ヴァンフォーレ甲府:吉田 達磨監督
先週試合がなくて、久しく試合がなかったような中での今日の試合。選手の気持ちは入っていたし、今日のメンバーの約7割が活動停止期間も元気で、自分たちで調整してこの試合に照準を合わせていた。とは言っても立ち上がりの重たさと大きく入ってきた群馬と…僕たちは跳ね返していこうとし、そこから自分たちのリズム、ボールを循環させていくことの遅さとフレッシュさが足りなかった。セットプレー(からの失点)も4~5回繋がれたというか、繋がったあとにマークが少しズレて上手く入ってしまった。非常に悔やまれる(群馬の)先制点。重さから目覚めきれないときの先制点が重くのしかかった。
約500人のファン・サポーターがゲームを楽しみにしてくれた中で勝ち点3を、勝利を持って帰りたかった。持って帰れなかったことをキツイと思っています。今日は(コロナ関連の離脱から戻ったばかりで)走れるコンディションじゃない選手がいたが気持ちで1点をもぎ取ってくれた。それが三平和司で三平が決めたことが価値がある。ただ、立ち上がり重さがあったことは改善点。選手は悔しかっただろうし、僕もトレーニングやコンディション作りに責任を持って残り14試合に臨みたい。
■質疑応答
■立ち上がりの重さの要因は複合的だと思いますが、どんなことが考えられますか?
一つにはコンディションがあったと思います。暑さや今週は変則的なトレーニングスケジュールになった面もある。立ち上がりの時間を乗り切らないと前節群馬と対戦した山形のように大変になることは分かっていた。フレッシュさがなかったことは否めない。
■コロナ関連でフレッシュなパワーを入れることが難しい中での勝ち点一の価値は?
その中でも選手はよく走ったと思います。コロナで休むといろいろなものを吸い取られる。その中で勝ち点1を気持ちで取ったと思います。目指している6位以内に入るということでは14試合でポイントを詰めていく。”無理だろう”という(意見を)覆すにはコンディションが悪い中で頑張って取った勝ち点1は大きいものだったと思います。
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