エンブレム

監督コメント

2022明治安田生命J2リーグ 第14節 ザスパクサツ群馬戦

ヴァンフォーレ甲府:吉田 達磨監督

・ボールを動かしている時にジャッジを速くすること。

・守備は背後のボールに気を付けること。そして、セカンドボールを拾うこと。

・攻撃はシンプルに背後を取ることを忘れないこと。

ザスパクサツ群馬:大槻 毅監督

・しっかりとプレスバックしていこう。

・全体をコンパクトに相手の起点を潰していこう。

・もう1回集中して入ろう。

ヴァンフォーレ甲府:吉田 達磨監督

 これだけたくさんの方々にご来場いただいたスタジアムを見て感動しました。これだけ多くの方々が試合を楽しみにしてくださったんだなと感じました。選手にも試合前のミーティングで、「みんなが観たいものがあって、行きたい場所があって、渋滞や混雑の中、その為にわざわざ来る。我々はそれを見せる側だと。」伝えました。それにふさわしいパフォーマンスと気持ちを選手たちは最初から最後まで見せてくれたと思います。
 三平のゴールで1-0でしたけど、前回スタメンで出た試合も含めとても文句のつけようのない出来でした。今日は60分過ぎから良いコンディションを維持した状態で、オフサイドになったあとに、また決めるという難しい仕事をやってくれました。前日のトレーニングではスタメンでは無い選手たちが群馬を想定した守備・攻撃のクオリティ、意欲、協力する姿勢が、今日のスタメンの選手たちが見せたパフォーマンスに良い影響を与えたと思います。前回の負けを払しょくする勝利をチーム山梨、チームヴァンフォーレで挙げられたことをとても嬉しく思います。

Q:前半はフリーのシュートの回数がそんなに無かったかなと思うのですが、どう感じていましたか?
A:賢く時間を使ってスペースを作るということが、後半は出来ればと思っていました。鳥海がリラの後ろを飛び出したり、相手の3バックを動かしたりしていましたけど、後半になって長谷川がボールを受ける回数も増えましたし、選手たちが落ち着きを取り戻して、急いで機会を失うよりはじっくりボールを動かして相手を揺さぶってトライ出来たと思います。

Q:後半から荒木選手を入れた狙いは?
A:関口は献身的な選手ですし、この連戦中もフルで出場してハイパフォーマンスしていました。疲労が抜けない中、戦術的にも重要なタスクを担っているので、彼を変えることは中々難しかったです。ただ荒木もベンチにいますので、ここで休ませて次に備えることをしました。他の選手たちも信頼していますので、関口を休ませて勝ちに行くことを前半30分過ぎに決めました。

Q:連勝が止まった次のゲームで勝ち切れたことは監督はどう感じていますか?
A:ターンオーバーしてきた水戸に負けて「油断してるのでは?」ということも言われました。しかし全くそういうことも無くて、何か起きればネガティブなことを言われるのがプロの世界です。それを払しょくするためにも、何が何でも勝利が必要でした。パフォーマンスを出し切って勝ったことには、選手たちの成長と今日メンバーに入らなかった選手たちの協力がありました。競争があって、試合前には協力があるという選手たちの強みをこれからも活かしていきたいと思います。

Q:前節狙われた右センターバックの裏のカバー含めて、ボランチの石川選手が攻守にわたって貢献していたと思うのですが、起用の意図と評価をお願いします。
A:ボールを拾ったり、山田とのバランスを取ったり、須貝や関口のアグレッシブな故に出来る隙を、石川が埋めてくれたなと思います。開幕スタメンで出場して、その後は勝ち試合に絡めなかったり、本人も思うことがあったと思います。しかしパフォーマンスを練習で取り戻して、チームメイトの信頼を得て、途中出場を増やしつつ、東京V戦でスタメンで出て、今日があったということです。気持ちが折れてパフォーマンスが出なくなることはサッカー選手では良くあることですけど、折れずに年齢が10個も下の選手たちとポジションを争って勝ち取ってピッチに立ったということは、今の石川の価値だと思います。

Q:膠着状態で三平選手を送り出しましたけど、どういう指示を出しましたか?
A:彼は頭が良いので指示がいらない選手です。奪ったボールを受けて欲しい、スペースを見つけて走って欲しいということだけを伝えて、あとは自分で微調整していました。指示はこれぐらいです。

Q:セットプレーのシーンでノーゴールになったとき、監督から声掛けをしたのか、あるいは選手同士で話し合ったのか、その場面を教えていただけますか?
A:とにかくもう一発行こうということだけです。

Q:そういうムードが選手間に造り出せれていたということでしょうか?
A:スタンドのファン・サポーターの皆様が後押ししてくれたことがあると思います。

Q:今日でシーズンの3分の1が終わりました。ここまでの評価と昇格圏に上がる為に必要なことは何でしょうか?
A:ここまでは本当に苦しかったです。選手もスタッフ陣も、内容と結果が釣り合わなくて、苦しく辛かったです。しかし試合を重ねるごとに、ベテランが怪我でいなくなる、それでも若い選手たちが試合ごとに成長して、無失点で終える試合も増えてきました。苦しいスタート、歯がゆい試合を重ねながら1つ1つ力を付けてきました。今は目の前の試合で、パフォーマンスをしっかり発揮して、最後の第4クールに入るところで、大きな力になっているような状態で迎えたいと思います。すでに気は引き締まっているので、良いコンディションで迎えられるようにしたいと思います。



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