ヴァンフォーレ甲府:伊藤 彰監督
ゲームの入りから選手たちがすごく躍動してくれて大量得点に繋がったこと、ファン・サポーターの皆様の前で勝ち点3をプレゼント出来たこと、本当に良かったと思います。色々な状況の中で、「チーム一体となってゲームに入ること」「集中力をしっかり保つこと」「アグレッシブに戦うこと」、これを選手たちが体現してくれたと思います。前半からまとまった良いプレッシャーを掛け、ボールを回収しながら、守備から攻撃のところで得点を取れたこと、これは良かったので今後のゲームに繋げて行きたいと思います。後半に入ってから少し受け身になってしまったことやライン間で相手選手に起点を作られたこと、これらを修正出来なかったことが2失点に繋がってしまったと思います。また、セットプレーやサイドからのクロスに対してやられたこと、ここももう一度見直し、セットプレーの立ち位置や、ニアでやられたところも修正しないといけない。プレッシャーの甘さやクロスの対応で戻り切れていないところもありました。6点取った後でもしっかりと失点を0に抑えるゲームが、この先上位に行く為には重要になってくると思うので、気を引き締めながら次のゲームに向かっていきたいと思います。
Q:ベンチ外の選手を見ても、怪我やコロナウイルスなどで、フィールドプレーヤーは数が登録メンバーのギリギリという非常事態の中、その中で勝ったということは監督から見ていかがでしょうか?
A:昨日、選手にコロナウイルス感染者が出ましたが、昨日から選手たちはすごく集中しており、今日も集中してプレーしてくれました。昨日の時点で、選手たちは迅速に対応してくれた。今日のゲームに向けて、集中してチームが1つになって戦ってくれたこと、本当にギリギリのメンバーで戦ったこと、あと1人外すとなると17名で戦わなければならない状況で選手たちが最後まで戦ってくれたこと、これらはすごく良かったと思います。
Q:今日のゲームに向けて、試合前のミーティングでは選手たちをどのように送り出したのでしょうか?
A:こういう状況の中でも「1つにまとまること」、少しオーガナイズを変えながらも「前半でパワーを使う為に最初から前へ行くこと」、これを選手たちと共有出来たことが良かったと思います。選手たちも自分が感染するかもしれないというメンタル部分での不安感があったと思いますが、そういうのを払拭するゲーム内容にしてくれたこと、チームとしてすごく良かった思います。
Q:守備の部分で野澤英之選手も相手がバックパスしたところに引っ掛けていくことや、攻撃に関しても前へという意識がすごく感じられたのですが、いかがでしょうか?
A:全体的に前から行くというのはチームとして共有したことです。、群馬もボールを動かすのも上手く、何回か外されたところもありましたけど、我々が前から行くことが連動したことによって、相手に嫌なプレッシャーを与えることが前半出来たと思います。後半は我々の足も止まり、我々が前へ出ていく感覚も相手は見つけたと思うので、外される回数が多かったと思います。しかし、前半は前線の5人がプレッシャーを掛けてくれてたことによって良い内容になったと思います。
Q:5試合ぶりの勝利で、今後上位に食らいついていく為に大事になってくる部分はどんなところでしょうか?
A:今日は先制点が取れたこと、これが大事だったと思います。今後、毎試合先制点を奪う為のパワーの使い方を、全員が意識してやることが大事になってくると思います。特に夏場になると先に点を取らないと体力面で削られることがあるので、交代枠5枚を上手く活用しながら、最初から前へ行くことを選手全員とチームに意識付けしていくことが大事になると思います。
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