GAME
試合結果
選手交代
80分
ピーター ウタカ→ 曽根田 穣
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65分
金久保 順→ 仙頭 啓矢
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85分
横谷 繁→ 小椋 祥平
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72分
上夷 克典→ 田中 マルクス闘莉王
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90分+3
ドゥドゥ→ 小柳 達司
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85分
宮吉 拓実→ エスクデロ 競飛王
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警告・退場
65分
小出 悠太 |
7分
本多 勇喜 |
スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 21
清水 圭介 |
DF 41
武岡 優斗 |
DF 5
黒木 恭平 |
DF 22
小出 悠太 |
DF 6
本多 勇喜 |
DF 6
エデル リマ |
DF 16
安藤 淳 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
DF 25
上夷 克典 |
MF 8
新井 涼平 |
MF 10
庄司 悦大 |
MF 14
横谷 繁 |
MF 22
小屋松 知哉 |
MF 21
荒木 翔 |
MF 31
福岡 慎平 |
FW 9
ピーター ウタカ |
MF 41
金久保 順 |
FW 18
佐藤 洸一 |
FW 13
宮吉 拓実 |
FW 10
ドゥドゥ |
FW 23
一美 和成 |
サブメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 1
加藤 順大 |
DF 3
小柳 達司 |
DF 4
田中 マルクス闘莉王 |
MF 39
内田 健太 |
DF 30
石櫃 洋祐 |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 14
仙頭 啓矢 |
MF 7
中山 陸 |
MF 20
ジュニーニョ |
MF 11
曽根田 穣 |
FW 19
大野 耀平 |
FW 29
ジュニオール バホス |
FW 39
エスクデロ 競飛王 |
監督
伊藤 彰 | 中田 一三 |
試合総評
明治安田生命J2第10節 『 甲府 1-0 京都 』
『 平成最後のホームは曽根田弾!まさに一丸でぶつかり勝利を収めた。 』
「平成最後の○○」で巷は大賑わい。
間も無く使えなくなるこのパワーフレーズを、甲府は逃すことなくモノにした。
新元号「令和」への架け橋となる重要なホーム京都戦を1−0で勝利を飾り、ヴァンフォーレは次の時代へと走り出す。
佐藤洸一選手を1トップにおき、ウタカ選手&ドゥドゥ選手がシャドーに入る初めての形で臨んだ3−4−3。特に前半は両チームの良さが光った押しも押されもせぬ好ゲームとなった。
前節に続き歯痒いシーンもあったが、最後まで選手たちは走り切り、1−0を死守。
暫定的に再びJ2首位に返り咲くことができた。2019シーズンのおよそ1/4が終わった中、こういった厳しい試合をセーブできたのは大きい。
「平成最後のホーム戦を迎える心境は?」という試合前インタビューに「特にない、全部勝ちたいので」と笑い混じりに答えた伊藤監督。そうだ、我々は開幕からずっと前を向いて走ってきているのだ。トレーニングと修正を重ね、次節も熱く戦っていくのみだ。
前節、終了間際に悔しい逆転負けを喫した甲府の第10節は、リーグ7位の京都を迎えてのホーム戦。絶好のサッカー観戦日和となった中銀スタジアムには8,162人のファン・サポーターが詰めかけた。
J1昇格を目指すには連敗は避けたい甲府はトップに佐藤洸一選手、シャドーにウタカ選手とドゥドゥ選手の3トップで、チームワークで固い守備をする京都をどう切り崩していくのかが見どころとなった今節。
試合は甲府ボールでキックオフ。
両チームとも序盤こそ自陣でボールをキープし、相手の隙を狙って前線に攻め上がるスタイルだったが、徐々に攻守交替の目まぐるしい展開に。風はあるものの気温27℃のピッチ上でのハードワークは体力消耗が激しく、試合が止まるごとに給水を繰り返す選手たち。
そのような流れの中で、先に決定機を得たのは甲府だった。
前半21分。ペナルティエリアの右からウタカ選手が供給したクロスに横谷選手がペナルティエリア内の逆サイドで合わせシュート。これが相手選手のハンドを誘いPKを得る。
キッカーはドゥドゥ選手。助走を取りシュートをするまさにその瞬間、軸足が滑ってしまい、右足で放ったシュートはゴールの上に外れてしまう。甲府は試合を優位に進める先制のチャンスを失った。
しかし、その後も甲府はピッチ上の全選手がハードワークに徹し、相手選手へのフォアチェックでセカンドボールを奪い、攻撃に繋げる場面が多くみられた。
前半29分には、トップの3人が連携しチャンスを作る。相手陣内でセカンドボールを奪い、ウタカ選手がボールを収めると、相手ペナルティエリア手前でウタカ選手とドゥドゥ選手がワンツーを仕掛け、相手DF陣を強引に抜きに行く。DFに行く手を阻まれるもそのこぼれ球に佐藤洸一選手が反応し、ペナルティエリア内の右からシュートを放った。しかし相手GKのナイスセーブでゴールならず。
京都にボールを持たれる時間帯もあったが、集中した守備で付け入るスキを見せない甲府のまえに、京都はシュートまで持ち込めない展開が続く。
アディショナルタイム1分も終わり前半終了のホイッスル。
放ったシュートは甲府9本に対し京都1本と甲府優勢で試合を折り返す。
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試合終了後 監督記者会見
まず、素晴らしい雰囲気を作ってくれたサポーターの皆様に感謝しています。前節負けて土は付きましたが、今節すごく大事なゲームで勝ち点3を取れたこと、これは選手たちがハードワークした結果だと思っていますので、すごく良かったなと思っています。前半から京都さんのビルドアップのところでイニシアチブをもってゲームを進めるというところをなるべくなら回避したい、我々の方が守備のところでイニシアチブをとって守備をしたいと考えていましたので、ウタカ、佐藤洸一、ドゥドゥ、前線の3枚が我々が用意してきたことをしっかりと前半からピッチで出してくれたことがこのゲームを締めた一つの要因だと思います。その中で苦しい時間もありましたし、PKで点を取れなかったというところ、その中でも選手たちは下を向かずにしっかりと90分間戦う姿勢を続けてくれたことが最後にゴールに繋がったのかなと思います。後半になって、間延びするところもありましたし、最後の20分くらい押し込まれて苦しい時間もありましたが、なんとか選手全員が体を張って守ってくれた、この結果が勝ち点3に繋がったと思います。
Q:曽根田選手の投入の場面で、一回様子を見てから投入しましたが、どういったことに期待して交代したのですか。また、期待に応えてくれたことに対する評価はいかがですか。
A:要因はいくつかありますが、まず、ウタカのゲームメイクというところで、今日は中盤に下がりながらゲームメイクをしてくれていて、時間を止めてくれた、これは我々にとってすごく力になったことだと思います。ただ、70分を越えてきて守備におけるハードワークが最後きつくなってきたなと、そこを考えていて、交代のタイミングを我々が相談している時間がちょっと長かったかなと思いますので、そこはしっかりやっていかなければならないと思います。曽根田が入って、守備のパワーとアタックのところで飛び出す動き、ゴール前での決定力というところは期待して投入したところなので、曽根田が点をとってくれたということはすごく良かったと思います。
Q:無失点でしっかりと終えられたというところに対する評価はいかがですか。
A:最後、闘利王選手があがってきてちょっと恐い場面を何度か作られました。そこは、小柳を入れて、マンツーマンぎみになりましたけど、そこで対応したということ。あとはディフェンス陣が最後の最後まで体を張ってプレーをしてくれたこと、ここはすごく評価しています。
Q:これでシーズンの約4分の1を終えて、勝ち点19ですが、これに対する評価はいかがですか。
A:昇格するために勝ち点80は最低限取らなければならないところ。これを4クールに分けたところで、勝ち点20を取るというのはすごく大事になってくると思います。特にスタートダッシュということもありますので。それに近い数字を残せたということは、次の第2クールに向けてしっかりとパワーをもって入れるというところになると思います。評価としては、ものに出来るゲームをおとしたり、勝ち点3を積み上げなければならないところで引き分けたりというゲームもありましたが、数字的には良い数字なのかなと思います。
Q:前の試合が終わった後、ここ数試合守備のイニシアチブが失われているとコメントがありましたが、今回の試合で改善できた要因は何であると考えていますか。
A:やることがはっきりしたというか、今日の守備に関しては1週間考えて、選手たちに今日はここでボールを奪いにいこうとか、こういう守備をしようというところ、プラスそのベースのところで、ゴール前の守備というところはしっかりやっていこうというところ、もういっかい立ち返ったところからプラスアルファできたところが良かったのかなと思います。前節は負けていなくて隙があったというところもちょっとありました。良い薬をもらって、今日は最後まで90分ハードワークできたということは、前節負けて次につながったゲームだったのかなと思います。
Q:前半、武岡選手や小出選手に声をかけている場面が目立ちましたが、どういった指示を出していたのですか。
A:左サイドバックの選手とサイドハーフの選手の立ち位置が変わるところが前半何回かありましたので、立ち位置を変えたときに誰が行くのかとか誰がそこを消すのかなどを後ろの選手とコミュニケーションをとりながら、本来であればそこに入ってくる選手ではない選手が入ってきた、そこを我々もケアしなければならない、そこを選手たちと話して上手くそこでケアできるかどうか確認作業をしたということです。
Q:曽根田選手は最近先発で起用されていませんが、どのような理由からですか。
A:軽いけがをしていましたので、メンバーにも入れていないですし、そういった面ではやっと戻ってきて2週間ほどトレーニングができましたので、ここでメンバーに入ったという形です。
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