ヴァンフォーレ甲府:城福 浩監督

【提供 Ｊ'ｓ ＧＯＡＬ】

●城福浩監督（甲府）：

「今シーズン3回目の1万人を超えるお客さんが熱い声援をしてくれた。感謝している。数的不利になって苦しい中でも我々に力を与えてくれたサポーターに報いることができずに残念。30分に失点するまではプラン通り。それゆえに一つのミスで点を取られたところでそこで辛抱しきれない。このチームは精神的なところで上位に顔を出すには足りないとサッカーの神様に言われているような気がする。タラレバで物事を語りたくはない。トータルで我々のサッカーのクオリティと後半の選手の頑張りと含めて0－2で負けたということはメンタルを含めてまだまだ我々が乗り越えて行かないといけないもの、足りないものがこのチームにあることを改めて感じる。そこを乗り越えたときにピッチ上で出しているクオリティが結果に繋がると思っている。それはそんなに簡単なものじゃないと思っている。今日のような思いをどういうふうに我々がかみ締めるか、誰の所為でもなくて我々自身の問題として受け止めて血となり肉となりにしていく姿勢が大事だと思います」

Q：（先ほどのコメントにあった）ゲームプランとは？高崎とダヴィの裏への意識が足りないように感じたが。
「前半の30分までは見ていただければ分かるが、どちらが主導権を取っていたのかは分かってもらえると思う。裏はかなり意識していたが、今裏に出たらいいのにというシーンは冷静に見るとあるが、ボールの出し手と受け手のタイミングが合わなかったことを改善する必要がある。足りなかったとは思っていない。出し手のところでもう少し時間を作る必要が合ったと思う。トータルで言うと一人少ない中で50分以上動いた中であれ以上要求することは酷だと思う」

以上

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ジェフユナイテッド千葉:木山 隆之監督

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●木山隆之監督（千葉）：

「アウェイにも関わらず多くのジェフサポーターが来てくれ、凄く後押しをしてくれて勝つことができた。感謝している。
内容では立ち上がりの甲府の勢いがあってどっちに行くか分からない展開で自分達が先に点を取れた。少し余裕が出来て、選手にはいろいろなことを伝えているがゲームは始まってみないと分からないことがあるので、相手をしっかり見てサッカーをしなさいと言って送り出した。選手は賢くタフにゲームを進めてくれた。2点目が入って相手が一人退場になってそこからどうゲームを進めていくか。3点目を取りたいという思いもあったが選手は守備をしっかりしながら追加点をしっかり狙っていくというやり方をチョイスした。そこは上手く対応した。3点目取れればもっとよかったが、2－0はある程度妥当な結果。力関係など考えるとよくやったと思う。前節負けてここでアウェイで星を落とすとまたしんどくなる。選手達はゲームの大切さをしっかり受け止めた中でいいゲームをしてくれた」

Q:前半30分過ぎまでの状況について
「すべてOKではないが今日のゲームの考え方として相手のツートップ、特にダヴィは決定的な仕事ができる怖い選手。そこを、（千葉が）攻撃しているときでも上手くコントロールすることが今日は大事だった。（佐藤）健太郎のところでそれほど攻撃に加われないことは分かっていたので、背後やスペースを突く動きを少し繰り返していこうと。なかなかパスの回数が繋がらなかったことが合ったが、それはある程度ゲームを進める上でリスクを背負わないということが大事なことなのでそんなに気にはしなかった。その間に1点が入って少し余裕が生まれていい形でボールを持てるようになったのかなと思う」

Q:久しぶりの先発だった佐藤勇人選手と米倉恒貴選手について
「ボールを拾う守備の動き、ボールを散らすことなど彼の力を出せたと思う。ゲームのコンディションが戻ってくればもう少し前に絡んでいく動きなど増えて欲しい。久しぶりのスタートのゲームとしては充分キャプテンとしての責任もセンターの選手としての責任も果たしてくれた。米（倉）に関しては得点も取ったしPKも取ったし彼の特徴であるスピードやボールを持ちながらも前に行くプレーをしっかり出してくれた。久しぶりのスタメンだったが、いい仕事してくれた」

以上

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