の形が変わってくるのでボールを運ぶためのビルドアップのところで、我々は少しノッキングするような。或いは簡単なミス。ボランチが降りなければ2トップの裏でもっと受けて欲しかったし、或いは降りてセンターバックに運んでほしいというか。そこの使い分けがまだまだちぐはぐな時間帯があったので、次の対戦相手に対してもう一度整理してどういうふうにチームが前進していくか。ただ今日に関しては背後を取りに行くというのを徹底してやろうというのは良く出来ていたと思いますので、引き続きそれはやりたいなと思います。

Q:今シーズン就任して、いま篠田監督が考える完成系に向かっているのかというところ。あと秋からACLもありますが、他のチームに比べて負担も大きくなる中で、ここからどのような事が必要になってくると感じていますか。
A:チーム全体の仕上がりというか、いろいろな事をチャレンジしてシステムが変わったり、人も変わってキャンプからやってきましたけども、まだまだ自分が想像しているところには追い付いていないなと思います。ただ、そういううまくいかない中でも勝ち点を積み上げてきているという彼らの頑張りと、要求したことに対して取り組む姿勢というのは非常に感謝しているところです。ただ、この先負けたゲームを振り返ってみると引き分けに出来たし、勝ち点をもっと積み上げることはいくつか出来たと思うので、そこはこの先連戦が続く中では考えて行かなくてはいけないところ。あとは、フレッシュな選手も思い切って使ってみたいし、そのための準備を全員で取り組んでいるので前向きに、いろいろなトレーニングを試合に向けて引き続きやっていきたいという思いが強いです。ACLに関してはまだ日程もはっきりしていないし、相手もどこにいくかも全く分からないし、まだあまり考えていないです。ただそういう時でもチームがまとまって全員が前進出来るように、チャレンジできるようにはしていきたいなと考えています。

Q:これまで甲府は割と自分たちからボールを動かしながら積み重ねるというのを、伊藤さんや吉田さんがやってきて、今日はセカンドボールや、3点目なんかは一度甲府がボールをロストして相手がショートカウンターになりかけたところを抑えて回させて、そこに三平選手やウタカ選手がプレスをかけてという篠田さんがこれまで清水などで見せてきたことが見えたんですが、その辺の植え付けと伝統的に甲府が積み上げてきたもののミックスはどのようにやっていますか。
A:ボールを動かすのは甲府の選手たちはみんな非常にうまいんですが、後ろに重たくなる傾向があったと思います。前進するために相手が一番嫌がるところを突きにいくというのは自分もやりたいし、チームもそこを変えていかないといけないなと思っていました。それをするためには良い守備をしていかないといけないし、引き込んで長いカウンターも勿論やって欲しいんですが、ショートカウンターで取るというのは、自分もやりたいし、前線にクオリティのある選手はいるので、うまく彼らを生かしながら、ただゴール前に迫力があるというところはまだ足りないんですが、もっともっとやっていきたいなというのはあります。難しいんですが、ボールを動かしていれば良いわけじゃないし、やっぱりゴールに最短でいければ、そこを選択して欲しいなと思っています。

Q:これまでは割と残留請負人みたいな言われ方や役回りをやってきたところから、昇格を狙っていくチームを率いていく醍醐味というかはありますか?
A:僕らの仕事はオファーがないと出来ないし、それはすごくありがたく思っているのと甲府が目指しているところ。チーム、クラブがどういったところにというのは、クラブと私も話をしながらですが、今回、吉田達磨さんが勝ち得た物。ACLの出場権、彼の功績もすごく重要だし、ACLに向かう時には選手たちにも言いたいし、さっきも言いましたが、ただまだそこまで考えが言っていないので、とにかく次のゲームに向けてというのをみんなで一生懸命やりたいと思います。



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