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監督コメント

2020明治安田生命J2リーグ 第6節 大宮アルディージャ戦

ヴァンフォーレ甲府:伊藤 彰監督

・守備は、時間の経過とともに良い規制がかかっていた。もう少し、セカンドボールを拾おう。

・攻撃は、クサビのボールを入れた後に相手の背後を狙うこと。

・ピッチの中では冷静に闘うこと。そしてみんなで勝とう。

ヴァンフォーレ甲府:伊藤 彰監督

 まずは山梨中銀スタジアムへ足を運んでくださったファン・サポーターの皆様へ「勝ち」をプレゼント出来て本当に嬉しく思いますし、後押ししてくださって本当にありがとうございます。前節不甲斐無い負けをした選手たちと話をして、まずはしっかり守備から入る、あとは攻撃のオーガナイズを変えながらしっかりと戦って行くというところは、今週の短い時間の中でやってきた成果であり、1-0というスコアで終われたことは選手たちをすごく褒めたいと思いますし、最後まで本当に良く戦ってくれたと思います。
 もう少し最初からプレッシャーをかけて、しかし自分たちの裏のスペースを空けると大宮さんは個の能力や組織で崩してくるので、まずはそこのスペースを空けないために前半しっかりと守備から入って、我々は大宮さんの裏を狙うというイメージで入りました。
 後半に入ってセットプレーでなんとか1点取ろうと今週しっかりとやってきたので、その成果として得点を奪えたことはスタッフと選手たちがしっかりとやってくれ、この得点に繋がったと思います。
 後半我々が勝っているということで大宮さんに押し込まれる場面がありましたし、逆に我々も過度に出て行かなかったということで押し込まれたと思います。まずは勝ち点3を取るというところで選手たちもしっかりとゴールに鍵をかけて、自分たちの守備から攻撃への切り替えもできたと思います。そういう意味では自分たちが準備してきたことが最後の最後まで出来て良かったと思います。

Q:トレーニングでは5-4-1の「組織を作る」、「立ち位置に戻る」ということを意識をしてやってきたと思いますが、監督の評価、手ごたえはいかがでしょうか?
A:前節、サイドハーフの裏を取られて押し込まれた場面があったので、サイドハーフの戻る場所であったり、切り替えてプレッシャーへ行くのか、それとも早くオーガナイズを組むのか、そこの選択は選手たちが良くやってくれたと思います。特に今週はサイドハーフの(泉澤)仁とドゥドゥへは、ミーティングの中で「戻って来て欲しいところ」や「早く立ち位置を取ること」を意識してもらい、トレーニングさせました。その通りしっかり戻ってきてくれたことで、引き締まったゲームになったので素晴らしかったと思います。

Q:「ボランチが相手のボランチに対して前に出ていく場面」や「ボランチがバックパスした時に対して二度追いやプレスをかける場面」などを監督から見ていかがでしょうか?
A:ここ数試合それを取り入れながらやっているので、今日の試合ではしっかり面を作ってボランチが出ていけたかなと思います。(武田)将平と野澤(英之)のところはハードワークして90分戦い続けてくれました。守備の締めという意味では2人は貢献度は高いと思います。

Q:今シーズン初の完封で勝てたことに対して、生まれる影響や自信など監督から見ていかがでしょうか?
A:まだまだ改善しなければならないところ、「ボールを握る」ところや「シュート数が少ない」ところはもっともっと積極的に行かなくてはいけないですし、パワーをかけるところはかけなくてはなりません。まずは守備のところのオーガナイズから0で抑えられたことで選手たちに自信がついたと思いますし、これを機に、しっかりと「守備をすること」、プラスアルファで「ボールを握ること」や「積極的にシュートを打ちに行くこと」を増やさなければならないと思います。まずは1-0で勝てたことは第一歩を踏み出せたと思います。

Q:後半無失点の中で山本選手を投入しましたが、ここでの狙いとどのようなことを山本選手へ声を掛けましたか?
A:劣勢であったので、「セカンドボールを拾う」、「ボランチの守備」、「壁になってもらいたい」というところを伝えました。その中でボールを引き出して、(ハーフナー)マイクへボールを入れて時間を作るプレーを意識してほしいと彼に託しました。最後ディフェンスラインが下がってしまって、オミ(山本英臣)が出ていきたいところで出ていけなかった場面も見受けられましたが、オミ自身が引っ張って「前に出てこい」という仕草もしてくれていたので、そういった意味では頼もしかったです。

Q:勝利しましたが、課題を挙げるとしたらどんな点でしょうか?
A:ディフェンスラインの位置が低くなってしまって最後攻め込まれてしまったところは改善しなくてはいけません。ゲームの状況で変わってきますが「勝っていたからディフェンスラインが下がってしまった」と思うので、もう少し「高い位置でオーガナイズを組んでボールを奪い取る守備」が課題になってくると思います。またそこから「シュートまで行く完結する動き」が少なかったので、そこもすごく大事になってきますし、「シュートを打てていない」ことは積極的にチームとして取り組まなければいけません。これらが今後の課題だと思います。



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