プレスリリース

ヴァンフォーレ甲府を愛する皆様へークラブの現状についてー

2020.05.18(月)
 日頃よりヴァンフォーレ甲府を支えて下さる皆様、新型コロナウイルスによる感染が全国的に広がり、皆様の暮らしも感染拡大前に比べ大きな変化が生じていることと思います。また、生活と経済の両面で大きな影響を受けている方もいらっしゃると思います。2020シーズンのJ2リーグ戦は2月23日に第1節を行って以降、約3カ月にわたる中断が続いており、ご心配とご迷惑をおかけしていることについて、私たちVF甲府のスタッフも大変心苦しく、忸怩たる思いで日々を過ごしております。そんななか、山梨を含む39県が緊急事態宣言の対象から外れるなど好転の兆しが見えてきましたのを機会に、現在のクラブの状況について、説明させていただきます。


<リーグ再開に向けた動きについて>
 5月14日、政府が山梨を含む39県の緊急事態宣言を解除する決定をしました。Jリーグは現時点でリーグ戦の再開時期の決定に至っていませんが、その時に備え、明日5月19日からトップチームは一部活動を再開します。政府が緊急事態宣言を東京など7都道府県に宣言した4月7日の直前からチームとしての活動を停止していました。まだグループを分けた自主トレーニングでありますが、リーグ戦再開を良いコンディションで迎えるためには少なくとも4週間程度の全体トレーニング期間が必要と考えたための取り組みです。
 またフロント事務所も徐々に出勤者を増やして5月中には通常態勢に戻し、試合開催に向けたさまざまな準備をしていきたいと考えています。
 もちろん、これらの動きは、新型コロナの全国及び山梨県内の状況を常に見ながら、というのが前提です。活動を始めてもコロナ対策の取り組みは長期戦になると考えています。選手やスタッフ、フロント職員、アカデミースタッフ、一般社団法人のスタッフに至るまでトレーニングの在り方、業務のこなし方、そして日常の生活も感染予防を常に頭に置いた取り組みを徹底していく、そして続けていくことは言うまでもありません。


<クラブの現状について>
 ヴァンフォーレ甲府は山梨という地域に根差し、地域の多くの皆様に支えられたリーグの代表的な市民クラブであります。
 収入の多くはサポーターの皆様のシーズンシート代金、及び約260社に上る企業の皆様からのスポンサー料(広告協賛料)から成っています。長年のJ1、J2の舞台での戦いはこうした地域の皆様の支えを受け、収入と支出を合わせる身の丈経営で乗り切ってきました。
 2020シーズンは、2019シーズンよりもチーム人件費をはじめとする支出を抑えながら赤字を出さないことを念頭に置いてスタートしました。しかしながら、新型コロナという想定外の事態に見舞われ、試合が開催できないことによる入場料収入減など先行きの見通しが立たない状況になってきています。
 そんな中で、ヴァンフォーレの選手やスタッフ、フロント職員らはクラブスポンサーの協力も得て現在、新聞のメッセージ広告やテレビのスポット、さらにはスクールや学校に向けたオンラインによる運動指導など、様々な形でコロナと戦う県民の皆様に向けて激励のエールを送る取り組みも続けています。
 皆様には、リーグ戦が開催できていない今も、地域を元気にしていこうというヴァンフォーレ甲府の活動を温かく見守って下さるようお願いいたします。


<シーズンシートの取り扱いについて>
 シーズン再開の見通しがいまだ立たないままで、ご心配をおかけしております。Jリーグは再開時期を6月下旬、7月上旬などをメドに検討中ですが、再開出来た場合でも、他国のリーグ再開時の状況を踏まえると、当面、無観客試合や収容人数を制限しての試合開催の可能性があり、お手持ちのシーズンシートの座席配置のままでは観戦をご案内できない事態も予想されます。
 クラブは代替試合での観戦が難しいというお客様のことも考え、シーズンシートの扱いについてJリーグ全体の状況も考慮しながら扱いをどうするかの検討を重ねているところです。リーグ戦の再開とその形態がはっきりしてきた段階でクラブの方針をお知らせしたいと考えています。シーズンシートの払い戻し、または、先般の国会において創設された特例税制で、チケットの払い戻しを受けないことを選択された場合はその金額分を寄付とみなし、税の優遇が受けられる制度のご案内なども含め、詳細を検討中です。皆様に既に払い込んでいただいているシーズンシート代金はクラブの収入の大きな柱です。ぜひ皆様の温かいご支援、ご協力をいただければと考えています。
 どうか、発表まで今しばらくお待ちいただきますよう、お願い申し上げます。


 (株)ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ社長 藤原 弘