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監督コメント

2018明治安田生命J2リーグ 第3節 FC町田ゼルビア戦

ヴァンフォーレ甲府:吉田 達磨監督

「もう少し落ちついて、冷静にプレーしよう。」
「セカンドボールに対して集中していこう。」
「こういう試合は沢山ある。のりこえて勝っていこう。」

FC町田ゼルビア:相馬 直樹監督

「もっと戦う姿勢を出そう!」
「もっと攻守のきり変えを速くしよう!」
「前に出る意識をもってプレーしよう!」

ヴァンフォーレ甲府:吉田 達磨監督

ヴァンフォーレ甲府:吉田達磨監督

「結果引き分けで、今日もいつも通り、多くの約1,500名のファン・サポーターの皆さんに来てもらって、勇気を持って試合に臨みました。

 しかし、退場者を出しながら結果、引き分け。退場者を出しながら0-0がいいのか、点を取るチャンスもあったし、失点しそうなピンチも皆さんが想像しているほどなかったが、どう捉えるかはこれからの僕たちの戦い方次第。

 思ったよりもセカンドボールを回収できずに、セカンドボールもなかなか取れずに、相手の強いポイントと自分たちのちょっとした出足の悪さというか、足元の重さがミックスしたシーンが、中盤は見受けられたと思います。

 そうは言ってもそこからアタックしていくか、おおよそカウンターになる試合。ボールはいつも我々のDFラインに返ってきますから。相手ボールになると返ってきますから。そこから長い距離を走って攻めるイメージはウィークデーのトレーニングで作ってきました。

 本当に練習で見たような「景色」になりましたが、最後の決定打、落ち着くべきところで落ち着けなかったというところ。毎日のように言いますけれど、永遠の課題であるようで永遠にしてはいけない。

 あとはクリアボールの質。どこまで蹴るか、スローインに飛ばすんじゃなくて、しっかり遠くまで飛ばすとか、よりシンプルな技術というか、やらなければいけない仕事はまだまだだなと思います。

 3試合を終えて勝ち点2で、トップのチームは3勝ですから9ポイントですから7ポイントの差があります。順位表を見るのではなく、上を見て前を見て行こうというのはチーム内で共有されています。

 しっかりと前を見て、まだまだありますから。そうは言っても早く、勝ち星をファン・サポーターの皆さんに届けられるよう、安心してもらえるようにやりたいと思います。」


質疑応答

ジネイが初先発でしたが、チームにもたらせたものは?

「ヘディングで競り勝ったり、ボールを収めたり ―ボールが収まるシーンは僕たちが意図を持ってジネイに入れるシーンは思ったほど作れなかったが― 前線で明らかなポイントになるところを見せてくれた。

 コンディションでいえば、まだ5~6割のところで、ゲームをしながら合わせていくということでやりましたが、今日も疲れてからの方が身体が乗ってきましたけれど、そんな形でもう少し上がっていくんじゃないかと思います。」


今日は3バックにして、サイドの幅を取って、前の試合よりも長いボールが多かったですが、それは町田の守り方で生まれるスペースが狙いだったのか、それともピッチや他の要素を含めてそうなるのか?

「どちらもあると思います。ピッチに問題があったわけではなくて、纏わりついてくるというか、グラウンダーのパスのスピードが上がらない。技術の問題もあるかもしれないが、そういうもので、距離を縮めてもう少しスピードを上げるのか、2つ、3つ飛ばす、一気に展開するパスをつけるかというところがあったと思う。

 僕たちは、まだそこまでではないんだということ。町田と戦うということはこういうこと。それは十分に分かっていることで、ロングボールが増えるので相手陣内に入れば違ったイメージができましたけれど、前半に苦しんだのは芝と風。

 あとは自分たちが頭の中で「なんか上手くいってないな」というか、いつもと違う戦い方を強いられると、徹底したつもりだったが、自分たちで「上手くいってないんじゃないか、パスが繋がっていないからダメなんじゃないか」と思い込んでいるだけだと思います。

 そういう意味では勿体ない。勝手に、自分たちで起こっていない問題を作り出して、蹴らされて回収されることもあれば、逆サイドに、見ないで蹴っても繋がることがある。そうしたら一気にカウンターで道が開けるわけで、それでモヤモヤしたような「なんか上手くいってないんじゃないか」と勝手に思い込んで前半を終わってしまった。

 後半、相手のリズムも少し落ちてきて、シンプルにひっくり返して、僕たちが前線に入って行くシーンが生まれ始めたと思いました。島川のところでセカンドが取れなくて…という矢先に、ひとり退場になって残念だけど、両方あると思います。

 しかし、言い訳にはできないところだし、違うアイディアを持ちたいところ。シンプルに外して、ぶっこんでいけない以上、長いボールを使って陣地を回復していく、変えていくことがもう少しできればよかった。」


以 上

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