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監督コメント

2021明治安田生命J2リーグ 第14節 ブラウブリッツ秋田戦

ヴァンフォーレ甲府:伊藤 彰監督

・後半は風を考えてプレーすること。そして、シュート数を増やそう。

・攻撃はもっとラインブレイクして、危険なところに進入していこう。

・守備は攻めている時にDFラインのスライドやポジションイングを含めてリスク管理すること。

ブラウブリッツ秋田:吉田 謙監督

・スライドをはやく。

・守備はコンパクトに。

ヴァンフォーレ甲府:伊藤 彰監督

 ホームで連勝出来たことを嬉しく思いますし、ファンサポーターの皆様と喜び合えたことも嬉しく思います。次の試合でもまた一緒に喜び合いたいと思います。
 ゲームの入りとしては、相手のダイレクトプレーや前に早くて強い攻撃、セットプレー、ロングスローなどで、我々もそれらに対して受けて立ち「しっかりとバトルすること」「セカンドボールを拾うこと」で統一感を持ち戦いました。前半に危ない場面もチャンスもありましたが、しっかりとゲームをコントロールしながら、我々がある程度イニシアチブを取って進められていたのかなと思います。特に押し込んだ時のボランチが1つ上がって積極的に攻撃参加することや、センターバックが持ち出すことなどは、前半すごく良く出来ていたので、次のゲームに向けて良い状況を少しずつ積み上げていきたいと思います。後半に入って我々は風上だったのですが、相手の裏へ抜けるボールや、相手が風下でボールが止まることによって相手の特徴が活かされてしまう状況が出ていました。途中でさんペー(三平)と芳樹(鳥海)を入れて前への推進力を持たせる、セカンドボールを拾ってから自分たちで起点を作ってくれる選手ということで彼らを入れました。しっかりとコントロールしてくれて最後の最後まで体を張ってくれましたし、何回かチャンスを作ってくれて、そこで決め切れていればもっともっと良いゲームだったのですが、最後しっかりとセットプレーでこぼれ球を押し込めたことやその後のゲームコントロールを含めて、90分間集中してプレーしてくれていましたので、アラートに進んだのかなと思います。ホームで連勝している状況ですけど、アウェイであまり勝ていませんので、次からのアウェイでの連戦を気を引き締めて、水戸戦、京都戦と戦っていきたいなと思います。

Q:決勝点を奪った新井選手はキャプテンも2年目になりましたけど、今日の戦いを踏まえながら今シーズンの新井選手をどう評価していますか?
A:落ち着いてチームをまとめてくれていますし、ゲームの中で若い選手が多いので声を掛けながらしっかり統率してくれていると思います。要所要所でセットプレーで点を取っていることや責任感を持ってやってくれていることなど、素晴らしいと思いますので1年間継続してやっていってもらいたいなと思います。

Q:なかなか難しい相手とのゲームでしたけど、焦れずにやり続けてたことで勝ち点3までたどり着いたと思います。監督から見ていかがでしょうか?
A:まずは用意してきた「バトルすること」「ロングボールに対しての反応」「セカンドボールを拾うこと」「奪ってから回収したあとのワイドへの広い展開」などが、パーフェクトとは言えませんけどある程度は出来ていたのかなと思います。最後にゴールを決めたセットプレーは武器として持っていて欲しいんですけど、ミドルシュートやライン間でのプレーなど用意してきたことで出来ていなかったこともありましたので改善していきたいです。ただサイドからのクロスなどもある程度出来ていたので、最後の精度と怖さのところをもう一つクオリティ上げていかないといけませんので、トレーニングで積み上げていきたいです。

Q:1点差のゲームをしっかりと勝ち切ったことはチームの成長だと思うのですが、いかがでしょうか?
A:山形戦、松本戦、北九州戦とリードしている状況で追いつかれたというのが3試合ありました。これを良い教訓にして、今日しっかりと0で抑えられたこと、これは選手を評価したいと思います。コントロールをしつつ良い状態で抑えられたかというと、まだまだ向上できると思いますので、しっかりと「ゲームをコントロールするところ」と「跳ね返してセカンドボールを拾って攻撃の時間をもっと増やすこと」をプラスアルファして出来るともっと良い締まったゲームになるのかなと思います。

Q:今日の14試合目で全体の3分の1、序盤戦を終えて勝ち点25で5位ですが、序盤戦を振り返ってみていかがでしょうか?
A:目標としている昇格の勝ち点は80以上、これを踏まえると今は75~76くらいのペースで来ていると思うのですが、そういう意味ではあと1点2点足りなかった。先ほどの引き分けの部分を勝ちに繋げられていけば、昇格争いにより一層近づいて勝負できると思いますので、そういうゲームを物にしていくことが重要になってくると思います。ただ、しっかりと粘り強く戦ってきたこと、課題をしっかりとクリアしつつ来れたこと、時にはミスがあったりコンディションが悪いゲームもあったと思います。しかし選手たちが1つ1つ真剣に潰しながら成長しているのかなと思います。それらを踏まえるとすごく良い3分の1だったなと思います。今後も勝ち切れるゲームをしていきたいと思います。

Q:後半のアディショナルタイム直前に複数の選手からピッチ上の選手を鼓舞する声が出ていたと思います。こういう声が出てきた要因はどこにあると思いますか?
A:前節2-0でしっかり締めてくれたことに加え、山形戦や松本戦で追いつかれて悔しかったこと。特に山形戦はロッカールームで悔しい顔をしていました。それがやはり1つの力となって前節と今節のクリーンシートになった要因だと思います。山形戦のラインコントロールでは少し不甲斐無かった部分もありますけど、ここ2試合はそういうところを含めて選手たちは成長してくれたと思います。0で抑える気持ちや戦う姿勢はすごく良かったと思います。



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