GAME
試合結果
選手交代
53分
浅野 雄也→ 木村 祐志
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60分
荒木 翔→ 小出 悠太
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72分
黒川 淳史→ 福満 隆貴
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63分
森 晃太→ ピーター ウタカ
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84分
清水 慎太郎→ 村田 航一
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76分
ドゥドゥ→ 金園 英学
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警告・退場
19分
山本 英臣 |
スターティングメンバー
GK 50
松井 謙弥 |
GK 1
河田 晃兵 |
DF 23
外山 凌 |
DF 41
武岡 優斗 |
DF 4
ンドカ ボニフェイス |
DF 4
山本 英臣 |
DF 22
瀧澤 修平 |
DF 34
今津 佑太 |
DF 7
志知 孝明 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
MF 32
黒川 淳史 |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 18
白井 永地 |
MF 26
佐藤 和弘 |
MF 8
前 寛之 |
MF 21
荒木 翔 |
MF 45
浅野 雄也 |
FW 11
曽根田 穣 |
FW 14
清水 慎太郎 |
FW 10
ドゥドゥ |
FW 19
小川 航基 |
FW 25
森 晃太 |
サブメンバー
GK 21
村上 昌謙 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 13
岸田 翔平 |
DF 3
小柳 達司 |
DF 24
細川 淳矢 |
DF 22
小出 悠太 |
MF 6
平野 佑一 |
MF 14
横谷 繁 |
MF 10
木村 祐志 |
FW 13
太田 修介 |
MF 17
福満 隆貴 |
FW 9
ピーター ウタカ |
FW 11
村田 航一 |
FW 17
金園 英学 |
監督
長谷部 茂利 | 伊藤 彰 |
試合総評
明治安田生命J2第25節 『 水戸 1-1 甲府 』
『 後半AT2分に山本執念のゴール。気持ちでねじ込んだ! 』
列島が令和始まって以来の猛暑に見舞われた第25節。蒸し暑いケーズデンキスタジアム水戸でフルタイムの長い笛が吹かれた瞬間、両チームの選手がピッチに倒れ込んだ。1−1。何としても3連敗を防ぎたかった甲府にとってはギリギリのゴールだった。後半はパスミスやセカンドボールが拾えないシーンが目立ち、連携がうまくはまらない。アディショナルタイムを1点ビハインドで迎え、厳しい状況。それを断ち切ったのはミスターヴァンフォーレ、山本英臣選手だった。
チャンスがあっても決まらないゴール。ペナルティエリアでの不十分な対応など、集中力に欠けるミスで2連敗を喫していた甲府。ここ3試合、決して良いとは言えない雰囲気だったが、大切なものをチームに再確認させてくれたのは、甲府のピッチに立ち続ける我らが4番。彼が自らのゴールを持って示してくれたメッセージは、今、甲府が一番大切にしなくてはならないものだろう。
25節の相手は現在リーグ3位の水戸。ここまで水戸との対戦成績は15勝7分15敗と全くの五分。第9節では無敗同士で対決し甲府はホーム中銀スタジアムで先制するも1-2で逆転負けの辛酸をなめさせられた相手だけに、何としてでもその雪辱を果たしたい一戦となった。
またこれ以上の敗戦は上位陣との点差が広がりプレーオフ圏内に戻ることも厳しくなるだけに絶対に落とせない一戦。
甲府はトップにドゥドゥ選手。シャドーには森選手。右WBに橋爪選手、左WBに荒木選手。DFの3枚に武岡選手、山本選手、今津選手と前節岡山戦から7人を入れ替えて挑んだ。
<前半>
甲府ボールでのキックオフ。
試合は序盤から水戸ペースで進んだ。攻守の切り替えが早く、甲府の選手がボールを持った際の早い寄せやセカンドボールへの反応が早く甲府は攻めあぐねる。攻撃ではツートップの清水選手、小川選手を狙ったロングパスやサイドからの崩しで何度かシュートチャンスを作られる。
前半16分の水戸。甲府のトラップミスから甲府陣内中央でボールを得た清水選手。そこから小川選手にパスが通り、ペナルティエリア左手前からシュートを打たれる。ニアへのシュートはGK河田選手がセーブするが、こぼれた所に小川選手が詰めており危ない場面だった。
前半18分にはペナルティエリアの右から前選手が供給したクロスに浅野選手がヘディング。ボールはゴール左に外れるものの精度の高いクロスに甲府は苦しめられる。
3分後の前半21分には、黒川選手が供給した縦パスに小川選手が反応し、フリーになる場面があったが、本日CBに入った山本選手がいち早くボールに触れ、どうにかゴールラインに逃げる場面もあった。
甲府は水戸の攻撃に耐えながらも、右WBに入った荒木選手からゴール前にグラウンダーのクロスが何度か供給されるが、走り込む選手がいなかったりとちぐはぐな攻撃でなかなかチャンスが作れない。
そのまま水戸ペースで試合が進むかと思われたが、前半30分くらいから甲府が徐々にペースを引き寄せる。少しづつ高い位置でポジションが取れるようになった事でボールが繋がるようになり、攻撃の流れができてきた。
前半30分に甲府が決定機を迎える。GK河田選手の前線へのロングキックがそのままカウンターになり、抜け出したドゥドゥ選手が相手GK松井選手と1対1に。前進してきた松井選手をかわそうとドゥドゥ選手が放ったループシュートだったが、勢いを殺せずゴール上に外れてしまった。
その後も積極的に攻める甲府。前半32分にはドゥドゥ選手が、前半37分には森選手がペナルティエリアの右からシュートをするも、いずれも枠に飛ばず、その後に繋げる事ができない。
攻守交替の激しい後半となったが、両チームともゴールネットを揺らす事は無く、スコアレスで前半を折り返した。
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試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:伊藤彰監督
この暑い中、遠くまでファン・サポーターが来てくれたこと…最後勝点1を取れましたが、やはり勝利をプレゼントできなかったことは凄く残念ですが、最後の最後力を振り絞って取れたことは凄くよかったと思います。
前半しっかり、堅く入るところ、相手のDFラインの裏を狙いつつ、我々もゲームをコントロールしながら前半を進めていました。その中で、ボランチ脇のシャドーのところでフリーになることが結構多くて、そこを起点にして相手の足を止めながらそこから攻撃をしようというところ、前半はよくできていたと思います。
最後の最後シュートチャンスまでこじ開けるところ、このゲームは少なかったと思っています。そのへんはもう少しアグレッシブに戦えるところが必要。後半に入って消耗戦。暑さの中で水戸のハードワークに押し込まれるところがあった。凌ぎきって最後ワンチャンスを狙っていた。先制されたところ、スローインからの守備、最後のところで自陣から守備をしっかりしないといけないということを改めて分かったことなので、それは暑い中で消耗戦になって少し抜けていたところがある。そこはメンタルを含めて成長しないとダメ。クロスや詰められたシーン、一歩一歩あの時間帯、我々は後手に回って押し返せなかったことが失点に繋がったと思う。
最後、我々がオーガナイズを変えながらサイドからクロスに入って行こうと変えた中で、最後、山本英臣がゴールをこじ開けてくれた。我々…今のチームの凄い力になると思います。彼が甲府で20年近くやってきた意地の一発かなぁと感じたゲーム。我々は上と勝点が開いているので次から勝点3を奪って最後まで諦めずに付いて行かないといけない。いいきっかけになるようにしたい。
■質疑応答
■CFにドゥドゥをスタートで使い、途中からウタカを起用しましたが狙いと評価は?
1つは連戦が続くというところと、我々はベテランが多いチームなので難しいところもある。その中でDFラインの…ドゥドゥを最初に使ったのはSBの裏を起点にしたかったのは一つの狙い。ドゥドゥは運動量が多いし、流れるプレーを得意とする選手。サイドバックがプレッシャーに来たところでその裏をドゥドゥが起点にして、サポートしてチェンジサイドするなり、そこからの攻撃を考えていました。前半なかなかそういう場面を多く作れなかったけれど、作れていたというのもある。ただ、起点を作った後サポートが遅かったのは後半に向けて修正しました。
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