GAME
試合結果
選手交代
72分
荒木 翔→ 小柳 達司
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60分
高萩 洋次郎→ 橋本 拳人
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76分
太田 修介→ 田中 佑昌
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61分
原 大智→ ジャエル
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86分
橋爪 勇樹→ 湯澤 聖人
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78分
田川 亨介→ 永井 謙佑
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警告・退場
68分
橋本 拳人 |
スターティングメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 33
林 彰洋 |
DF 41
武岡 優斗 |
DF 29
岡崎 慎 |
DF 34
今津 佑太 |
DF 32
渡辺 剛 |
DF 16
松橋 優 |
DF 5
丹羽 大輝 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
DF 25
小川 諒也 |
MF 21
荒木 翔 |
MF 39
大森 晃太郎 |
MF 14
横谷 繁 |
MF 45
アルトゥール シルバ |
MF 27
小林 岩魚 |
MF 8
高萩 洋次郎 |
FW 13
太田 修介 |
MF 17
ナ サンホ |
FW 17
金園 英学 |
FW 27
田川 亨介 |
FW 25
森 晃太 |
FW 24
原 大智 |
サブメンバー
GK 33
小泉 勇人 |
GK 1
児玉 剛 |
DF 3
小柳 達司 |
DF 14
オ ジェソク |
DF 2
湯澤 聖人 |
MF 18
橋本 拳人 |
MF 50
田中 佑昌 |
MF 28
内田 宅哉 |
MF 7
中山 陸 |
MF 44
品田 愛斗 |
FW 19
宮崎 純真 |
FW 11
永井 謙佑 |
FW 18
佐藤 洸一 |
FW 16
ジャエル |
監督
伊藤 彰 | 長谷川 健太 |
試合総評
天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会 3回戦 『 甲府 1-0 FC東京 』
『【天皇杯3回戦】森が突き刺した殊勲のゴール!J1リーグ首位FC東京を1-0で撃破し天皇杯ベスト16進出 』
お盆真っ最中の中銀スタジアム。天皇杯第3回戦は、何の因果かFC東京との「青赤対決」となった。56分に森晃太選手が相手DFの間を切り裂き先制弾を決め、甲府は1−0の完封勝ちという金星をあげた。前半は雨の降りしきる中での厳しいコンディションとなっていたが、東京の猛攻に対して立ち向かい、結果的に甲府は大きな成果を手にすることができた。甲府はこれで天皇杯ベスト16に進出。
横谷選手、武岡選手、松橋選手というベテラン勢を軸に、リーグ戦に出場していないメンバーで臨んだゲームではあったが、相手は流石のJ1首位。切れ味のある攻め、洗練されたディフェンスを含め、一筋縄では行かない厳しい90分。森選手が挙げた先制点のまま、それを死守しながら甲府としてはここ数試合のリーグ戦同様クリーンシートを達成することができた。
週末にリーグ戦第28節山口戦を控える中、最良の形で上昇気流に乗っている甲府。今回のFC東京戦での結果と共に、更なる高みを目指していけそうだ。
第99回を迎えた天皇杯の3回戦。2回戦のFC岐阜をPK戦の末に勝利したVF甲府の対戦相手は、現在J1のトップを走るFC東京。過去の対戦成績は甲府が2勝6分14敗と圧倒されているが、甲府は怪我から復帰した金園選手をトップに、シャドーには太田選手、森選手、MFには小林選手、荒木選手、DFには今津選手といった顔ぶれで4-4-2のフォーメーションが予想されるFC東京に挑んだ。
<前半>
試合直前まで降っていた激しい雨はキックオフの19時には止んだ中銀スタジアム。
試合は東京ボールで始まった。
序盤から東京はハイプレスと高いディフェンスラインで甲府に押し込んできたが、甲府の武岡-今津-松橋の3バックが要所を締め、東京に決定機を作らせない。その流れは15分頃まで続き、以降は甲府も盛り返し東京陣内に攻める場面が見えるようになってきた。
甲府は押し込んでくる東京の裏を取るようにカウンターを仕掛けたり、サイドから小林、橋爪がクロスを上げるも東京のDFに阻まれ決定機が作れない。
両チームともほぼ互角の攻防が続く中で、前半35分に甲府に得点チャンスが来る。敵陣深くの左サイドでスローインを獲得。ここで投げ入れるのは荒木選手。ロングスローで放たれたボールはゴール前まで飛び、これをキャッチしようと相手GK林選手が飛び出す。だがキャッチを誤りボールがこぼれてしまう。そこに詰めたのは相手選手の方が一瞬早かったが、甲府の選手が詰めていれば先制のチャンスだった。
その後も前がかりに攻めてくる東京だったが、サイドからのクロスや縦パスも甲府の守備陣が跳ね返し、前半を0-0のスコアレスで折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
まずは、平日のナイターという中で5,000人程のファン、サポーターの方々に来ていただいて、次のステージに進める勝利が出来たことを嬉しく思っています。
前半からFC東京さんが圧力を増す中で、我々はしっかりと守備をしながら、カウンターを狙いながら、時にFC東京さんが下がってくれる時は我々もしっかりボールを握りながら、しっかりゲームを観察しながらというところで、ただやはり我々はチャレンジャーであって、受けて立つよりも前半からしっかりとゲームを終わらせに行くというかパワーをもって入っていかないと一瞬の隙でやられるということは話して入りました。その中で、選手達が前半からアグレッシブに、特に守備の面は、危ない場面もありましたけど、最後の最後でしっかり体を張ったり、その前に未然に防いだりというところ、特にウイングバックの岩魚と橋爪のところがしっかりと抑えていけたというのは前半から凄く良かったと思っています。それがあったからこそ、恐い場面に入ってこなかったというのはありました。ただ後半になったら相手もしっかりと裏をとってきたり、前にスピードがある選手が入ってきて、押し込まれる場面もありましたけど、最後の最後で、今津、武岡、松橋の3人がしっかりと跳ね返してくれたと思っています。怪我明けの金園も90分やれましたし、若い森晃太が点を取ってくれましたし、そういう面ではチーム全体で勝ち取ったゲームかなと思います。
Q:決勝点を奪った森選手の評価はいかがですか。
A:前半から結構バイタルエリアでういてボールを受けて仕掛ける場面が多かったと思います。凄く積極性があって、前半から脅威になっていたと思っていましたので、後半もそのまま得点にそのシーンが出てきたということは、彼自身もFC東京というところで気合も入っていましたし、今日のゲームに関しては飛び出しもドリブルも守備のところもよくやってくれたと思っています。本当に今日の晃太は素晴らしい出来だと思っています。
Q:3バックに松橋選手を起用して、難しいやりくりもあったかと思いますが、その点はいかがですか。
A:(松橋)優に関しては、左サイドバックも左ウイングバックも右ウイングバックもセンターバックも守備のやり方というかノウハウを知っている選手なので、やりくりというかそこの場面で100%出してくれたというのは凄く良かったと思います。途中で永井選手が入ってきた時に、あのスピードについていけるのはやはり松橋優だなというのは凄く感じていたので、逆にあそこで優とマッチアップしてくれたのは逆に僕にとってはラッキーだったなというふうに思っています。それだけ優のスピードだったり守備への貢献度は高かったと思います。
Q:荒木選手や小柳選手は、いつもと違うポジションでの出場でしたが、そのあたりの完成度といいますかクオリティというのはいかがでしたか。
A:元々荒木は中央でやれる選手なので、逆にウイングバックでやっている方が、僕にとってみればプラスアルファな部分で、シャドーでしたりボランチだったりとかは元々大学時代も去年もそうですけれども、やっていたので心配はないと思っています。ユーティリティな選手ですし、ウイングバックも凄く良かったなと思いますし、今回のボランチも凄くアグレッシブだったと思います。ただ、まだまだ運動量のところで、いかなくても良い時で凄くいっていたりとか、そういうところでアグレッシブが故に足を攣ってしまったと感じていたので。それはそれでしっかりと評価をしたいと思います。達司に関しては、新井涼平が怪我で離れているということもありまして、やはり守備的なボランチというのはやはり誰か考えないというところで、金沢でもボランチをやっていましたし、そういう意味では達司を試したかったというところがありました。残り20分ですけど、しっかりとこなしてくれたかなと思います。やはり最初ちょっと景色で戸惑っていた部分がありますけど、5分10分で慣れてきたので、これからも小柳のボランチというのは一つのオプションとしては良いかなと思っています。
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