明治安田生命J1リーグ 第19節 鹿島アントラーズ

2017.07.29(土)

試合

 本日は、明治安田生命J1リーグ 第19節 鹿島アントラーズ戦。
photo

■スターティングメンバー
photo

■前半
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo

■後半
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
photo
■試合結果
 ●0-3(0-0/0-3)

■吉田達磨監督コメント
photo
 まず試合の感想を振り返る前に、我がクラブの選手、道渕諒平の件で応援してくださっている皆様、サッカー界、サッカーを取り巻く皆様に現場の責任者としてお詫びしたい。申し訳ありませんでした。

 試合はピッチ外のことが影響しないわけではないですが、試合は試合ですし、応援していただきましたし、トレーニングもしてきました。自分たちの戦っている姿を見せようと戦ったが結果は0-3。カシマスタジアムで大きな失点を重ねることになりました。

 前半、鹿島のクロスの質も攻撃のバリエーションも豊富ですし、そういった中でヒヤッとしたシーンもあったし、ポストにも当たりましたけれど、残りの7~8分までよく対応していました。クロスからピンチがあることは鹿島と試合をする上で当り前のことで、押し込まれる時間帯の中で少しずつ全体を、ブロックを前に押し上げられない前半の終わりになってしまいました。

 そういったところを修正して臨もうと、ボールを奪った瞬間も多少自分たちに時間があったので、クリアというか、カウンターに行けないときに、奪った選手の前にスペースがあれば、運んでいきなさいと。そういうプレーをしなさいと言ったなかで蹴ってしまい、ボールを拾われてそこから失点という自分たちのやってはいけないプレーをしてしまいました。鹿島はやってはいけないプレーを基本的にしません。

 後半立ち上がりの一番大切なところで、 5分前に話したことが守れずそういったところに勝敗は宿ると思うし、そういったトレーニングや指導、指示をと思っていたが、私の徹底不足というか、それは絶対にしてはいけないんだと、大きな罪なんだということを伝えることができなかったところに力不足を感じています。

 あの時間帯に失点して、ドゥドゥが入る直前に2失点目を喫してしまったので、鈴木優磨君が点を取る瞬間しか見てなかったので、どう崩されてああなったのかは分からなかったんですが、残り30分はそこからゲームが動く時間帯だと思いますが、その時間帯に失点をしました。それで勝つ可能性はほぼ費えましたが、交代選手を含めて肉弾戦の中、最後まで走る、ゴールと向き合う、基本的なことは選手がしっかりと見せてくれたが徹底できなかったです。

 1回のチャンスをモノにしていく。僕たちにとってチャンスは少ないわけで、少ないチャンスに集中しています。プラスαの落ち着きや上手さを、プレッシャーの中で追い求め、彼らには自信を失わずにやってほしいと思っています。

 降格圏に入るか入らないかは分かりませんが、仮に入ったとしても残り5試合とかまで自分たちは生き続けていると思うし、降格圏に入ること、そういった順位が下にいること、言い方は難しいが恐れてはいないというか、想定の中に入れておかないといけないことは何試合も前から分かっていますから数字を見てバタバタするのではなく、僕らが戦わないといけない残留争いの中で、得失点のマイナス3をしてしまったことは大きな反省です。

 得失点差ということを考えながら残り15試合は苦しい試合しかないと思いますが、苦しみの中に何か良いものがあるように、苦しみしかないようなチームの中や外や、試合結果ですが、何か光を感じてもらえるような試合を逞しく続けていきたいと思います。
  • facebook
  • X
  • line