ヴァンフォーレ甲府:吉田 達磨監督
非常に辛い試合になりました。先制されセットプレーから・・・、セットプレーに注意していたし、ファールをしないでいこうと話していたが、少しのズレでセットプレーが生まれてそこから失点して、CKの流れで決められる。追いかける形になった。前半セットプレー以外からは大分にフィニッシュまで行くことを許してなかったし、僕たちは毎試合そうだがボックスの中に侵入してセットプレーからチャンスがあったし、後半盛り返せるだろうと集中して後半に入った。リラが久しぶりに…ちょっと点が取れないかなぁと、リラの日じゃないのかなぁと…動きはよかったがリラの日じゃないかと思った中で交替を踏みとどまって三平と2人を並べて点を取って、そのあと、勢いがあって勝ち切りたかった。
最後奪ったボールをカウンターにいけそうなところで僕たちはボールロストして、大分はカウンターに行くところではおさめてサイドに展開するところでミスがなかった。僕たちはボールを取られて相手ボールにしてしまって、オープンになりましたが取られてしまって大分はそこをつなげた。
最後のところ、失点シーンなのでタラレバですが、最後のところで踏ん張って面を作ってゴール側から押し出すと言うか飛び込んでも当たって入ったならまだよかったかなぁと思うが、引いてしまったと言うか、甘さと言いたいわけじゃなくてそこに勝負の肝があると言うか、そう言う小さいところで綾、勝負の分かれ道がある。そこに焦点をしっかり当ててくれればいいと思う。
ここから4試合、今日のような前回のような、ゲームができると思うし、両ゴール前で落ち着きと迫力を持って試合をすることで積み上がる勝ち点はあると思うし、意地を見せられる試合になると思います。選手のパフォーマンスは素晴らしかったと思うし、最初から出た選手、後から出た選手、大分の上手さ、強さ、速さ、交替選手の力に負けずに最後までタフに逆転しようと戦ってくれたと思います。今日は下を向きますけど、山梨に帰って次の栃木戦に向けていい準備をしていきたいと思います。
■質疑応答
■ロッカーに帰ってきた選手の様子を見て歯車がうまく回り出しそうな感じはありましたか?
選手も相当にショックだと思います。0-5で負けてもショックだけど、勝ちがない中で最後の一踏ん張りのところで全部負けている。大宮戦はそう言う試合ではなかったけれど、そのほかの負けは支配されたり、圧倒されたりしてはない。大分に先制されてあそこまで追い詰めて(負けた)辛さがある。選手が手応えを感じるにはこの負けは少し重いと思います。この重さを跳ね退けないといけない。選手は手応えがどこかにあるでしょうから感じたものを繋げるしかない。選手が次に自分自身で火をつけて、火がついてやってくれると素晴らしい未来になると思います。
■三平選手を入れるところでリラ選手から鳥海選手に変えた理由は?
リラが元気だと言うのもあった。決定機にネットが揺れずにリラの日じゃないかと言うのはあった。シンプルにリラと三平をチェンジする準備をしたが、上からの情報もあって最後の最後でリラと三平を2枚並べる決断をぎりぎりでしました。
■5連敗ですが、次の1週間のマネージメントは?
終盤の5連敗は1年間やってきた中で辛い、タフな結果。チームがぶっ壊れているわけではない、そう言う試合はしてきていない。そこに難しさがある。直す場所は最後の局面だったり、収めるべきボールを収められずに最後繋がっていかず。そう言うところの質はトレーニングの中や緊張感があるゲームの中で乗り越えて行くしかない。ポジティブなものを出し合って、クオリティを上げる意識を持ってやっていきたい。
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