試合結果

10.27 (日) 14:03

2019明治安田生命J2リーグ 第38節

HOME 山梨中銀スタジアム

ヴァンフォーレ甲府

試合終了

1-1

鹿児島ユナイテッドFC

3分 佐藤 和弘
1 前半 1 33分 韓 勇太
0 後半 0
ヴァンフォーレ甲府 鹿児島ユナイテッドFC

選手交代

84分
湯澤 聖人→ 小柳 達司
67分
萱沼 優聖→ 田上 裕
88分
ピーター ウタカ→ 金園 英学
79分
酒本 憲幸→ 藤澤 典隆
89分
アラーノ→ 佐藤 洸一
88分
韓 勇太→ ルカオ

警告・退場

20分

レッドカード 山本 英臣

84分

イエローカード 田上 裕

ヴァンフォーレ甲府 鹿児島ユナイテッドFC

スターティングメンバー

GK 1

河田 晃兵

GK 13

アン ジュンス イエローカード

DF 22

小出 悠太 イエローカード

DF 20

酒本 憲幸 イエローカード イエローカード

DF 4

山本 英臣 イエローカード イエローカード イエローカード

DF 23

水本 勝成

DF 6

エデル リマ イエローカード イエローカード

DF 19

堤 俊輔 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 2

湯澤 聖人

DF 24

砂森 和也 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 40

小椋 祥平 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 21

八反田 康平 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 26

佐藤 和弘

MF 39

ニウド イエローカード イエローカード

MF 39

内田 健太 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 30

萱沼 優聖 イエローカード イエローカード イエローカード

FW 11

曽根田 穣 イエローカード イエローカード

MF 16

枝本 雄一郎

FW 9

ピーター ウタカ イエローカード イエローカード

MF 32

牛之浜 拓 イエローカード イエローカード イエローカード

FW 29

アラーノ イエローカード

FW 28

韓 勇太 イエローカード イエローカード

サブメンバー

GK 31

岡西 宏祐

GK 31

大西 勝吾

DF 3

小柳 達司 イエローカード イエローカード

DF 5

平出 涼 イエローカード

MF 50

田中 佑昌 イエローカード

DF 26

田中 奏一 イエローカード イエローカード

MF 14

横谷 繁 イエローカード イエローカード イエローカード

DF 15

藤澤 典隆 イエローカード

FW 19

宮崎 純真

MF 40

野嶽 寛也

FW 17

金園 英学

MF 33

田上 裕

FW 18

佐藤 洸一 イエローカード

FW 49

ルカオ イエローカード イエローカード イエローカード

監督

伊藤 彰 金 鍾成

スタッツ

ヴァンフォーレ甲府 鹿児島ユナイテッドFC
10 シュート 13
18 GK 10
2 CK 7
11 直接FK 6
2 間接FK 4
2 オフサイド 4
0 PK 0

試合総評

明治安田生命J2第38節 『 甲府 1-1 鹿児島 』


『 70分10人で闘うも1−1のドロー。 』
天皇杯準々決勝敗退から3日。リーグ戦プレーオフ進出への一縷の望みをかけて最後まで闘い続けるのみとなった甲府はホーム中銀スタジアムでJ2リーグ20位の鹿児島を迎え撃った。結果はあまりにも辛いドロー。前半から退場者が出るまさかの展開となった。

ここ数試合は前半早々に失点をしてしまうことが続き、対策の修正を続けてきた甲府。守備への意識を研ぎ澄ませつつ、攻めの姿勢をとって試合に臨んだ。結果、前半3分に佐藤和弘選手が鮮やかかつ強烈なミドルシュートで先制し、試合の流れは一気に甲府ペースに。勝利へのモチベーションも更に高まり、いざ勝利へ!とスタジアムの雰囲気も高まった。しかし、20分にスライディングにいった山本選手に対し、まさかのレッドカードが提示された。以後、残りの70分を10人で闘うことを余儀なくされ、鹿児島に追いつかれたものの、勝ち越しが出来ずドローゲームに終わった。

勝利の女神は、なかなか甲府に微笑んでくれない。あと一点が遠い。

◆ ◇ ◆

現在9位の甲府がリーグ20位の鹿児島を中銀スタジアムに迎えて行われた第38節。今節を含めて残り5試合となった状況で、甲府は天皇杯も含めて直近3試合に見られた開始10分以内での失点を防ぎ、プレーオフ圏内に入るためにも勝利し、連勝への足掛かりにしたい一戦。

トップにピーター・ウタカ選手、シャドーには曽根田選手とアラーノ選手、DFの3枚には10試合ぶりのスタメンとなる山本英臣選手をCBに配して挑んだ。

<前半>
甲府ボールで試合開始。直後に試合が動く。

前半3分。右サイドのスローインからの展開でパスが繋がり、ペナルティエリアの右手前でボールを受けた小椋選手からぺナルティエリア手前の中央の佐藤和弘選手にボールが渡る。受けた佐藤和弘選手は思い切りよく左足を振り抜くいたシュートはゴール左上のネットに突き刺さり、甲府が幸先よく先制する。

その後も優勢に試合を進めていく甲府。CBに入った山本選手がアンカーとなり、前線に供給するロングパスに湯澤選手や内田選手といったWB陣も走り込むことで攻撃のチャンスが増え、相手もうかつに前に出られない状況になる。甲府の一方的な試合展開の前に追加点の匂いがしていた。

前半20分。自陣ペナルティエリア手前で枝本選手からボールを奪おうと繰り出した山本選手のスライディングが、相手への危険なアタックとみなされ、レッドカードの判定。ボールを捉えていたかと思ったが、チームの支柱を早い時間に失い、甲府はシステムの変更を余儀なくされた。

その後は数的優位に立つ鹿児島に押し込まれる展開が続き、同点を許すこととなる。

前半33分の鹿児島。ペナルティエリアの右でボールを収めた砂森選手が仕掛けて甲府のDFを剥がし、中に入ってきた枝本選手に縦パスを供給、受けた枝本選手がゴール前に折り返すと、後ろから走り込んだ韓勇太選手に押し込まれてしまった。甲府の守備陣は人数的には揃っていたが、数的不利な隙を突かれての失点となった。

その後も甲府は鹿児島の猛攻にさらされ続ける。前半37分には右サイドからのクロスに相手選手がゴールニアサイドとファーサイドで飛び込まれ、触られるだけで逆転されるような決定的ピンチを迎えるものの、相手の最後の詰めの甘さにも助けられて前半を1-1のドローで折り返した。


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試合終了後 監督記者会見

 まずは、ファン・サポーターの皆さんに勝ち点3をプレゼント出来なかったことを申し訳なく思っています。本当に真摯に受けとめています。ゲームの中では、ゲームの入りというところで、この3節良くなったので、今回選手達は凄く良い入りをしてくれました。最初から我々がゲームを支配した状態の中でゲームを進めていくことができましたし、先に点を取れて落ち着いたゲームが出来たというところは最初の20分までは良かったと思います。退場のシーンに関しては、私の方から言うことは特にありませんが、しっかりと審判が見ていたということと、その前のプレーで僕自身がファールがあったんじゃないかというところで、選手達がそれを見て一瞬止まってしまったということ、その後遅れて入ってしまったいうことで、レッドカードの対象になってしまうプレーに値するかどうかは、我々もまた検証しないといけないと思います。それについては、審判をリスペクトした上で、いろいろ話していきたいと思います。ゲームプランとしては、残りの70分10人で戦わなければいけない、1-0で勝っていた状況ですけど、結構苦しい時間が多かったなと思っています。その中で、我々の戦術と選手達のハードワーク、それによりチャンスも何回か作れていましたし、ゴール前でしっかり体を張ってというシーンも出来ていましたので、凄く気持ちが入ったゲームだったと思っています。しかし、我々は勝ち点3を取らなければいけないというところで、勝ち点1に終わってしまったのは残念な結果ですけど、下を向いていられないので京都戦に向けてしっかりと準備していきたいと思います。

Q:選手の交代のタイミングですが、後半ウタカ選手とアラーノ選手を2トップぎみにして、その辺の交代のタイミングというのは監督の中でどのように考えましたか。
A:ゲームがしっかりコントロールされていましたし、守備の中でのコントロール感の中でゲームは進んでいました。その中で、今いる前線の2人で我々は仕留めなければいけない、そのパワーをウタカとアラーノに託していました。その中で最終的には残りギリギリまで2人で勝負をしてもらった。それはやはり運べる能力がある、足を振る能力がある、そこは最終的には一本で良い。我々はそこの一本を狙っていったということです。交代のタイミングについては、彼らがチャンスをつくれているか、クリエイティブに出来ていたかどうか。それは皆様側から見て遅かったのではないかと思われるのであれば、それはそうかも知れませんが、残り5分で走って戦える選手を入れたというところで、チャンスも1回2回作っていましたし、早く交代したからチャンスが沢山出来た、遅かったからチャンスが出来なかったというのは結果論になります。実際の数字的に見て彼らがシュートを打った本数、そこまでいったチャンスがどれくらいあるのかというのは、僕自身も交代する前の彼らは、しっかり体を当てていましたし、攻撃にも点を取れる可能性というのを凄く感じていましたので、交代のタイミングというのはこのタイミングが良かったと思います。途中から入ってきた金園や佐藤洸一にもっと長い時間を与えればもっとチャンスがつくれたんじゃないかと思うかも知れませんが、逆にもしかしたらチャンスが出来なかったかも知れません。それは結果論なので、僕はスタッフ達と話しながら、まずは最低限の勝ち点1は取るためにバランスというのを考えました。ですので、交代のタイミングというのはあのタイミングになったということです。

Q:今日も難しい試合で勝ち点1、この3試合下位のチームと戦う中で、勝ち点2に終わってしまっているということをまとめて振り返っていただくと、今後への影響というのはどのように考えますか。
A:実際勝ち点9のところが勝ち点2に終わってしまっているというのは、大きな痛手だと思っています。ただ、幸いにもまだ4試合、現時点でプレーオフ圏内に入れないかというと、ギリギリですけれども、まだチャンスがあるのかなと。幸いにも次節京都さんと戦いますので、直接対決に勝てばある程度先が見えてきますし、そういう意味ではまだまだ上位チームが潰しあいをしますので、我々は一つ一つ勝つことによって、最後の最後、我々のところに転がり込んでくる、そのために戦っていくしかないと思います。実際に、この3試合、栃木戦、ヴェルディ戦、今回の鹿児島戦、いろんなチームといろんな状況な中で、お互いに立場が違う中で戦ってきました。我々が勝ち点2しか取れなかったことはしっかり反省をして、最後の最後42節まで全員で力を合わせて戦っていきたいと思います。



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試合データ

試合開始日時 2019年10月27日(日) 14:03
試合会場 山梨中銀スタジアム
主審 上村 篤史
副審 五十嵐 泰之
副審 植田 文平
第4の審判員 酒井 達矢
入場者数 7,182人
天候 晴れ、弱風
ピッチ状態 全面良芝、乾燥
気温/湿度 26.2℃/45.0%