J1第22節 vs.柏レイソル

本日はJ1第22節柏レイソル戦。

多くのサポーターが駆けつけたアウェイ柏でのゲーム。ここ4試合負けの無い柏に対して、G大阪戦の終盤で見せたような攻撃で先制点を奪い主導権を握りたい。


スタメンには8月2日の徳島戦で負傷したマルキーニョス・パラナ選手が復帰。中盤での落ち着いたボールさばきでゲームに落ち着きをもたらして欲しいところ。


試合は開始直後から甲府の出足が相手を上回る。前線からのプレスが効き相手のミスを誘い、奪ったボールをサイドチェンジを織り交ぜながらチャンスに結び付けようとする甲府。しかし、その反面でカウンターのリスクを負いながらの時間が続く。奪ったボールをシンプルに前線に入れてくる柏にラインを押し下げられ、自陣で守備をする時間が増えてきた20分、ロングボールのこぼれから決められて0-1。その後も一進一退の攻防が続き、42分に決定機を迎える。青山選手からのロングパスに反応したクリスティアーノ選手が相手DFを交わしシュートを放つ！しかし、これは枠を捉える事が出来ず0-1のまま前半終了。


ハーフタイム、前半の戦いを評価しつつも後半に向けて攻守に修正をかけて臨む。
特に相手の前線の3枚に対しての対応は強調された、


後半1分、「ここから！」という意識を打ち砕くかのような失点を喫っしてしまう。2点ビハインドとなり前に出ていくしかない甲府だが、相手の勢いは止まらず11分にクロスから失点、0-3とされる。3点差となり、柏はリスクを負わずしっかりとブロックを作り守備を行い、奪ったボールを前に出ようとする甲府の裏のスペースを突くという流れ。そこを何とかこじ開けようと仕掛けていくもアイディアと精度を欠き崩しきることが出来ない。アディショナルタイムに混戦からゴールネットを揺らすもオフサイドの判定でノーゴール。結局、0-3のまま試合終了。


「ミラーゲームになりますし、個の強さ、フィジカルの強さは十分認識していましたので、決定機を作れないというよりも、僕はあのワンチャンスを与えたことの方が大きかったと思います。本当にワンチャンスだったので、あそこを凌ぎたかったと思います。決定機については、もっと僕らがサイドの高い位置でフットボールをしたかったですけど、そこで体をぶつけてブロックしたりしながら、ボールを回してサイドチェンジするということができない。それはチームとしてやれることはメンバーを含めて検討しますけど、今の我々の質の中でどういう戦いをしたらいいのか。僕らがとにかく来年J1に残るということを考えたら、向こうには誰がいる、こっちには誰がいないということは、私の立場ではないので、今の質の中で戦っていくという点では、1失点目が大きかった。あるいは後半開始1分の2失点目というのは、我々にとっては強く強く反省しなければいけない展開だったと思います」(城福監督)

悔しさしかない今日のゲームでも1試合は1試合。

シーズンはまだ終わっていない。

一喜一憂せずに目の前の試合に全力で臨むのみ。

勝てない時、批判や叱咤は必ずある。

それをネガティブな要素にしないためにも「一体感」が大切。

どんな状況でも「一体感」の持っていれば崩れずに「目標」を達成する事が出来る。

仲間を信じて共に戦いましょう！