明治安田生命J1リーグ 第18節 ジュビロ磐田

2017.07.08(土)

試合

 本日は、明治安田生命J1リーグ 第18節 ジュビロ磐田戦。
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■スターティングメンバー
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■前半
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■後半
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■試合結果
●0-1(0-1/0-0)

■吉田達磨監督コメント
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 今日は折り返しの後期第1戦目ということで巻き返していこうという強い気持ちを持って来ました。約800人のサポーターと一緒に戦うことができて、勝ち点を持って返ろうという話を選手としましたが、それが叶うことがなく、持ち帰れないことが残念で、悔しく、申し訳ないと思っています。

 失点のところは立ち上がりのどっちつかずの5分間があって、中村君がブロックの外でボールを受けだして、分かっていた展開でしたが、少しボールをトントンされることにナーバスになってそれを追いかけ回して、穴が少しできたということが前半13分くらいまであったと思います。
 失点シーンは久しぶりに中央を割られて、崩されて股を抜かれてと…。僕らのトレーニングでは見られないところであり、中村君が僕らを上回ったと思います。ほころびが出て「2回目のヤバい」(2連続のピンチ)というシーンから失点をしてしまいました。2回連続でヤバいがあると川又、中村、川辺と好調で割られてしまいます。彼らの好調の要因を見たと思います。

 ハーフタイムは、選手間で強い意見の出し合いが見られて、きつい口調で言い合うことを初めて見ました。「1点を返す」「勝つこと」に近づいているんじゃないかと感じ取れました。勝ちたいことを隠さずに出し合っていくことは必要ですし、今のチームにもっと必要で、そういうところが見られました。ハーフタイムに戦術やポジショニング、狙いを修正して後半に臨みました。

 後半はなかなかゴール前を空けさせてもらえなかったが、シュートにいく最後のところなどに少し工夫を加えました。ゴールに迫ってみたが、今15失点の磐田の壁を崩すことはできず、最後の一振りができずに終わってしまいました。しかし、サッカーでは仕方がないことで、その中で、反撃の気持ちを選手は本当に見せてくれたと思います。

 幾つかあってはならないミスや、勿論、失点はあってはならないですが、時間帯を考えてもあの一発は悔やまれるところです。しかし、それは彼らが(選手が)一番感じていることだと思いますし、話し合いながらさっきも土屋がいろいろな選手に(アドバイスを)伝えていたが、そういう空気が生まれていいることに対して、自分たちが持っているものを出し続けないといけないと思いました。
 
 残り16試合ありますが、自分たちがどのポジションにいるのかとか、数字を見て12月のことを考えてサッカーをすることではなく、一戦一戦を必死に戦う我々のいつものスタンスはブレてはいけないと思います。

 まずは内側から崩れないように、チーム、クラブが一丸となって次のアントラーズとの戦いに向けてスタートを切ることが重要になってくると思います。

 自分たちが激しくプレーをし続けることで、サポーターと少しでも一緒に戦って走っていることを思ってもらうこと。勝ち負けは誰にでも分かることですが、みんなを代表してピッチに立ち、それを代表するプレーヤーとして青と赤のユニフォームを着て表現できる立場にいるわけですから、そこで下を向いたり、そっぽを向く必要は全くなく、ネガティブな声に耳を傾けるのではなく、あるべき批判はしっかりと受け止め、私たちは進んでいきたいと思います。
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