試合結果

7.27 (土) 18:03

2019明治安田生命J2リーグ 第24節

HOME 山梨中銀スタジアム

ヴァンフォーレ甲府

試合終了

1-2

ファジアーノ岡山

32分 曽根田 穣
1 前半 0 83分 イ ヨンジェ
90分+2 イ ヨンジェ
0 後半 2
ヴァンフォーレ甲府 ファジアーノ岡山

選手交代

68分
横谷 繁→ 森 晃太
62分
赤嶺 真吾→ 中野 誠也
74分
湯澤 聖人→ 新井 涼平
78分
廣木 雄磨→ 三村 真
81分
ピーター ウタカ→ 金園 英学
84分
仲間 隼斗→ 武田 拓真

警告・退場

67分

イエローカード 横谷 繁

40分

イエローカード 上田 康太

73分

イエローカード 廣木 雄磨

ヴァンフォーレ甲府 ファジアーノ岡山

スターティングメンバー

GK 1

河田 晃兵

GK 22

一森 純

DF 3

小柳 達司 イエローカード

DF 2

廣木 雄磨 イエローカード イエローカード

DF 22

小出 悠太 イエローカード

DF 8

田中 裕介 イエローカード

DF 6

エデル リマ イエローカード

DF 20

チェ ジョンウォン イエローカード イエローカード イエローカード

MF 2

湯澤 聖人

DF 21

椋原 健太 イエローカード イエローカード

MF 40

小椋 祥平 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 17

関戸 健二

MF 26

佐藤 和弘

MF 6

喜山 康平 イエローカード

MF 39

内田 健太 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 14

上田 康太

FW 14

横谷 繁 イエローカード イエローカード

MF 19

仲間 隼斗 イエローカード イエローカード

FW 9

ピーター ウタカ イエローカード

FW 9

イ ヨンジェ

FW 11

曽根田 穣 イエローカード

FW 24

赤嶺 真吾

サブメンバー

GK 31

岡西 宏祐

GK 13

金山 隼樹

DF 4

山本 英臣 イエローカード

DF 31

下口 稚葉 イエローカード

DF 41

武岡 優斗 イエローカード

MF 16

武田 将平 イエローカード イエローカード イエローカード

MF 8

新井 涼平 イエローカード

MF 25

久保田 和音

MF 21

荒木 翔

MF 11

三村 真

FW 25

森 晃太 イエローカード

MF 30

武田 拓真

FW 17

金園 英学

FW 7

中野 誠也

監督

伊藤 彰 有馬 賢二

スタッツ

ヴァンフォーレ甲府 ファジアーノ岡山
14 シュート 10
8 GK 6
7 CK 3
7 直接FK 14
2 間接FK 0
1 オフサイド 1
0 PK 1

試合総評

明治安田生命J2第24節 『 甲府 1-2 岡山 』


『 久しぶりの先制もまさかの逆転負け。甲府は9位に後退。 』
岡山に1−2の逆転負けを許したJ2リーグ第24節。前半にウタカ選手→横谷選手→曽根田選手と美しい連携で先制点を挙げた甲府だったが、後半になるとペースは徐々に岡山へ。怪我からの復活となったFW金園選手の今シーズン初出場となったゲームではあったが、勝ち星はスルリとこぼれ落ち、甲府の夜空に輝くことはなかった。

ここ数試合、絶好の決定機を逃したり、一瞬の隙を突かれた失点が続いた甲府。極めて重要な3連戦の幕開けが敗戦となってしまった以上、チームを立て直していくしかない。サポーターのためにも甲府戦士たちは更にゴールに向かい、貪欲なプレーが求められる。

◆ ◇ ◆

午前中は強い雨が降った山梨中銀スタジアム。試合開始の18時には雨は上がったものの湿度の高いピッチの中で行われた第24節岡山戦。

固い守備と、現在リーグ得点王のイ・ヨンジェ選手をはじめとした攻撃力で現在3連勝中と上り調子で6位に浮上した岡山に対し、甲府は前節の長崎戦に悔しい敗戦を喫し、順位を落としているという状況。しかし、6位と7位の直接対決で甲府が勝てば6位に返り咲くと共にプレーオフ圏内にも戻れるだけに絶対に落とせない一戦。

甲府はワントップにピーター・ウタカ選手、シャドーには曽根田選手とコンディション不良で戦線を離れたドゥドゥ選手に代わり横谷選手を配置して挑んだ。サブメンバーには金園選手も登録され出番を待った。

<前半>
甲府ボールでのキックオフ。

勝敗によって順位が動くだけに、両チームとも試合開始直後からピッチ中盤での激しいボール争いとなったが、パスを繋ぎポゼッションを高め、徹底的に左サイドをえぐって来る岡山の前に徐々に流れは岡山ペースに。

だがアラートを強めた甲府は相手の攻撃をはじき返し、先制点を奪う。

前半32分。左サイドの前線に送り込んだ縦パスに全力で走り込むウタカ選手。相手に一瞬ボールを奪われるも身体を反転しボールを奪い、ゴール前にグラウンダーのクロスを供給。それに走り込んでいた横谷選手がヒールで落とし、さらに曽根田選手が詰めてゴールに流し込んだ。前線の3人の連携で取った先制点に中銀スタジアムに詰めかけたファン・サポーターも感情を爆発させた。

前半36分にも甲府は決定機を迎える。佐藤和弘選手から曽根田選手にパスが通り、ペナルティエリア内の左から曽根田選手がシュートを放つ。だが相手GKがブロック。そのこぼれ球に佐藤和弘選手が詰めるものの、シュートが浮いてしまった。

岡山の決定機は前半34分。ペナルティエリア正面で田中選手からの縦パスを受けた赤嶺選手が右にはたき、受けたイ・ヨンジェ選手がシュートフェイントも交えながら左足で放ったシュートはわずかにゴール左に。

ピンチの後だっただけに36分のチャンスをモノにできなかったのは悔やまれるが、甲府は前半を1-0とリードして折り返した。


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試合終了後 監督記者会見

 本当にこの敗戦は重く受け止めています。ホームで先に点を取って、勝てなかったゲームというのは、今シーズン水戸を含めて2試合目ということになってしまいました。選手は最後の最後まで頑張っていましたので、最後取られたというところは僕に責任があると思っています。

 前半からアグレッシブに入って、良い形でコンビネーションから点が取れましたし、その後のチャンスというところもありました。相手のビックチャンスというところも数回ありましたけれども、我々の思うようにしっかりゼロで抑えて先制点が取れた、そういう流れで入っていくことが出来ました。前半は本当に選手たちはパーフェクトに近い良い戦い方が出来たと思います。

 セカンドハーフに入って、パワーをもって最初10分間入れたことは確かですし、自分たちのゲームを守備からしっかり入れたということもあります。ただ、残念なことに15分過ぎくらいから、我々がゲームをコントロールしなければいけないところで、コントロール出来なかった、本当にここが我々のやるべきところ、足りないところだと思っています。やはり、クリアだけの防戦一方で、守って守って終わらせるのではなくて、自分たちの時間をいかにどうやって作っていくか、前半はそれが出来ましたが、後半に入って、勝ってるんですけれども、そこに焦りがあるのか、そういう我々のポジショニングをとらなければいけない、体力的なところを含めて、もっとしっかりとボールを繋ぐ状況をつくれないと、セカンドボールは拾われますし、自分たちがイニシアチブをとるゲームが出来なくなってしまうと思います。

 そういう面では、セカンドハーフの残り25分の戦い方を改善していかなければいけないと思います。連敗して残念ですが、この敗戦というのは選手達が頑張っている中、勝たせられなかったのは僕に責任がありますし、そういう面では次に向けてもう一回選手達と顔をあげて戦えるようにしていかないといけないと思います。中3日ですけれども、しっかりと切り替えて次のゲームに臨みたいと思います。

Q:ゲームコントロールの部分が上手くいかなかったとありましたが、具体的にどういった部分をやって欲しかったですか。
A:まずは、ラインが下がりすぎていたなと思いますし、セカンドボールが拾えなくなって、単発的に攻撃してしまうところ、自分達がボールを保持する時間が少なくなったこと。単発的にカウンターで押し込むところは良いですけれども、そこでもう一回やり直しながら、自分達のラインをアップしながらゲームをコントロールということ、そういうところをもっともっと積極的にやってもらいたかったなと思います。自分達が1-0で勝っていて、そのまま終わらせたい気持ち、ある意味そこの消極的な部分が出てしまったのかなと思います。やっぱり一つはラインが下がり過ぎていて、セカンドボールが拾えなくなって、相手に良い状態で自由にボールを持たせてしまったということ。そこからの一本二本の鋭いカウンターというところは、ウタカが最後決められなかった場面とかもありますし、そういうところをこういう苦しいゲームで決めていかないといけないと思います。PKや最後の失点に関しては気持ちの部分だったりとか、またそこから立ち直るというか強い気持ちだったりとかというのは奮い立たせないといけないと思います。

Q:交代のメンバーやタイミングは来週ミッドウィークであることを見据えてのものですか。
A:正直言ってそうです。ウタカを代えたところも次の水曜日に水戸戦がありますので、彼がいるかいないかは相手の脅威になりますので、先のことを考えたということはありますし、あと湯澤に関してはやはり大きな怪我明けでまだ3試合目ですので、体力的な部分であったりとか、そういった部分で90分もたない状況だったので、逆に言ったら仲間選手が右サイドから鋭い攻撃をしてきて、そこに問題があったので、そこに小出を入れて個の突破というところはある程度抑えられたと思います。PKになったシーンは、五分五分のボールが相手の前にこぼれてしまった、ああいうところの詰めの甘さ、球際の強さだったりとかというのはしっかりとやっていかなければいけないと思います。

Q:復帰した金園選手のこの試合の評価と今後に向けて期待するところを教えてください。
A:金園はハードワークが出来ますし、今回練習試合で出て戻ってきましたし、ああいう短い時間でもチームに貢献できる選手だと思っています。今回は、短い時間でしたが、それでも何度かチャンスというか、セカンドボールを拾ったりですとか、体をぶつけて自分達のボールにしてくれたりとか、苦しい時間で良いプレーをしてくれたなと思います。でもまだまだコンディションの部分ですとか、チームにフィットするところというのは、まだまだ足りない部分があるので、まだまだ出来る選手なので、今後そういうところを期待しています。


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試合データ

試合開始日時 2019年07月27日(土) 18:03
試合会場 山梨中銀スタジアム
主審 三上 正一郎
副審 浜本 祐介
副審 桜井 大介
第4の審判員 櫻井 大輔
入場者数 5,624人
天候 曇、弱風
ピッチ状態 全面良芝、乾燥
気温/湿度 27.9℃/65.0%