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監督コメント

第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦 ヴァンラーレ八戸戦

ヴァンフォーレ甲府:吉田 達磨監督

「もう少しボールをはやく動かしていくこと。」
「攻撃のときには、斜めの動きをしていこう。」
「落ち着いてプレーしていこう。」

ヴァンラーレ八戸:柱谷 哲二監督

「相手を恐れないこと。」
「しっかりと後からつないでいこう。」
「セカンドボールを拾っていこう。」

ヴァンフォーレ甲府:吉田 達磨監督

 本当に申し訳なく思っています。負けたこと、2年続けて2回戦で敗れると言うこと、そういう負け癖が、この敗戦によってさらに見え隠れしてくると思います。天皇杯の2回戦を突破すると言うことは、難しいようで簡単なことかもしれないし、簡単なようで難しいことかもしれないですけれども、ここで負けて行くというこのチームのこの現状が、本当に「なっていない」というか、そういった試合だったと思います。

 応援してもらって(いながら)、でもこれで「お前らなんか(もう)応援しないよ」と言われても、もう何も言えないくらいファイトもない、何のクオリティの違いも(見せられ)ない試合と言うのは、本当にやってはいけない試合です。違いを出せないと言うところは全てですし、このタレントで2年連続負けたと言うことは何かを変えていかなければいけないです。

 甲府にも山梨にも全国にも僕のチームが大恥をかいてとんでもない姿を見せた、でも4日後に清水エスパルス戦があり、これを覆す大きいチャンスがあると言うことは、一つのきっかけだと思います。自分たちも中3日で切り替えて、日曜日は今日のようなテクニックもなければパワーもない、闘争心もないと言うような試合にはなりませんので、柏戦で見せたようなファイトすると言うところを見せてやっていかなければいけないと思います。

 ただ、今日出たメンバー、僕もそうですけれども、JFLの上位の八戸さんに対して何の違いも出せなかったということ、これは自分たちが持つクオリティですから、ちゃんとしっかり受け止めて、でももう今晩から清水エスパルス戦に向けて、いつもよりも大きく切り替えてやって行きたいと思います。皆さんにも恥ずかしい思いをさせて、申し訳ありませんでした。


Q:こういう試合になってしまった原因・理由はあるのか。
A:八戸の選手と自分たちに大きな質の差はないと思います。でも「やりづらい」とか「やりやすい」とかといういうことはこちらでは言っていないし、体を張っていくとか、もう一歩走るとか、枯れるまで声を出すとか、油断せずにプレーするとか、そういったところは、いつも持っていなければいけないもののはずなのに(持てていなかった)。結局こうやって負けると、そこに理由を求めなければいけないですけれども、今日の僕たちは質も低かったと言うところですよね。上手にプレーできなかった、上手にプレーするべきところでボールが相手に行ってしまったりとか、そういったところがあったと思います。そして質以前のところ、走り回る、体をぶつける、声を出す、そういったところというのは致命的です。今日のような平日の天皇杯では、(スタンドの状況から)声が響く、声が通りやすい中で、通ってくる声、ぶつかり合う音というのはほとんど無かった訳で、土曜日の試合ではあの状況の中でも声が通っていたし、汗が飛んでくるんじゃないかというほどだったが、今日はそういうところが足りなかったと思います。


Q:失点シーンの直前にチームに対してメッセージを発していたと思うが、どんなことをしゃべっていたのか。
A:(交代で準備していた)ドゥドゥと話していて、なんでコーナーになったのか見ていなかったんです。前半の32、3分から、八戸さんのプレスが止まっていて、後半もいい質ではなかったが自分たちが攻め込む時間になっていて、でも決定機までスピーディーに持って行けない中でのコーナーキックでもあったので、とにかく集中しろと、何か起こるかもしれないと注意喚起というか、お互い引き締まっていく事を求めました。しかも交代選手がそこに控えているので、「俺が交代かな」と思って集中を切らす選手がいるかもしれないし、そういう事もあって声を出しました。

ヴァンラーレ八戸:柱谷 哲二監督

試合終了以降、更新予定です。お楽しみに。

※諸事情により、予告なく当ページの更新を延期又は中止する場合があります。予めご了承ください。

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