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監督コメント

天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 準々決勝 アビスパ福岡戦

ヴァンフォーレ甲府:吉田 達磨監督

・前線の選手はランニングの回数をもっと増やしていこう。

・良い距離感でプレーしていこう。

・ファウルには気をつけてプレーすること。

アビスパ福岡:長谷部 茂利監督

・全員でハードワークを心掛けよう。

・積極的にチャレンジしてゴールを狙おう。

・みんなでクラブの歴史を塗り替えよう。

ヴァンフォーレ甲府:吉田 達磨監督

ベスト4進出ができたこの大会はIPU環太平洋大学、大学生との試合からスタートして、3試合連続でホームで戦うことができました。いつもの見慣れた景色の中で札幌、鳥栖との試合を何とか勝ってここに来られました。リーグ戦がある週の間の試合でベスト4に入れたことを非常に嬉しく思います。

この試合、声を出しての応援ができることを福岡に来てから聞いて知りました。サポーターの皆さんは絶え間なく声を出してくれて、その声で走れて、その声で戦い、その声で前に行けるような90分間でした。

試合は福岡の力強さの前に屈しそうな時間もあったと思います。僕たちはグラウンドの上でボールを動かすことを選んだ。最初から最後まで普段の戦いで福岡の圧力から逃げずに戦ってくれた。三平のゴールで上手く先制できて…そこまではよかったがゲームが好転した時にセットプレーの3つ目ですね、2つ目で弾いてそこから失点して…クリーンヒットじゃない失点が今シーズンはリーグ戦で多くあり、嫌なムードが、嫌な空気があったと思います。選手の中にもファン・サポーターの中にもあったと思います。

そこから戦い方を変えずに…今週は少ないトレーニング時間で準備をしたことを発揮して攻撃的に戦ってくれたこと、愚直にやり続けた結果が延長戦でもう一つ走れることに繋がったと思う。彼らの戦い方を嬉しく思ったし、頼もしく思いました。この舞台を大事に戦うのではなく、暴れるというか、J1相手でも全てを出す、上を越えるということ。選手がそれを実行してくれた。

ベスト4はVF甲府にって初めての経験。大袈裟かもしれないですが、トーナメントに参加してたどり着いた、名を刻んだ。VF甲府に関わる全ての皆様におめでとうございますと言いたい。今夜は喜んでも切り替えないといけない。120分間戦ったのでどれだけの選手が次に力を残しているのか分からないが、いいことを成し遂げた。頂点を目指して戦うべきだと思っています。次のリーグ戦に向けてギアを上げて準備をしたいです。

質疑応答

鳥海選手が決勝点を決めました。どのような期待を持って起用しましたか?
鳥海芳樹選手が宮崎純真選手に代わって入るのはある程度予定通りでした。鳥海選手は最初から出場しても途中出場してもパフォーマンスの振れ幅がない選手。(先発すれば)いい流れを作れるし、最初の決定機が鳥海選手になるくらい。圧力がある中で能力を示してくれました。得点以外にも前に出てくる相手の逆手を取るプレーも見られました。

勝ったことをリーグ戦にどう繋げたいですか?
繋ぎたいと思わなくても繋がるでしょうし、自信を持つでしょうし…リーグ戦での失点が安易だったり、決定機に決められなかった。勢いとここまで走り切った充実感を次に出る選手は守って欲しい。

福岡は後半から次々と外国籍の選手を投入してストロングポイントを生かしてきました。福岡の流れになりそうな時間もありましたが、ベンチからはどんな声を掛けていましたか?
ある意味、仕方がないというか福岡は外国籍選手がーー最後はドゥグラスが上がってきたしーー何人もいて、ジョルディ・クルークス選手がクロスを上げて使われたらどうしようもないですから。だけど集中してセカンドボールをしっかり拾うことをやった。今日はゴール側から守備をする基本に立ち返ってやったことが一つの対応になった。

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