エンブレム

監督コメント

2021明治安田生命J2リーグ 第11節 ツエーゲン金沢戦

ヴァンフォーレ甲府:伊藤 彰監督

・後半、風向きが変わるので、リスクマネジメントをしっかりすること。

・相手のダイレクトプレーには気を付けること。

・リードしている展開だが、積極的にプレーすること。一体感を持って戦おう!

ヴァンフォーレ甲府:伊藤 彰監督

 ファン・サポーターの皆様に4,000人以上来場いただき後押しいただいて本当にありがたく思っています。勝ち点3が取れたこと、一緒に喜びえたこと、本当に嬉しく思っています。本当にありがとうございます。ゲームの入りとしては、相手の前への推進力を含めて少し押された場面もありました。ロングボールに対してのセカンドボール、そのセカンドボールが取れなかった時に押し込まれた状況が多かったかなと思います。その後の、相手が良い状態でくさびを入れてきてコンビネーションというところなどは、しっかりと対応出来ていたかなと思います。前半の入りや我々が得点を奪えたシーン、左サイドを突破したところから入ってこれた場面、これはいつもやっていることなので我々の形として得点が奪えたことは素晴らしかったと思います。後半に入って我々が風上になったときに、相手のストロングであるカウンターが風下で流れる。やはりボールが止まるというところや、後は雨が降ってくる可能性があるということを含めて、オーガナイズを少し変えて3枚で入りながら、リスクマネージメントとバランスを考えた上で後半立ち上がりから入りました。その中で2点取った後、チームとして流れが悪くなってきたところがありましたので、その辺は選手交代しながら、選手間で声を掛けながら引き締めてくれたと思います。前節我々としては色々な思いがありましたけど、負けてしまった中での我々の行動、Jリーグの規律を乱してしまったこと、この場をお借りして謝罪させていただきたいと思います。本当に申し訳ございませんでした。その中で、嬉しい出来事がありまして、ファン・サポーターの皆さまがグッズやチケットを購入いただきました。そのようなサポートのおかげで今日のゲームを勝ちに繋げられたと思います。選手たちにも今日はサポートしてくれた皆様のために勝利を届けようということで、しっかり選手たちがそこに応えてくれたことそしてファン・サポーターの皆様と喜び合えたこと、一体感を持って出来たことが本当に嬉しかったです。次のゲームが中3日でありますので、今日の気持ちを忘れないようにファン・サポーターの皆様と一緒にアウェイ山形戦も勝って喜び合いたいと思います。

Q:アクシデントで前半に交代カードを2枚切りましたけど、その状況下でも無失点で誰が出ても戦えるというのは監督から見ていかがでしょうか?
A:まずはオミ(山本)の怪我と英(野澤英)の怪我というのは最後の最後に響いてきたのはありますけど、プランが崩れるわけではなくチームとしてやることがしっかり出来てましたし、オミ(山本)がいなくなった分、フミ(北谷)が入って柔軟な対応を選手たちがしっかりと実行してくれる、これは本当に素晴らしいと思いますし、同じ絵を描けているのはすごく良かったと思います。アクシデントがあったときに潰れてしまうチームは強いチームと言えませんので、逆を言ったら途中から出た選手たちが素晴らしかった、これに尽きると思います。

Q:前半に2枚を交代した中で、ゲームの運び方をハーフタイムで変えることを考えましたか?
A:前半の守備と攻撃のバランスを変える必要が無いと判断しました。逆にオーガナイズを変えてリフレッシュな状態で戦わせる、これが我々が出した答えです。

Q:今回リラ選手が初先発でしたけど、リラ選手の評価を聞かせてください。
A:まずは前線でボールを収めてくれたこと、それに対して周りが反応してくれたこと、これが本当に素晴らしかったと思いますし、欲を言えば前半のクロスに対してのヘディングだったり、足を振ったところで得点を取れていれば、次のゲームに向けても良い準備が出来ていたと思います。ただ、いきなり2週間明けでトレーニングしながらも、トレーニングの中では良いパフォーマンスを見せてくれていましたし、今日は思い切ってやってくれましたので、すごく良い評価です。良かったと思います。

Q:現状把握している範囲で、山本選手、野澤英選手の状態はいかがでしょうか?
A:お互いに最悪の結果というのは避けてくれたと思いますし、しっかりコミュニケーションを取って「出来るか出来ないか」の判断、迅速に準備を進められていればもっと早くに交代出来た可能性もありますけど、お互いにコミュニケーション取りながら良いタイミングで交代出来たかなと思います。怪我に関してはすべて把握しているわけでは無いので、軽く済むことを願っております。

Q:後半アディショナルタイムに2-0でリードしている中でも、長谷川選手がスライディングしてボールをカットしたり、戦う姿が印象的でした。監督からはどのように映りましたか?
A:今日のゲームは特別なゲームでしたし、前節の敗戦から立ち直るために一体感を持ち、最後の最後までパワーを持っていかないといけない、交代した選手も、途中から入った選手も、90分出た選手も戦ってくれたかなと思います。

Q:特別な試合と仰っていましたが、前節琉球戦で最後に色々あった中で、今週は選手にどのような言葉を掛けましたか?
A:まずはフットボールの中でこういうことは起こり得る。それはレフリーが裁く・人間が裁くことなので致し方無い。ただその中で、我々が行き過ぎた行動をレフリーに対して与えてしまったこと、これは悪い行動でしたので、チームとして重く受け止めた状態の中で行ったゲームでした。それを踏まえてこの1週間いろいろなことがありました。クラブに対しての制裁金でしたり、色々な映像を見た中で「ファールでは無かったのか、オフサイドでは無かったのか。」など。そういう中でも我々の心が温まる出来事として、ファン・サポーターの皆様がグッズを買っていただいたり、クラブに対して様々な形でサポートいただいたこと、そのおかげで我々は助かったこと、選手たちにこれらのことを伝えて「他ではなくファン・サポーターの為に戦おう」と、1つになってまとまってゲームに入りました。我々も冷静になって重く受け止めた上で、これからのゲームを行わなければいけない、選手たちもしっかりと受け止めた上でプレーをしなければいけない、審判へのリスペクトを忘れてはいけないということを、1週間前向きにやってくれたことが今日の勝利に繋がったのかなと思います。色々な思いがあると思いますが、選手たちが頑張って文句1つ言わずに今週やってくれたことすごく良かったと思いますので、選手たちを称えたいと思います。



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