GAME
試合結果
選手交代
69分
長谷川 元希→ 鳥海 芳樹
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69分
澤井 直人→ 石川 啓人
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82分
山本 英臣→ 野津田 岳人
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74分
田中 陸→ 神垣 陸
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82分
三平 和司→ ウィリアン リラ
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74分
島屋 八徳→ 草野 侑己
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88分
佐藤 謙介→ 小松 蓮
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警告・退場
42分
関口 正大 |
スターティングメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 21
関 憲太郎 |
DF 23
関口 正大 |
DF 15
川井 歩 |
DF 13
北谷 史孝 |
DF 28
眞鍋 旭輝 |
DF 30
浦上 仁騎 |
DF 6
渡部 博文 |
DF 17
荒木 翔 |
DF 3
ヘナン |
MF 4
山本 英臣 |
MF 8
佐藤 謙介 |
MF 24
山田 陸 |
MF 29
田中 陸 |
MF 15
中村 亮太朗 |
MF 11
島屋 八徳 |
FW 41
長谷川 元希 |
MF 10
池上 丈二 |
FW 39
泉澤 仁 |
MF 14
澤井 直人 |
FW 9
三平 和司 |
FW 46
高井 和馬 |
サブメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 17
吉満 大介 |
DF 22
野澤 陸 |
DF 13
楠本 卓海 |
MF 5
金井 貢史 |
MF 26
神垣 陸 |
MF 16
野津田 岳人 |
MF 44
石川 啓人 |
FW 18
鳥海 芳樹 |
FW 16
浮田 健誠 |
FW 25
パウロ バイヤ |
FW 18
小松 蓮 |
FW 10
ウィリアン リラ |
FW 31
草野 侑己 |
監督
伊藤 彰 | 渡邉 晋 |
試合総評
明治安田生命J2第19節 『 甲府 2-2 山口 』
『二度追い付く粘り強さを見せるも勝ち越す事ができず、4試合勝ちなし』
J2リーグ第19節はホームで16位の山口と対戦。雨で滑りやすいピッチの中での試合となった。
甲府は今節出場停止処分で守備の要の新井選手とメンデス選手を欠くなか、前節より4人を入れ替え今節に挑む。上位に食い込むためにも今節確実に勝利を勝ち取りたい。
前半立ち上がりからお互いにシュートチャンスを作る展開となったが、その後中盤で少しパスミスが目立つ甲府はなかなか良い攻撃に結びつけることができない。スコアレスで前半を折り返すと後半もお互いチャンスを作るオープンな展開となる。
その後山口に先制点を許すも直後に追いつく。両チーム勝ち越しを狙うなか再び山口にリードを許すがまたすぐ追いつく甲府。執念で二度追いついた甲府だったがオープンな展開で疲労も溜まるなか勝ち越すだけの力は残っておらず同点のまま試合終了となった。
これで4試合勝ちなしとなった甲府。試合後、二度目の同点ゴールを奪った泉澤選手が「勝ち点2を失った試合」と答えたように甲府としては悔しい引き分けに終わった。今節を振り返る。
2021シーズンJ2リーグ第19節。VF甲府はホーム・JITリサイクルインクスタジアムで16位の山口と対戦。
今節のVF甲府は、前節の磐田戦で退場となったDFメンデス選手、さらにイエローカードの累積で出場停止となったDF新井選手に代えて、スタメンに山本選手、北谷選手が入る。
VF甲府の予想フォーメーションは3-4-2-1。GK:岡西選手、DF:北谷選手、山本選手、浦上選手、WB:荒木選手、関口選手、ボランチ:中村選手、山田選手、シャドー:泉澤選手、長谷川選手、トップ:三平選手。ボランチに中村選手が入ったほかワントップに三平選手が入り、前節から4人入れ替えて山口戦に挑む。
前日の選手コメントで三平選手は「前半の45分間で相手を疲れさせたい」と語っている。最初からギアをあげて飛ばしていくものと思われるが、また泉澤選手や長谷川選手との連携、攻撃も見どころとなるだろう。またスタメンに入った山本選手のラインコントロールや前線へのロングフィードなど、ベテランの攻守にわたるプレーにも期待したい。
京都、新潟、磐田との上位3連戦では、悔しくも勝点2を積み上げるにとどまり、上位陣に割って入ることはできなかったVF甲府だが、現時点で第2集団を引っ張る先頭であり、まだまだトップ集団に追いつき追い越すことは可能である。そのカギとなるのは「連勝」であり、今年はオリンピック開催のため第23節(7/17 栃木戦)が終わると3週間ほどのインターバルに入るが、それまでの5戦でどこまで上位陣に肉薄できるかが問われる。
前節の磐田戦では10人ながらも「最後まで勝ちに行く姿勢」と「ガッツ」を見せて戦ってくれたVF甲府。まずは今節、5連勝への足掛かりを作るべく複数得点での勝利を期待したい。
《前半》
甲府ボールでキックオフ。甲府は開始3分にいきなりピンチを迎える。
山口のヘナン選手が自陣中央から前に出したパスを高井選手にペナルティエリア手前まで運ばれてしまい、右にはたく。これに走りこんだ池上選手がゴール逆サイドに折り返すと、これにフリーで島屋選手に合わせられてしまう。幸いシュートは枠に飛ばなかったが、完全に崩されてのシュートシーンだった。
両チームとも相手へのハイプレスを繰り出し、攻守交替の激しい展開になるが、甲府がペースを掴む。前半6分には相手へのハイプレスで高い位置でボールを奪い、ゴール正面の三平選手のボールが入る。体勢を崩しながらもシュートを放った三平選手だったがシュートはGK関選手にキャッチされてしまう。
前半12分には、ペナルティエリア右手前から関口選手が入れた逆サイドへのクロスを泉澤選手がゴール前に折り返すも、味方がおらず決めきれないという場面もあった。
DF山本選手からのロングフィードや左シャドーの泉澤選手からのクロスで前半は甲府がペースを握っていたが、パスやクロスの精度が悪く決めきれなかった。
その後、ハイプレスを敷いていた山口が自陣でボールを回しながらじっくり攻めてくると、ペースを握ったのは山口だった。ゴール前へのクロスやパスの精度は甲府より高いものの、フィニッシュで決めきれない展開。
その後、両チームとも相手ゴールに寄せる場面は作るものの決めきれず、前半をスコアレスで折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
足元の悪い中、ファンサポーターの皆様に来ていただいて、最後に追いつき勝ち点1、昇格を目指すチームとして残念な結果に終わって本当に申し訳無く思っています。出場停止2名と、前半途中から怪我を抱える選手たちがいる中で、最後まで良く戦ってくれました。前半慎重に入ったこともありますが、やられてはいけないところを守りながら前半を終えたと思います。後半に入って、セットプレーでやられてしまったところ、2点目もミドルシュートのこぼれで足が止まってしまったところ、そこはもう一回映像を見ながら、コンセプトを確認していかないといけないと思います。特にセットプレーの1失点目のところ、ポジショニングがニアでやられているので、そこをどうケアするかというところ。選手たちと振り返りたいと思います。我々の得点では、1点目の右から中央へ入れ、左サイドを余らせてクロスに入ってこれたこと、ここは素晴らしい得点でした。、2点目は仁(泉澤)が左足でニア上を狙って取れたこと、ここも素晴らしかった。ただ、最後お互いオープンになった後に、何回かビッグチャンスがあった中で、決め切れなかったのは悔やまれます。勝つ為にもう1点、あとひと踏ん張り、というところでパワーを使って前に出ていくことをやっていかなければと思います。残念ですけど、天皇杯合わせてここ5試合勝てていない。しかし次節もホームで出来るので、きっちり勝ち点3を取りに選手たちと準備していきたいなと思います。
Q:どうしても失点した後に攻撃でパワーが出るというか、失点する前からもう少し力を出せる部分もあると思うのですがいかがでしょうか?
A:取られた後はどこのチームもそこからパワーを掛けることが多いと思うので、先制点を取る為のパワーの掛け方はすごく重要になってくると思います。お互いにやられたくないところと、どこで仕留めるかというのを見ながら、相手の背中を見ながらやっている中で、失点したことでパワーが出てくるというのはどこのチームでもあること。先制点を取る為のパワーの掛け方、前半から取りに行く為のパワーがあっても良いかなと思います。まだ次節まで1週間あるので、次節は最初からプレッシャーを掛けて、自分たちの良い攻撃を出せるようにしたいと思います。
Q:選手の代えるタイミングはどういうプランで行っていますか?
A:前半の内に史(北谷)と臣(山本)が膝や足首を打撲するなどイレギュラーがありました。ただハーフタイムでいきなり2枚を代えるにはリスクがあります。またこのままゲームをやらせて良いものか、前半を失点0で抑えている中でゲームを崩して勝負して良いものかなど葛藤しました。その中で、怪我の部分にテープをすればもう少し出来るということであったので、そこに少し懸けた部分もあります。そこからはセンターバック2枚が抜ける状況のプランも立てました。しかし、代える前に失点しすぐ同点に追いついたことや、バランスも良くその後は出来ていたことなどもあり、そこのタイミングは致し方ないと思います。ただ2失点目の前のところであと一歩早く交代することが出来ていれば。そこが悔やまれます。あと5分早くアタックの選手を入れれば、流れを変えられたかなと。私の責任です。
Q:上位連戦の後で勝ち切ることが大事と仰っていましたが、今日は引き分けです。中断期間まで残り4試合ありますけど、そこの戦いについてお伺いできますか?
A:今日を含めた5試合で勝ち点15、最低勝ち点13ということは、選手にも話しています。5試合終わったときにどうなっているか、次からの残り4試合を勝つとすれば目標とした最低限の勝ち点は取れますので、1試合目を引き分けたからと言って下を向くこと無く、勝ち点を重ねていくことが大事だと思います。悲観せずに5試合終わったところで話しましょうというのが私の意見です。
Q:新井選手とメンデス選手がいなかった分、上手くいったところと難しかったところを教えてください。
A:ここ数試合負けてはいなかったので、メンバーを固定してやってきたことでメリットとデメリットがあると思います。メリットはコンビネーションが良くなることや、セットプレーのコミュニケーションが良くなるなどありました。デメリットは代わった選手たちとのコンビネーションやコミュニケーション。しかしそこを含めてチームコンセプトとしてやっているので、何不自由なく試合に入れたと思います。臣(山本)が入ること、史(北谷)が入ること、前線が少し代わることでプレッシャーの連動感、後ろが落ち着いてボールを動かせること、ここは良かったです。失点シーンのセットプレー、ミドルシュートのセカンドボールはしっかり反省しなければいけないです。落ち着いてゲームコントロールが出来ていたし、攻撃のところもあと一歩、もう少し前でプレーして欲しかったですけど、及第点かなと思います。
Q:山本選手から相手の両サイドの裏を狙うボールが何回も入っていたのと、長谷川選手が中に入ってその分関口選手がワイドに張るプレーが印象的でした。監督してはどういうプランがあって指示をしたのでしょうか?
A:まずは相手が5枚で守るのか、4枚で守るのか、そこで狙うところを変えました。4枚であればサイドバックがスライドしたワイドのところ、臣(山本)から仁(泉澤)へのパス、臣(山本)からワイドの正(関口)へのパスは狙いでした。ただ5-3-2や5-4-1で守るときもあったので、5-3-2の時は後ろの翔(荒木)や史(北谷)のところにチェンジサイドしていけば、そこがフリーになるというプランでした。途中で5-4-1になったことで、サイドハーフの背中に元希(長谷川)と亮太朗(中村)を立たせながら、そこに起点を作りセンターバックが食ってきた時にその裏へさんぺー(三平)を走らせることや、ウイングバックの裏を取りに行くこと、サイドのポイントからセンターバックの裏の深いエリアを取りに行くところなど、チームプランとして持っており、臣(山本)が逆サイドに展開していることはプランとしては良かったなと思います。ただ、ワイドに張った選手たちがオフサイドになったことはもう一回ケアしていかなければいけないと思います。
Q:継続していくことが次に繋がると感じたのですが、いかがでしょうか?
A:そうです。オーガナイズの中のストロングポイントとしてサイド攻撃があるので、そこにプラスして中央のコンビネーションやディフェンスラインの裏への抜け出しをもう少しクオリティ高く、回数多く出来るともっと良いゲームになると思います。
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