試合結果

6.26 (日) 19:03

2022明治安田生命J2リーグ 第23節

AWAY 維新みらいふスタジアム

レノファ山口FC

試合終了

2-1

ヴァンフォーレ甲府

78分 池上 丈二
90分+5 橋本 健人
0 前半 0 75分 ウィリアン リラ
2 後半 1
レノファ山口FC ヴァンフォーレ甲府

選手交代

64分
大槻 周平→ 吉岡 雅和
73分
三平 和司→ ウィリアン リラ
75分
佐藤 謙介→ 神垣 陸
73分
荒木 翔→ 小林 岩魚
75分
高木 大輔→ 兒玉 澪王斗
73分
林田 滉也→ 宮崎 純真
86分
池上 丈二→ 山瀬 功治
80分
大和 優槻→ 野澤 陸
86分
鳥海 芳樹→ 飯島 陸

警告・退場

61分

イエローカード 池上 丈二

66分

イエローカード 浦上 仁騎

70分

イエローカード 高木 大輔

82分

イエローカード 宮崎 純真

レノファ山口FC ヴァンフォーレ甲府

スターティングメンバー

GK 21

関 憲太郎

GK 1

河田 晃兵

DF 22

生駒 仁

DF 2

須貝 英大 イエローカード イエローカード

DF 2

菊地 光将 イエローカード

DF 5

浦上 仁騎 イエローカード

DF 6

渡部 博文

DF 23

関口 正大 イエローカード イエローカード イエローカード

DF 14

橋本 健人 イエローカード

DF 25

大和 優槻

MF 8

佐藤 謙介 イエローカード

MF 7

荒木 翔

MF 10

池上 丈二

MF 16

林田 滉也

MF 20

田中 渉 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 18

鳥海 芳樹 イエローカード

FW 18

高木 大輔 イエローカード イエローカード

MF 24

山田 陸 イエローカード イエローカード イエローカード

FW 19

沼田 駿也 イエローカード

MF 41

長谷川 元希 イエローカード イエローカード

FW 13

大槻 周平 イエローカード

FW 9

三平 和司

サブメンバー

GK 31

寺門 陸

GK 31

岡西 宏祐

MF 26

神垣 陸 イエローカード

DF 22

野澤 陸 イエローカード

MF 5

佐藤 健太郎

MF 26

石川 俊輝 イエローカード

MF 33

山瀬 功治

MF 27

小林 岩魚

FW 7

石川 啓人

FW 10

ウィリアン リラ イエローカード

FW 16

吉岡 雅和 イエローカード イエローカード

FW 15

飯島 陸

FW 30

兒玉 澪王斗

FW 19

宮崎 純真

監督

名塚 善寛 吉田 達磨

スタッツ

レノファ山口FC ヴァンフォーレ甲府
11 シュート 8
4 GK 10
4 CK 4
15 直接FK 12
6 間接FK 0
6 オフサイド 0
0 PK 0

試合総評

明治安田生命J2第23節 『 山口 2-1 甲府 』


『終了間際の失点で痛い黒星。後半戦への弾みを早く掴みたい』
J2リーグ第23節。12位の甲府は17位の山口とアウェイで対戦。

リーグ中位は大混戦の中、両者共に上位進出の可能性はまだまだ残っている。前節8試合ぶりの勝利を収めた甲府。4日前の天皇杯では、J1の札幌相手に勝利し勢いに乗っている。その天皇杯で2ゴールの三平選手や守備で奮闘した大和選手らがスタメンに名を連ねた。

立ち上がりから相手の高いDFラインの背後を狙っていく甲府。それに対しホームの山口も速い攻撃でチャンスを作り、拮抗した前半となった。両者無得点のまま後半に入るが、やはり両者譲らない展開が続く。

そんな中、途中出場のリラ選手のクロスが相手DFにあたりそのままゴールへ。ラッキーな形で先制点を奪った甲府。しかし3分後にホームの山口が意地を見せ、すぐさま追いつかれてしまう。

そのまま試合はATの5分を迎えようとしていた。このまま試合終了かと思ったラストワンプレーで失点。そのまま試合は終了した。

今節を振り返る。

◆ ◇ ◆

試合前の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:河田選手。DF:大和選手、浦上選手、須貝選手。ボランチ:山田選手、林田選手。WB:荒木選手、関口選手。シャドー:長谷川選手、鳥海選手。ワントップ:三平ラ選手の布陣。22節の山形戦から3人を入れ替えし、三平選手、荒木選手、大和選手がスタメンとなった。

天皇杯3回戦ではJ1の札幌に対し2-1で勝利し、4回戦に駒を進めることになったVF甲府。今節の布陣では、その天皇杯で2ゴールを決めた三平選手、2アシストの荒木選手、さらにオウンゴールを呈してしまったがその後に見せた闘志あふれるプレーで成長を見せた大和選手を起用し、選手のモチベーションアップと山形戦から続く勝利への勢いをさらに加速させて連勝を狙っていきたい。

さらには、山形戦で得点を決めた長谷川選手の連続ゴールや、アグレッシブな突破を見せる鳥海選手のゴールにも期待したい。

現在12位のVF甲府。混戦の中位から上位進出するには連勝が必須。アウェイの連戦ではあるが連勝への足掛かりを掴むためにも注目の一戦である。

《前半》
山口のキックオフで試合開始。

開始2分に須貝選手が相手の最終ライン裏に入れた縦パスに反応した鳥海選手が抜け出し、ゴール右手前でシュートを放つものの相手GK関選手の正面でブロックされる。

この攻撃をきっかけに序盤は甲府はボールを握り、また相手のビルドアップに対しても三平選手を筆頭に積極的にプレスをかけて、甲府が優勢に試合を進めた。

しかし徐々に落ち着きを取り戻した山口もボールを握る展開が増え、拮抗した試合となった。

甲府は右サイドからは関口選手が、左サイドから荒木選手がクロスを供給。中央からは長谷川選手と三平選手がゴール前に寄せるシーンも見られたが、ゴール前を固める山口の前に決定機を作れない。

山口の攻撃に対しては甲府も中央部分を固めて自由にはさせなかったが、前半28分に大槻選手から沼田選手に楔のパスを入れられ、ゴール左手前で沼田選手にシュートされる。だが須貝選手が体を寄せてコースを消し、シュートはGK河田選手がブロック。先制ゴールは許さない。

その後も拮抗した展開が続くが、両チームとも決定機を作れず、前半をスコアレスで折り返した。

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試合終了後 監督記者会見

暑さの中、僕たちも山口も水曜日に天皇杯があって連戦。ファン・サポーターの皆さんも遠くまでタフな遠征に付き合ってくれて、心強く思い、感謝しています。勝敗は負けで、選手は立ち上がり素晴らしい試合の入りをしてーーアップを見ても暑さと疲労感で身体が重かったと思いますがーー難しい立ち上がりになるかと思ったが勢いも、アラートさも、戦術的にも素晴らしい入り方をした。一発目のチャンス、鳥海芳樹のところで点が取れず徐々に身体の重さが目立って山口に押された。どんな試合を見ても山口相手にボールを持って前進するチームはあまりなくて、僕たちはそこの最初のハードルを越えたと思います。

しかし、なかなか点を取れずに試合が進んで、僕たちは選手交代をしながら活路を見出そうとした。選手交代は選手の動きが落ちなくて引っ張ったが、変わって出場した小林岩魚、宮崎純真、ウィリアン・リラの3人でもう1回ピッチにエネルギーを注入して先制点が取れたと思います。同点に追いつかれた(大和)優槻の背中のところーー山口のクロスのポイントで狙ってくる事はわかっていたーー疲労もあって失点のところは野澤陸を入れることを考えていた。ちょっと前はそのプランだったが、交代が遅れたというよりも違う選択をした。最後、疲労の中で背中に入ってくる相手選手を把握していたのか、選手は把握していたかもしれないが、そこで飛べなかったのか、飛べたけど把握してなかったのかは分からないが、そこで先に3枚替えの手を、違う手を打ってしまったのはーー大和が失点に絡んだがーー僕の采配ミスだったと思います。選手に申し訳ないなと。

最後はいつもと違うボランチの組み合わせに変えたり、より前に圧力をなどの手を打って、最後、宮崎純真がキープして”ゴールへ”ということでロスタイムでしたから時間を使ってゴールへというところでーーおそらくジャッジに誤りがあったのではないかと思いますがーー最後、失点をしてしまいました。

僕らは誰もボールに触っておらず、ラインズマンの旗が上がりCKだと思いました。僕も今日は采配のミスをしましたし、僕の責任です。これを認めて、自分たちが次に向かって反省をしていけるようにしていきたいですし、試合の緊張感の中でレフェリー含めピッチ上でお互いにやっていることなのでときに失敗は起こるし、それは十分に理解しています。

僕も今日の試合の結果を認めて、2点目取れなかっただろう”、”最初に点を取っていればこういうことは起こらなかっただろう”と言われる仕事をしています、これまでに失った勝ち点は返ってこないですし、そのかわりによりよく、チームにもレフリーにもファン・サポーターの皆さんにも、全ての皆さんにリスペクトがあって、フェアに近づくような…完璧なんて誰も求めていないし、不可能だということは分かっているので、次に向けて反省し、活かして、みんなで向上していくリーグになっていってほしいと思います。

僕たちは痛い思いをしました。今日の負けで…他の試合で引き分けなどがあり追撃するぞという気持でいましたから…僕たちは勝ち点を失いましたから離される状況になりました。まだ灯りは灯っていますし、背中は見える状態です。今日負けたことで山口の足音が後ろに来た。不運で片付けず、僕たちは2点目を目指し、僕らのもとに勝利が転がり込むような熱量、熱を自分たちから作り出せるように選手と一緒に頑張ります。今日、主審からイエローカードを僕は出されましたが、主審も昔から知っている仲ですし、お互いを高め合い僕たちと相手チームと4人のレフリーとみんなで協力して良いJ2リーグを、競争力のある戦いを見せられたらいいと思います。

質疑応答

試合後選手に掛けた言葉は?
勝つことは厳しいという話、前にも似たようなというかそういうことがあったので、そのたびに俺たちはまた、綺麗事だけどフットボールをして、綺麗事だけどいろいろなことがこっちを向いてくるように熱量を出そうという話をしている。毎回しています。でも、今日は悔しいね…と。ウチの選手は大人しいというか、普段、怒りをぶつけることもしないが、今日は熱い感情があり、試合後、僕の行動も選手の行動も決して褒められるものじゃないが、僕は僕で勝ちたい熱量を見せていきたいし、選手たちの熱い気持ちを感じました。今夜は悔しいし、苦しいけれど、次に繋がるのではないかという話をしました。

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試合データ

試合開始日時 2022年06月26日(日) 19:03
試合会場 維新みらいふスタジアム
主審 岡部 拓人
副審 西村 幹也
副審 若槻 直輝
第4の審判員 塩津 祐介
入場者数 2,473人
天候 晴時々曇、弱風
ピッチ状態 全面良芝
気温/湿度 26.9℃/74.0%