GAME
試合結果
選手交代
27分
ドゥドゥ→ アラーノ
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71分
マテウス サヴィオ→ 菊池 大介
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64分
佐藤 和弘→ 曽根田 穣
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80分
三原 雅俊→ 小林 祐介
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74分
内田 健太→ 金園 英学
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87分
江坂 任→ 川口 尚紀
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警告・退場
84分
オルンガ |
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90分
川口 尚紀 |
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90分+3
ヒシャルジソン |
スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 23
中村 航輔 |
DF 3
小柳 達司 |
DF 18
瀬川 祐輔 |
DF 22
小出 悠太 |
DF 50
山下 達也 |
DF 6
エデル リマ |
DF 2
鎌田 次郎 |
MF 50
田中 佑昌 |
DF 4
古賀 太陽 |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 27
三原 雅俊 |
MF 26
佐藤 和弘 |
MF 35
ヒシャルジソン |
MF 39
内田 健太 |
MF 9
クリスティアーノ |
FW 14
横谷 繁 |
MF 22
マテウス サヴィオ |
FW 9
ピーター ウタカ |
FW 26
オルンガ |
FW 10
ドゥドゥ |
FW 10
江坂 任 |
サブメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 1
桐畑 和繁 |
DF 34
今津 佑太 |
DF 15
染谷 悠太 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 32
川口 尚紀 |
MF 2
湯澤 聖人 |
MF 7
大谷 秀和 |
MF 29
アラーノ |
MF 5
小林 祐介 |
FW 11
曽根田 穣 |
MF 38
菊池 大介 |
FW 17
金園 英学 |
FW 39
細谷 真大 |
監督
伊藤 彰 | ネルシーニョ |
試合総評
明治安田生命J2第32節 『 甲府 1-1 柏 』
『 金園復活弾が炸裂!首位柏との大接戦は1−1。 』
J2リーグ第32節は首位柏レイソルとのマッチ。両チーム沢山のサポーターが集結した中銀スタジアムは10500人(Jリーグ発表)の盛況。甲府は特にプレーオフ、J1昇格へのプロセスに大きく影響する重要な上位との3連戦ラストゲームであったが、柏のハイプレッシャーに屈せず1−1のドローに留め、貴重な勝ち点1を手にした。
<前半>
試合は柏ボールで開始。
序盤から甲府は積極的なプレスでボールをキープし押し込むが、そこは現在首位の柏。アラート感を強くし甲府の攻撃を防いでいくが、先に決定機を迎えたのは甲府だった。
前半15分。センターライン付近でボールを受けたリマ選手が、相手DFの一瞬の隙を突きウタカ選手に縦パスを供給。受けたウタカ選手の前にはGK中村選手しかいないという状況で、ウタカ選手はドリブルでペナルティエリア内に持ち込みシュートを放つ。だがGK中村選手の好セーブに阻まれてしまい、決定機をものにできない。
その後、徐々に柏のパスが繋がりはじめ押し込まれる。高い攻撃力を持つトップのオルンガ選手に合わせたサイドからのクロスやクリスティアーノ選手との関係の中で見せる息の合った攻撃の前にシュートまで持ち込まれる場面が増えるが、小柳選手-小出選手-リマ選手といったDF陣の踏ん張りもあり、決定機を作らせない。
この試合の持つ意味を物語るように激しい攻守展開と身体がぶつかり合う試合の中で、ドゥドゥ選手が前半27分に負傷し交代となってしまう。ドゥドゥ選手の状況が気になる所だが、交代で入ったのはアラーノ選手。しなやかな動きと高いキープ力に期待がかかる。
前半39分には右サイドの瀬川選手からゴール正面にグラウンダーのクロスが入り、走り込んだクロスティアーノ選手がダイレクトにシュートを放つもGK河田選手の正面。一瞬の隙も見せられない緊迫した試合となった。
後半45分+1分には甲府が再度決定機を作る。横谷選手が供給したスルーパスにウタカ選手が反応し、ペナルティエリア右でGK中村選手と1対1になる。右足でシュートを放ったウタカ選手だったが、これも中村選手に防がれてしまう。
DF陣の踏ん張りで柏の強力な攻撃を封じ、決定機も作れた甲府。後半の攻撃に託し、前半をスコアレスで折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
まずは、10,000人のサポーターの皆さんの後押しを受け、勝ち点1ですが取れたことを嬉しく思いますが、勝ち点3を取れなかったことを残念に思います。
前半の入りのところでは、しっかりと入れたところと、オルンガ選手でしたり江坂選手だったり、クリスティアーノ選手という恐さというところを感じつつ、しっかり守備のところから入るというところは出来たと思います。プラスアルファ、ゲームをコントロールするところも前半の中で出来ていましたし、途中押し込まれた時間帯も慌てずに守備からしっかり出来ていましたので、前半0点で抑えられたのは凄く良かったと思います。ただ、前節もそうですけど、セカンドハーフの入り、2分弱くらいのところで点を取られているというところは、入り方というところを我々も改善していかなければいけないと思いますし、僕自身も考え方を変えていかなければいけないと思います。次のゲームではそこをしっかりと修正して、セカンドハーフに良い入り方が出来るようにしていきたいと思います。失点した後、選手達が凄く頑張ってくれたところで、同点まで追いついて、最後ゴールネットを揺らす手前まで行きましたけど、残念ながら引き分けに終わってしまいました。残り10試合はやはり勝ち切らないといけない、負けてはいけないと思いますし、0より1、1より3の勝ち点が必要になってくると思います。その辺を一戦一戦、一戦必勝で戦っていかなければいけないと思います。首位柏さん、力のあるチームに対して追いつけたというところ、あわよくば逆転出来るところまでいったというところは、次のゲームに向けて凄く良いゲームになったかと思います。
Q:入り方の部分で、具体的にどのように考え方を変えていかなければならないのか教えてください。
A:二つあると思います。しっかりボールを握って入るというところが一つと、もう一つはセンターバックの前でウタカやアラーノを競らせて、そこからボールを拾うということがあったんですけれども、やはりセンターバックと競ってはじかれてセカンドボールを拾われるというのは改善していかなければいけないと思います。しっかりボールを握って入る、柏さんはそうやって入ってきたと思いますし、我々もそうするのか、プラスアルファ、ディフェンスラインの裏に相手の守備をゴールに向けて守備させるようなボールをもう少し増やしても良いかなというふうに思っています。それがあれば、もしタッチラインを出たとしても、我々はそこからプレッシャーをかけられますので、そこの改善策というのは少し必要かなと思います。共通認識で、裏に出してプレッシャーをかけようというところはチームとしてはもっているんですけれども、そのボールの長さでしたりとか、細かなところというのは突き詰めた方が良いのかなと思います。
Q:柏相手に掴んだ勝ち点1というのは、今後の10試合にどのように繋がっていくと考えますか。
A:しっかり守って守って、相手にイニシアチブを取られて、例えば先にセットプレーで点を取られて、その後追いつかれたというようなゲームではないので、逆に、我々の改善すべきところは今回ありましたけど、そこからパワーをかけて自分達がイニシアチブをとってゲームをコントロールしながら最後パワーを使って点を取れたということ、これは次の10試合に向けて我々のパワーに繋がると思いますので、後半にこれだけアグレッシブなゲームが出来たということは、次の新潟戦に向けて良い材料になったと思います。
Q:怪我から復帰した金園選手が点を取りましたが、その評価はいかがですか。
A:ゴール前で一個仕事をしてきて欲しいという話をしたので、それをやってくれた彼には感謝しています。彼にとっても一番待ちに待ったゴールだったと思いますし、苦しい半年間を経て、少しずつゲームにも出られるようになってきた、やっとここで彼自身がふっきれて点が取れたということは凄く嬉しいことです。
Q:上位直接対決の3戦が終わり、1勝1分1敗。この3連戦を振り返って、残りの10試合にどのように繋がっていくと考えますか。
A:大宮戦で劇的に勝ったことは良かったと思いますし、その流れで横浜戦で同点に追いついたところまでは良かったと思います。したたかに狙っていかなければいけないところは、勝ち点3でしたりとか、追いついた時に良いゲームコントロールが出来るかどうか、そういう面では前節、横浜戦で課題となった追いついてからの戦い方、たたみかけるのか、しっかり守るのかというところ、そのバランスというところは、今回柏さん相手でもしっかりとゲームをコントロールしながら持ち込めたところもあります。そういう面では、良い材料だったのかなと思いますので、この3戦を無駄にしないためにも、次のゲームはしっかり勝ち切って、自動昇格を狙っていきたいと思います。
Q:ドゥドゥ選手の状態はいかがですか。
A:ランニングしている時に不用意に抑えようと思って過度な力がかかったものと思われます。診断ははっきりしていませんが、大事に至らなければ良いかなと思っています。
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