GAME
試合結果
柏レイソル
試合終了
4-2
ヴァンフォーレ甲府
36分 クリスティアーノ 45分+2 オルンガ 60分 江坂 任 77分 江坂 任 |
2 | 前半 | 0 |
46分 佐藤 和弘 73分 佐藤 和弘 |
2 | 後半 | 2 |
選手交代
79分
菊池 大介→ 宮本 駿晃
|
46分
森 晃太→ ドゥドゥ
|
90分+1
江坂 任→ ガブリエル
|
62分
松橋 優→ 小柳 達司
|
73分
武岡 優斗→ 佐藤 洸一
|
警告・退場
45分+1
小池 龍太 |
17分
松橋 優 |
61分
ヒシャルジソン |
スターティングメンバー
GK 23
中村 航輔 |
GK 31
岡西 宏祐 |
DF 13
小池 龍太 |
DF 41
武岡 優斗 |
DF 15
染谷 悠太 |
DF 22
小出 悠太 |
DF 2
鎌田 次郎 |
DF 6
エデル リマ |
DF 4
古賀 太陽 |
MF 16
松橋 優 |
MF 35
ヒシャルジソン |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 17
手塚 康平 |
MF 26
佐藤 和弘 |
MF 9
クリスティアーノ |
MF 39
内田 健太 |
MF 38
菊池 大介 |
FW 14
横谷 繁 |
FW 26
オルンガ |
FW 9
ピーター ウタカ |
FW 10
江坂 任 |
FW 25
森 晃太 |
サブメンバー
GK 1
桐畑 和繁 |
GK 37
水上 珠吏 |
DF 3
田上 大地 |
DF 3
小柳 達司 |
MF 5
小林 祐介 |
DF 4
山本 英臣 |
MF 25
田中 陸 |
MF 2
湯澤 聖人 |
MF 24
宮本 駿晃 |
MF 11
曽根田 穣 |
FW 18
瀬川 祐輔 |
FW 10
ドゥドゥ |
FW 19
ガブリエル |
FW 18
佐藤 洸一 |
監督
ネルシーニョ | 伊藤 彰 |
試合総評
明治安田生命J2第21節 『 柏 4-2 甲府 』
『 上位対決は4−2に柏に軍配。佐藤和2発の奮闘も、厚い壁を崩せず。』
5位柏、6位甲府と上位グループ同士の対決となったJ2リーグ21節。前半戦の最後のゲームでありながら、「今シーズン最小失点」vs「今シーズン最大得点」の構図となった。
前半のポゼッションはほぼ3:7と甲府はやりたいことをやらせてもらえず、佐藤和弘選手の2点で追い上げを目指すも、追いつくことは出来なかった。前節でレッドカードを受け出場停止の守護神河田選手に代わり、今シーズン初出場となる岡西選手がゴールを守る。好セーブのシーンも見受けられたが、チーム一丸として取り組んだ甲府のディフェンスは、柏の猛攻を食い止めることには敵わなかった。
柏の4得点は、今シーズン最多。お互いJ1昇格を目指すチームでありながら、七夕の勝利を手にできなかった。今節に勝利すれば暫定2位の可能性があり、自動昇格圏に浮上するチャンスだった。相手はこれまで多くの激闘を繰り広げてきた宿敵柏レイソル。こういった試合で勝ち切る強さを身に付けたい。段々と怪我からリーグ戦に復調してきた選手も増えてきたので、今一度気持ちを切り替えてリーグ後半戦を戦っていこう。
年間42試合のJ2リーグで後半戦への折り返しとなる第21節。現在リーグ6位:甲府は5位:柏と激突した。駆けつけた大勢の甲府ファン・サポーターのためにも、また上位陣との差を縮め、後半戦をよい雰囲気で迎えるにも勝ち点3が是が非でも欲しい試合。
甲府は前節徳島戦でレッドカードを受けたGK河田選手に代わり岡西選手を起用。またワントップには体調不良で大事を取っていたピーター・ウタカ選手が戻り、シャドーには森、横谷選手の布陣で挑んだ。
<前半>
甲府ボールでキックオフ。
序盤はお互いが相手をけん制しながらの試合展開だったが、柏の江坂選手-クリスティアーノ選手-オルンガ選手の連携と甲府DFライン裏を徹底的に狙ってくる攻撃の前に甲府は徐々に押し込まれる展開となった。
だが甲府は小出選手-リマ選手-武岡選手のDF3人が絶妙なラインコントロールで相手を何度もオフサイドトラップに引っ掛け、柏の自由にさせなかった。
そんな展開の中で押し込まれてはいるものの、先に好機を迎えたのは甲府だった。
前半25分。相手DFのクリアボールをペナルティエリア手前で奪ったウタカ選手が相手DFをかわしながら左足でシュート。ゴール枠を捉えたシュートだったが相手GK中村選手の好セーブに阻まれてしまう。
だが、その後甲府の攻撃は影を潜め、柏の縦に速い攻撃に苦しめられた。
そして柏に先制を許す。
前半36分。甲府陣内でボールを収めたクリスティアーノ選手が左前線にボールを入れる。それに走り込んだオルンガ選手がペナルティエリア左手前からゴール正面に走り込むクリスティアーノ選手に精度の高いクロスを供給、フリーで走り込んだクリスティアーノ選手に右足でダイレクトに合わせられてしまった。
さらに前半45分+2分には2点目を入れられてしまう。
柏陣内で攻め込もうと出した縦パスがカットされ、甲府はカウンターを食らってしまう。前がかりになっている所に相手からDFライン裏にクロスが供給され、オルンガ選手にペナルティエリア内まで持ち込まれてしまう。その状況に対応して一旦はオルンガ選手からボールを奪ったGK岡西選手とDF小出選手だったが、連係がうまくいかずボールがこぼれてしまい、その隙をオルンガ選手に決められてしまった。
一方的な柏ペースとなってしまった前半。0-2の2点ビハインドで後半の巻き返しに望みをつなぐ。
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試合終了後 監督記者会見
雨の中、ファン・サポーターの皆さんが大勢来てくれた中で、不甲斐ない負け方をしたことを申し訳なく思っていますし、残念に思います。
前半はしっかり、先制点を与えないこと、先制点を取ることをコンセプトに始まったが、力のある柏に隙を与えたり、ちょっとしたミスで失点する。それを痛感しました。我々は守備を強固にすることをやり直さないといけないと思います。しかしながらゲームの中で難しくしたのは前半最後の失点のところ。0-1で後半に折り返すことができていれば後半にパワーを掛けていたと思います。そのへんが我々の今日の反省の大きな要因だと思っています。
後半、我々はパワーを出していかないといけないということと、点を取った後すぐに取られてというところ。ここはこのゲームのターニングポイントというか、0-2になった後に1点を取って1-2になった後に次の1点を取られた。ここは柏の個の力、チーム力を痛感した。我々はそのあと2点目を取ったが、突き放された。今日のゲームは力負けをしたのかなぁと感じます。ここ数試合失点が増えており、この点は後期に向けてチームを立て直したい。
Q:失点が増えているという点は後半戦に向けてどういうところを見つめ直そうと考えていますか?
A:この頃、ボールを持たれることを自分たちが嫌がるというか、ボールを持ちたい気持ち、ボールを持たれている気持ちがあると思います。その中で我々はブロックを作って入れさせないということをもう一度やらないといけない。そこが強固になってくると自ずと失点も少なくなってくるし…我々がボールを握りたいで前に出て行った今日は背中を取られたというか、前にオルンガという素晴らしい選手がいて、そこにロングボールやフィーリングでクサビを入れられて前向きを作られた。
もっと我慢して入れさせない状況を作らないといけない。ここ数試合失点しているのは我々がボールを握りたい、奪いたいというところの背中を取られて失点している。今日のゲームはそういうところがすごく多かった。もう少し落ち着いてやれるようにしないといけないと思います。
Q:今節でリーグ戦の前半が終わりました。勝点33ポイントの6位という現状を振り返っての感想をお願いします。
A:一つ勝ったり、連勝したりすると上に行くリーグだと思っています。これに食いついていかないと…離されると昇格レースに入っていけないと思います。前半を振り返って引き分けがが多かったり、勝ち切れないゲームが多くあった。その中で勝ちを手繰り寄せる粘り強いゲームをしていかないといけないと思います。上位は混戦。ここで離されずに食らいついていけばまだまだチャンスはあると思います。
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