明治安田生命J1 2nd 第9節 vs.柏レイソル

2015.08.30(日)

試合

 本日は、明治安田生命J1 2nd 第9節 vs.柏レイソル戦。
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 ACLで準々決勝進出、2ndステージでも3位につける強豪との戦い。日曜日の19時キックオフながら1000人近いサポーターがスタジアムに駆けつけて下さいました。

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 2011シーズンぶりに加入したマラニョン選手が初のサブメンバーに入った。

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 前線にバレー選手、伊東選手、阿部拓馬選手とチーム内でゴールと言う結果を残している3選手がスタメンに名を連ね、ポリバレントな能力を持つ新井選手は右サイドのウイングバックに入った。

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 小雨の降る中で始まった試合は、2連勝を狙う甲府が積極的な姿勢を見せる。しっかりとボールを動かしながら相手ゴールに迫る形を見せ、ゴールに迫る意識の高さを窺わせる。しかし、攻守に小さなミスが出始めた27分にカウンターから失点。ボールを保持し、相手ペナルティエリアまでは行くものの決定的なシュートを打てない時間が続くと42分に再びカウンターから失点し2点ビハインドで前半を終える。

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 ハーフタイム、佐久間監督から「チームが1つになっていない」「無責任なプレーが多い」と厳しい指摘を受け後半に臨む。

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 後半立ち上がり、ゴールを奪うために前に出ていく選手たちに勝利への執念を感じる。ファーストシュートを新井選手が放ち勢いに乗ると、後半3分に狙い通りの形でゴールが決まる。津田選手がバレー選手に浮き球の楔を入れ胸で落としたボールを阿部拓馬選手が右足を振り抜き今シーズン5点目のゴールで1点差に迫ると、持ち前の堅守を取り戻し、さらに前への圧力を高めていく。
 迎えた後半25分、土屋選手の積極的な攻撃参加からチャンスを作り伊東選手がヘディングシュートを放つと相手GKのミスが生まれ同点。その後は、松橋選手を入れ守備の安定を図りつつ運動量のある稲垣選手、高さのある盛田選手を入れ逆転を目指して戦うも逆転は出来ず、引き分けで試合を終える。

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「ゲームは失点するまではほぼプラン通り。実はその前後から、なんとなく選手が一つの戦うチームになっていませんでした。ボールが来ないと文句を言う、ポジションに戻らない・・・。私からすると、ゲーム内容のいい悪いよりも、勝ち負けよりもプロとして同じ時間を共有することが出来ず、プロとして力を発揮することを別のエネルギーに向けていることが気になった。2失点して私自身、山本選手のミスがどうのこうのではなく、そういう状況を残念に思いました。ハーフタイムにその話をして「このままでは山梨に帰れない。サポーターに必死に頑張って走っているサッカーの原点を見せないと駄目だ」という話をしました」


 今日の後半のような「魂」が見えるプレーで戦い続けることが、シーズン最後に目標を達成するために一番大きな要素だと実感する試合になりました。

 次節は、天皇杯を挟み9月12日(土)vs.川崎フロンターレ @中銀スタ 

 勝っても、負けても、引き分けても、次が大切。

 変わらず共に戦いましょう!
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