ヴァンフォーレ甲府:城福 浩監督
※今回の更新はありません。ご了承ください。
関西学院大学:成山 一郎監督
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ヴァンフォーレ甲府:城福 浩監督
「まずはスタジアムに応援をしに来てくれたサポーターにお詫びしたいと思います。気持ちの入っていないプレーをしたわけではないけれど、自分たちで難しい試合にしてしまってやきもきさせてしまったと思います。嫌な展開の中、辛抱強く戦ってくれた選手には次に進むにふさわしい頑張りだったと思うし、本来のポジションではないポジションでやった選手が何人かいて、やりくりの中で選手はよく対応してくれたと思います」
Q:後半フォーメーションを変えた狙いと効果は?
「山本を中盤の底に据えることは準備していたが、相手の最終ラインが思いのほか前に出てこなかったので、我々の後ろの人数が余っていたので5枚ではなく4枚にした方が攻撃に人数を割けられると思いました。このチームはもともと4バックでやってきたチームなので4バックに変わって何に気をつけないといけないのかをハーフタイムに確認して選手を送り出しました。もともと5-4-1でも本来のポジションでやれていない選手が3人くらいいるので、その適応では選手が状況を理解してやってくれたと思います」
Q:今後4バックがオプションとして使えるという収穫は?
「僕らは相手によって、状況によって変えられることを本来、目指していましたが、(怪我人などで)人数が足りない中でそれにチャレンジすることは難しいと思っていました。ただ、今回に関してはどうしても次に進みたかったので、そのリスクを冒してでもゲームの中でそれはありるうと思っていました。今後やっていくか、Jリーグの中では68メートルを守る最終ラインが5人から4人になるのは様々な意味でリスクがあるので、もっとしっかりと準備をしないといけないと思います」
Q:後半のあたまにクリスティアーノ選手に厳しく言っていたのはどんなことですか?
「非常に難しいゲームに自分たちがしてしまい、それをリカバーするためにあれだけチャンスを作って、PKも含めて点が入らずにあのFK1本で凄く難しい展開になった時に、一番嫌なのは独りよがりのプレーで挽回しようとすること。チームのためにプレーをしないといけないということと、判断のいい悪いではなく、あの場面では直向きにやるしかないですね。チームのためにやるしかない。ミスとか、精度とか、質という単語が無意味になる状況。如何に直向きにチームのためにやれるかという意味で、そこに陰りが見えた選手は彼だろうが誰だろうが許さないですね」
Q:そういうクリスティアーノ選手を最後まで使った理由は?
「代える選択肢もありました。自分の中ではそれよりも彼を使いきって、本当に苦しい時に何をしないといけないか学んでいってもらう方がいいと思ったし、おそらく代えるなら何も罵倒しないで代えたと思います」
関西学院大学:成山 一郎監督
「非常に悔しい気持ちでいっぱいです。前半から危ない場面は何度かありましたし、それでも大学生が必死に自分の力以上を発揮していけるところまでやれたと思うので大学生を褒めてあげたいですが、非常に悔しい気持ちでいっぱいです」
Q:甲府への対策やゲームプランは?
「総理大臣杯が終わって日にちがあまりなかったので、何かを新しくやるというよりも自分たちが今までやってきたことを信じてしっかりやっていこうと。甲府さんは形が特殊なのでそれに対してどうするのかということくらいしか合わせていなかった。基本的には自分たちがやってきたことをしっかりやろうということを話していました」
Q:自分たちのサッカーとは?
「シーズンを通じて話しているのは、攻守も守備からの攻撃の切り替えも4つの局面で関学は前に早くプレーしていこうと。具体的な細かいところは長くなるので省きますが、攻撃のところはしっかり前に早く、攻守の切り替えもできるだけ前で取り返してもう一回前にいけるように、守備から攻撃もカウンターでということをみんなと半年かけて作っていたのが一言で言うと自分たちのサッカーです」
Q:前半両サイドバックを高い位置を取らせたように見えたが、甲府の特殊な形に対する対策なのか?
「紅白戦は1回しかやれてないのですが、パートナーとなってくれる相手(チームメイト)に、どこを攻められると嫌かとチームメイトが質問すると、3バックの横側をやられることと、サイドに張っている選手が1人に対して関学が2人で攻略したら3バックのセンターが1人引っ張り出されるから、それが嫌だということで、彼らが自分たちで判断してサイド高いところから行こうということになったと思います」