エンブレム

監督コメント

2022明治安田生命J2リーグ 第26節 ブラウブリッツ秋田戦

ヴァンフォーレ甲府:吉田 達磨監督

・このまま続けることが大事。セカンドボールを必ず拾うこと。

・攻撃はアタッキングゾーンで慌てないこと。

・この強度をキープして、常に集中してプレーしていこう。

ブラウブリッツ秋田:吉田 謙監督

・守備はこのままやっていこう。

・セカンドボールをしっかり回収しよう。

・クロスへの飛び込みを人数かけていこう。

ヴァンフォーレ甲府:吉田 達磨監督

 前節はピッチに立つプロとして恥ずかしい試合でした。フルファイトして0-3で負けた試合では無かった、走れなかった、甘さがあったという試合でした。その次の試合で今日は選挙もあり、私たちが3連敗している中で、変わらずに応援していただいた皆さんに気持ち良く帰っていただけたことは安心しましたし、良かったと思います。
 前節の反省・教訓があって、全員が戦いに行くという雰囲気でしたし、そこに選手たちがフォーカスしていたので、自然と戦術的な良さや彼らの持っているポジショニングの上手さも出ていたと思います。
 前半、無駄では無いですけど、相手の攻撃を受けて3回連続でファールがあり苦しみました。「してしまったファール」を無くしていかないといけないと思います。選手たちにはきつく伝えたので、そこからは粘り強く対応してくれたと思います。
 今日はセカンドボール、球際、空中戦、何回もそういうバトルがありましたけど、そこにファイトする気持ちを持って、予測をして相手よりも一歩早くということを徹底して選手たちはやってくれたと思います。
 今日はシンプルにクロスを上げさせてしまったということが反省です。最近はインスイングからのクロスで世界的にもゴールが増えています。我々もやっていかなければならないですし、そこに対して注意を高めながら失点を防ぎたいと思います。今日は代わって入った宮崎純真はいつもと違うポジションで出場し役割を実行しました。野澤陸は久々の出場でゴールを決めました。彼はセンターバックでミスが失点に直結するポジション、チームの勝ち点を削ってしまうプレーを、何回もやってきました。それでも少しづつ良くなってきて、守れる範囲が増えて、選択肢が増えて、ヘディングで跳ね返すことが増えて、でも時にはやられちゃっての繰り返しでした。チームが沈むようなミスもしましたけど、それでもこういったチャンスが来て、今日のパフォーマンスは気持ちと内容が伴ったものだったと思いました。最初からもっとやれる選手だと思いますから、これからポジションを死守する、上がっていくという気持ちを持ってやっていってもらいたいと思います。

Q:今までは内容は良いけど勝てず、そして仙台戦では内容・結果共に伴いませんでした。その試合からの反発力で臨んだ結果だったのかなと思いますが、いかがでしょうか?
A:トレーニングをして、選手に求めるものがあって、試合で披露する準備をします。準備も内容も姿勢も良いものを見せてくれる選手たちですけど、最後のゴールを入れる、ゴールを守るところで、少し強さが足りなかったり、経験値が無かったりで最後のひとかきができませんでした。仙台戦は挑戦するまでも無く、戦えずに負けて帰ってきた。その選手たちの負けるべくして負ける試合をしたあとで、そこからのリバウンドは選手たちもかなり苦しかったと思います。私はこういう境遇を経験しているし、良い意味で知っています。通ったことのある道だし、結果を求められるのは当然だと頭でわかっていても、実際は勝てない。これほど苦しいことは選手たちにとって無かったと思います。今日の選手が話す言葉、掛け合う声が全然違い、それぞれを高め合うもの、誰も落とさない、戦いの場から外に出さないという強い気持ちを感じました。仙台戦は誰かや何かのせいにしてしまいました。今日はきちんと自分に目を向けて、このゲームに懸けていたと思います。サッカー人生において絶対に勝たなければいけない試合を乗り越えたことは、指導者としてとても嬉しく感じます。目的を自分に向けて、試合になったらチームに伝え合えたことは彼らの成長だと思います。次の試合は天皇杯の鳥栖戦ですが、フレッシュなメンバーもピッチに立つと思いますが、今日はチーム全体で上がっていける試合だったと思います。


Q:山本選手が入ったことが、大きな存在だったと思うのですがいかがでしょうか?
A:ピッチに落ち着きがあることと、臣がいることで選手たちの視野がクリアになるというか、目線が揃うというそういう凄さがあります。ディフェンスラインはたくさんの選手が経験を積むためのような陣容で臨んでいましたけど、臣が入ったことでそういった不安を払拭し、ロングボールを入れてくるところもどうやったら大きい相手に競るか、いつ守っていつステイするか、いつビルドアップに加わるかなど、そういったプレーもお手本のように見せてくれたと思います。

Q:14試合ぶりに複数得点勝利ですが、いかがでしょうか?
A:データにも出ていて、チャンスを作っている回数に対して決定率が最下位に近く、そのアンバランスを埋めるのに苦労しました。今日はセットプレーで取れたことと、得点を取ったメンバーも良かったと思いますし、ストライカーだけが点を取るわけでは無いという雰囲気が出てくればさらに良いと思います。




※選手コメントは、VFK公式モバイルサイトの各試合『試合情報詳細』メニュー(有料)からご覧ください。
 ご加入方法はこちらです。

関連コンテンツ

試合詳細 テキストLIVE
次戦解説 試合総評
選手コメント 監督コメント
コンテンツ一覧
モバイル会員TOPに戻る
ページトップへ