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監督コメント

2022明治安田生命J2リーグ 第6節 横浜FC戦

ヴァンフォーレ甲府:吉田 達磨監督

・攻撃は両サイドを起点にトップにボールを入れて2シャドーも関わっていくこと。

・得点を奪いに行こう。まず、1点ずつ返していこう。

横浜FC:四方田 修平監督

・2-0は一番危険な点差だから、ハードワークして3点目を取りに行くぞ。

・絶対ゆるめない。

・攻守の切り替えが出来ているから継続していこう。

ヴァンフォーレ甲府:吉田 達磨監督

 前節の新潟戦ですごく残念な負け方をしたことは事実で実感もあります。今日は大きな反省と学びを持って臨んだ試合でした。
 ホームで未だ勝てていない、勝てそうで勝てなかった試合(大分戦)が最初にあって、その次に攻め込んでプレーする試合(山形戦)で引き分け、そしてまたここに帰ってきて勝ちを届けたいというのが本当にチームの全員が思っていることでした。自分たちが少しでもパワーのあるプレーをして、暗い世の中に自分たちが光とか力を届けたいという思いでやりましたけど、前半で取られた2失点が重くのしかかった試合となってしまいました。
 荒木がすぐに代わって関口が入りましたけど、前節とは全く違う積極的なパフォーマンスを見せてくれました。後半に選手が見せたパワーも事実ですし、次に繋がる大きなエネルギーだったと思います。ただ勝ち点3を3試合届けられていないことは申し訳無く思いますし非常に残念です。

Q:後半、パワーのある戦いぶりを見せただけに、前半からこういうパワーを出せないということは、どのように捉えていますか?
A:やはり失点をすることはその後のゲームプラン、ゲームを進めて行くエネルギーに影響すると思います。立ち上がりの早い時間で失点するというサイクルが抜け切れていないことが、今日の大きな要因です。相手も力がありますし、今日はお互いの良さを潰しに行く試合になると思いました。失点から違ったエネルギーや重荷を背負っていかなければならなくなり、その中で潰しに来られた時に、前にボールを付けていくことや選手が前に出ていかなければならないことが出来なくなってしまったと思います。90分の試合ですから、相手も先制したことで守りに入ることは無意識に働くことだと思いますけど、それでも後半にパワーがあることは見せられたので、持っているものを最初から出すためには、無失点の時間を長くすることが必要ですし、そうしないと余分に大きなパワーを使ってしまうと思います。

Q:前半は奪ったボールをすぐに失ってしまいマイボールに出来ないことが多かったと思います。
A:その通りだと思います。ボールをロストしたあとに2失点目を献上しましたし、1失点目も奪ったボールを攻めて行こうという中で、三平のところにボールが入って、上がってきた長谷川へのパスが少しずれてひっくり返されました。何回も「奪ったボールがフリーな味方からフリーな味方に渡らない」というシンプルなミスがありました。奪ったボールを奪い返される苦しい時間帯でした。

Q:奪ったボールをマイボールに出来ない良くない時間帯の時に失点してしまうことは、若さなのか、それとも他にチームとして突き詰めていくことがあるのでしょうか?
A:試合が終わったばかりなので原因を絞れないですけど、奪ったボールを失った後にプレスに行きたいですし、奪ったボールを味方に確実に繋げることは徹底してやらなければならないです。何が原因なのかはっきりしていれば良いですけど、若さだとは思いません。プロで経験も積んできていますし、若いとは言え昨年もプレーしていた選手たちです。今年に入って他チームも大きく変わっていますから、自分たちのスタートする位置も変わっています。そういった中で違ったプレッシャーを受けていることはあるんじゃないかなと思います。

Q:複数失点での連敗となりましたけど、守備についてどんな課題を感じていますか?
A:シュートをたくさん打たれて失点するというよりは、1つのクロスボールや1つのミスから点が入ってしまうことでゲームを大変なものにしていることがずっと続いています。改善しようと取り組んでいますし、「前半0で抑えよう」と掲げてやったところでどうなるかはわかりません。ただ1回のピンチで失点するとか、数本のシュートで2失点するとかそういうことが続いていますので、ゴール前の守備やボールの失い方、セオリーとしてシンプルにプレーすること、前線に早くボールを付けていくところ、これらを整理しなくてはいけないと思います。

Q:6試合で1勝ということは、どう受け止めていますか?
A:もちろん少ないと思いますし、もう少し勝てるだけの自信を持って臨みました。すごくショッキングな負けもありましたし、今までの失点の仕方が今の1勝ということを表していると思います。サッカーの内容とか取り組んでいること、シュートに持って行くところ、シュートを打たせないなどのそういったところは開幕から4試合は良いものを出せていました。そこからどうやって失点を減らして、どうやって得点を増やして行こうかという中、前節の新潟戦で良いものを生み出せませんでした。しかしここまで数試合、優勝候補と言えるチームと対戦して、互角に戦えることが分かった試合もありましたしので、ポジティブな点を見つけてやっていきたいと思います。

Q:外国人選手も合流しましたが、この後チームをどのようにして上位へ持って行きたいと考えていますか?
A:チームで競争力・集中力を高めてゲームに入ること、得点・失点にこだわり続ける事、これらをもう一押し、二押ししていきたいと思います。



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