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監督コメント

2021明治安田生命J2リーグ 第7節 ギラヴァンツ北九州戦

ヴァンフォーレ甲府:伊藤 彰監督

・ボランチの2人は常にスライドして、運動量を落とさずバランスを取ること。

・攻撃はボールとは逆サイドのスペースを把握して置くこと。

・もう一度、しっかりゲームに入ること。勝ち切ろう!

ギラヴァンツ北九州:小林 伸二監督

・ボールの運び方に工夫を。

・1点取れば変わる!集中して入ろう。

ヴァンフォーレ甲府:伊藤 彰監督

 ファン・サポーターの皆様、このスタジアムに足を運んで応援していただいて、この勝ち点1、非常に申し訳なく思っております。皆様の力が後押しになっていましたけど、最後の最後でゴールネットを揺らせなかったことを重く受け止めながら、次のゲームに向けて良い調整をしていきたいと思っています。
 試合内容は、前半から前に押し込みながら、ボールを握りながらというプランで入りました。お互いにボールを保持し動かすことに長けたチームで、我々は守備の圧力と前への推進力を出していこうというとし、ボールを保持しサイドあるいは中へサポートしながら、コンビネーションもしくはサイド攻撃というところを今週やっていたので、前半から良い入りをしてくれたかなと思います。先制してからも何度かチャンスがありましたし、実際シュートの数も多かったですが、2点目を取れなかったというのがすごく残念ですし、ゲームの締まりが無かったと思います。後半、相手も立ち位置を変えてきたので、我々のプレッシャーのかけ方も変えつつ、変えた時に最初少し戸惑ったところもありましたけど、途中からプレッシャーもかけられるようになり、ゴールネットを揺らす前までのところまでは行っていたと思います。2点目が取れなかったことが勝ち点1になってしまった原因だと思います。
 ピッチを広く使ったり、中央に深く入れたり、コンビネーションだったり、そういう意味ではすごく良いゲームだったと思います。ただ結果、勝ち点2を失ってしまった。次のゲームに向けて、しっかりと2点目を取れる力と、冷静さとクオリティ、再度1週間作り上げて、松本戦に向かいたいと思います。

Q:内容は素晴らしくて、後は決めるだけ、そこに尽きるのかなと思うのですが、他に松本戦に向けてアプローチしていきたい部分はどこでしょうか?
A:突破したときのクロスの質でしたり、ゴール前で落ち着きが無く大きく足を振ってしまったり、そこの冷静さをもう少し持たないといけないかなと思います。1つのクロスの質、これだけセットプレーがあって、キックの質がもっと良ければと思う部分もあるので、そこを特化していく必要があるかなと思います。あとはディフェンスラインをブレイクしていくところだったり、左サイドの崩しからの中の入りだったり、コンビネーション的には良くなっているので継続しつつ、あとはゴールネットを揺らすクオリティとパワーと冷静さが大事になってくるのかなと思います。それを1週間やっていきたいと思います。

Q:失点シーンはカウンターでしたが、監督の目から見てどういうところが足りなかったと思いますか?
A:まずは攻撃に行っているときのセキュリティの問題。やはりこぼれ球への反応だったり、逆サイドのボランチのところの締めだったり、逆サイドのサイドハーフの戻り、細かなところを言えばいっぱいあると思いますが、あれだけ攻めていた中でのセキュリティの問題、やられたら浮き彫りになってしまうのですが、それまでも何回かしっかり押さえこんでいられたところと、ちょっと抜けていたところがあるので、もう一回映像を見直しながら、カウンターに対してまず最初どこで抑えるかというところ。セキュリティがしっかり人につけていたか含めて、これだけ押し込む時間が多いと、どうしてもそういうところが出てきますので、カウンター対応をもう1回今週やっていかないといけない。チーム全体でカウンター対応をもう一回コンセプトに基づいてやっていかないといけないと思います。

Q:今日プロ初先発の長谷川選手の評価はいかがですか?
A:彼にとってみたら、3試合目で初先発でしたが、「今まで通り、当たり前にやってください。」それだけです。

Q:3試合勝利が無く、チャンスがあっても決め切れないもどかしさもあると思いますが、次に向けて監督としてどういうふうにチームを持っていきたいですか?
A:まずは試合内容を自分たちでしっかり把握すること。これが悪い状態で3試合勝てない状況であれば、我々としては次の改善策が必要になってくると思います。町田戦の前半、長崎戦の前半、それ以外のところの試合内容、そして我々がしっかりゲームコントロールしながら崩しに入ってシュートを打てた所、ここは正当な評価をしなくてはならないと思います。勝てない3試合の1番良くないところは気持ちの部分だと思いますので、良い部分は良い、悪い部分は悪いで改善すること、次のゲームに向けて勝利するためにモチベーションと気持ちの部分、ここは絶対大事だと思うので、1週間パフォーマンスを落とさない、気持ちを切らさない、ここにはチームとしてやっていきたいと思います。

Q:後半の飲水タイムの時に野津田選手が監督に何か言って監督も肩をポンッとたたくシーンがあったと思うのですが、ピッチ内でも選手とスタッフが良い雰囲気でやっているのかなと思ったのですが、監督からご覧になってピッチ内の雰囲気はいかがでしたか?
A:あの場面は(野津田)岳人がパスを出して(荒木)翔がコントロールミスして、遠くで見ていた選手から「もう少し落ち着いてやれよ」という言葉があったと思います。その中で岳人は落ち着いてやっていたと思っていて、そして翔も自分のコントロールミスだったと認めていた。その辺だけだったと思うので、中の雰囲気は別に悪いわけではなく、どちらかと言えばポジティブに捉えながらゲームも進んでいると思います。ただやはり勝てていないこと、勝ち越しゴールを取れていないこと、そういうところにやきもきした気持ちは持っていると思いますが、次に試合ですっきり勝てるようにメンタルを崩さないようにやっていきたいと思います。



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