GAME
試合結果
選手交代
58分
橋爪 勇樹→ 武岡 優斗
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57分
長谷川 悠→ イ ジョンホ
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83分
横谷 繁→ 曽根田 穣
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57分
翁長 聖→ 吉岡 雅和
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89分
内田 健太→ 今津 佑太
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71分
大竹 洋平→ 磯村 亮太
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警告・退場
39分
大竹 洋平 |
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43分
徳永 悠平 |
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54分
チェ キュベック |
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75分
新里 涼 |
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80分
香川 勇気 |
スターティングメンバー
GK 1
河田 晃兵 |
GK 30
徳重 健太 |
DF 3
小柳 達司 |
DF 13
亀川 諒史 |
DF 22
小出 悠太 |
DF 3
チェ キュベック |
DF 6
エデル リマ |
DF 22
徳永 悠平 |
MF 28
橋爪 勇樹 |
DF 2
香川 勇気 |
MF 26
佐藤 和弘 |
MF 20
大竹 洋平 |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 10
黒木 聖仁 |
MF 39
内田 健太 |
MF 27
新里 涼 |
FW 14
横谷 繁 |
MF 28
翁長 聖 |
FW 9
ピーター ウタカ |
FW 17
長谷川 悠 |
FW 10
ドゥドゥ |
FW 11
玉田 圭司 |
サブメンバー
GK 23
岡 大生 |
GK 21
富澤 雅也 |
DF 34
今津 佑太 |
DF 26
イ サンミン |
MF 8
新井 涼平 |
MF 8
磯村 亮太 |
MF 41
武岡 優斗 |
MF 15
島田 譲 |
MF 11
曽根田 穣 |
MF 16
吉岡 雅和 |
FW 29
ジュニオール バホス |
MF 19
澤田 崇 |
FW 18
佐藤 洸一 |
FW 9
イ ジョンホ |
監督
伊藤 彰 | 手倉森 誠 |
試合総評
明治安田生命J2第4節 『 甲府 2-0 長崎 』
『 ホーム開幕戦勝利は3年ぶり!15665人結集の小瀬は、どこよりも熱かった。 』
「13,211を超えろ。」
ホーム開幕戦を迎える上で、このキーワードを元に、この1ヶ月、甲府はクラブ、スポンサー、サポーター、全ての地域ぐるみで最多人数を超えるべく過去に例を見ない動きを見せていた。フタを開いてみれば、今節の入場者数は15,665人。涙腺が緩むほどの歓声、青と赤のうねり、揺れるスタジアム。「熱くなる」光景が中銀スタジアムに広がっていた。
初対戦ということもあり気合い十分で立ち向かったゲームは、2−0で完封。ピーター・ウタカもとい、”スーパー・ウタカ”とも言うべき甲府の9番は、圧巻のパフォーマンス。初めて甲府の試合を観戦した人、久々にスタジアムに足を運んだ人、すべてが歓喜に酔いしれた。
試合直前の前日、昭和町で行われた両チームの記者会見イベントにて、長崎の手倉森監督はこう語っていた。
「Jのサッカーは、地元の盛り上がり勝負、と言うところも大きい」、と。まさにその通りだ。
中銀スタジアムに結集した15,665人だけではなく、ヴァンフォーレを応援するすべての人が、熱く選手を鼓舞し、笑顔でスタジアムを後にする。サッカーも素晴らしいが、地域全員でひとつの事を共有するこのパワーがもたらす意味の大きさを、改めて思い知らされた。また、J1に初挑戦した頃のような素晴らしい盛り上がりが蘇ってきた感じがした。
1分けの後、3連勝でスタートダッシュに成功したVFK。この勢いのまま、高く昇っていこう。
熱く燃え上がったJ2リーグ第4節を振り返る。
13,211人をはるかに超える15,665人が詰めかけた甲府中銀スタジアム。VF甲府の勝利を信じて集まったファン・サポーターを包み込むように、いつしかスタジアムは優しい日差しに包まれていた。
甲府にとっては初対戦となる長崎をホームで迎えた第4戦。長崎ボールでのカウントダウンキックオフで試合開始。
今日が自身の開幕戦でもある小出選手をCBに置き、鉄壁のDF陣で相手を迎える。激しい戦いが繰り広げられたが、試合は8分に動いた。
先制したのは甲府。
ペナルティーエリア手前で相手DFのパスをカットした横谷選手。ペナルティーエリアの左から侵入したウタカ選手とのワンツーが決まり横谷選手がシュート放つ。しかしこれは相手DFに当たり決まらず。しかしそのこぼれ球に詰めたウタカ選手が豪快に右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。
これでウタカ選手は4試合で3点目。しかしそれだけでは終わらなかった。
試合のペースは一気に甲府に傾き、長崎を攻め続ける。
特にペナルティーエリア手前の左サイドから内田選手、ドゥドゥ選手、佐藤選手が積極的にミドルシュートを放った。いずれも枠を捉えた素晴らしいミドルシュート。相手GK徳重選手のナイスセービングで得点には至らなかったものの、しっかりシュートまで打って終わらせる流れが、甲府の攻守によいリズムをもたらし、守備面での不安材料は特に見られなかった。
そして甲府に追加点が生まれる。
前半41分に得た甲府の右コーナーキック。キッカーは内田選手。左足から放たれたインスイングのクロスに、内ももにボールを当てながらゴールを決めたのはウタカ選手。これでウタカ選手は4試合で4点目と勢いが止まらない。
前半を終わってみれば甲府のシュート15本に対し、長崎が4本。言い換えれば、相手にシュートを打たせなかった甲府の守備陣の堅守も光る内容で前半を2-0と折り返す。
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試合終了後 監督記者会見
先ず、このような素晴らしいファン、サポーターの皆様方にこれだけの応援をいただき、我々に力を下さりすごく感謝しております。1万5千人強のファンサポーターの皆様方が来られたことに対して我々の力になりました。本当に感謝しております。
この記録については、県内の各メディアの皆様方のご協力もあったからこそ達成できたと思いますので、感謝申し上げます。ありがとうございました。
ゲームの中では、ゲームの入りという所で我々がやろうとする前線からの守備という所も機能し、流れの中で点が取れました。セットプレーでは良い場面を作りました。我々のやろうとすることが前半の最初の方はありました。2点取ってから少し自分たちがラインを下げるといいますか、積極的にプレスを掛けに行く時間も少なくなり、少し押し込まれる時間もありましたが、その中でもゴール前での守備での強固さというところもある程度出来ていたと思います。後半に入って、相手もオーガナイズを変えたりする中で、中の選手たちで対応出来たという所は今後に繋がる良いゲームになったのかなというふうに思いますし、0(点)で抑えられたという所はまた次のゲームに繋がる良い材料になったのかなと思います。以上です。
Q:2ゴールのウタカ選手は前線で守備もしながらゴールを決めました。ウタカ選手についてどのように感じていますか。
A:ウタカは人間的にもプレイヤーとしても素晴らしい選手ですし、ゲームの中で必要なピースですごく重要なポジションを占めていると思います。本当に守備の所もそうですし、押し込まれている時のボールキープですとか、ロングボールに対して収めることでしたり、その中で点を取りました。セットプレーからも点を取りましたし、その中では、今回のゲームではもう1点取ってハットトリックという所もあったとは思いますが、素晴らしかったなと思います。
Q:小出選手も復帰しました。2試合連続無失点の守備面についてどのように感じていますか。
A:無失点が2試合続きましたが、実際(相手の)シュートミスでしたり、自分たちのミスでラインが下がったりしても助かった部分というのが多々あると思います。それを今後1試合1試合毎日のトレーニングから積み上げて行って、ディフェンスラインの構築をもっと強化しないといけないと思っていますし、逆にもっとゲームをコントロール出来れば守備の時間も減るので、そういうコントロールするという部分でも、もうちょっと積み上げていかないといけないのかなと思います。
Q:小出選手がキャプテンとして今シーズン初出場ということで、どのような思いでピッチに送り出したのでしょうか。また、小出選手の出来はいかがだったでしょうか。
A:小出に関しては、キャンプを通じて開幕前まではしっかりとコンディションの所は出来ていましたし、守備のところの構築ですとか、キャプテンシーの部分でしっかりと発揮してくれていたので、今回小出を使うことに関して、僕自身は何の迷いも無かったですし、コンディションが上がってこなければ使わなかったです。彼自身がしっかりとこの4戦目にコンディションを整えてきてくれました。0(点)で抑える所も彼のゲームコントロールといいますか、キャプテンシーという所はすごく良かったと思います。これぐらいやってくれるとは思っていたので、厳しい言い方をするかもしれませんが、及第点です。
Q:前節に引き続いてセットプレーからの得点を取りました。昨シーズンから改善されるのかなという期待感もありますが、いかがでしょうか。
A:結構大きなウェイトを占めるのがキッカーの質だと思います。キッカーの質は内田健太もそうですし、佐藤和(弘)、横谷、この3名はすごく高いです。それに合わせて中が信用して入れるというのは、セットプレーにパワーが出てきている証拠だと思います。今日のゲームに入る前にセットプレーについても、選手たちと共有していたので、それで点が取れたということは彼らの自身になったと思いますし、本当によかったと思います。
Q:ホームで1万5千人以上のサポーターと戦っていたことについて、どのように感じていましたか。
A:出た瞬間にすごいなというのが先ず。これだけ後押ししてくれるサポーターに恥じたゲームはしてはいけないと、僕の身もすごく引き締まりましたし、逆にそれに固くならずに選手たちはアグレッシブに戦ってくれました。これはすごく良かったなと思います。その雰囲気を1万5千人以上のファン、サポーターの皆様方が作ってくれました。これについては、本当に感謝しています。
Q:ウタカ選手、ドゥドゥ選手の役割分担や連携がすごく機能していたと思います。監督からの指示や評価はいかがでしょうか。
A:彼ら2人に対しては、点を取ることだけではなく守備の所もしっかりやらなかったらゲームには出られないと、サボり始めたらゲームに出られなくなるという所も自分たちの中で分かっています。その中で彼ら2人ではなくて、周りの選手たちと上手くコミュニケーションを取りながらコンビネーションがしっかりと出来ていたということは本当にすごく我々にとって見たらプラスアルファになる部分です。個の能力が出て、チームとしてグループとしてコレクティブに戦えるように、これから夏場になるともっときつくなることが多々あると思いますので、機能していって欲しいと思います。
Q:4戦を終えての勝ち点10について、どのように考えていますか。
A:アウェーで勝ち点7を取ったということは、すごく我々にとっては力を与えてくれたと思いますし、スタートダッシュとして負け無しでここまで来れたという所は、チーム全体の雰囲気やチームがやろうとしている所が全員で共通認識で出来ていると思います。やはり42試合終わった時にどこにいるかという所、我々は昇格を目指しているので、1、2(位)の所にいないといけないというふうに思っています。良いスタートは切れたということは現状満足しています。
Q:守備についての手応えはいかがでしょうか。
A:守備の所の手応えというのは、まだまだ理想とする守備には達していないというふうに思っています。ただ、ボランチの小椋でしたり佐藤和(弘)ですとか、彼ら2人の守備における重要な役割というのは日に日に増していると思っています。誰が入っても同じ動き、同じ役割で戦えなければいけません。それがあってこそ、守備の構築、守備のコレクティブ、ステップアップ出来るという所もあります。もっともっとそういう所も含めてチーム全体で共有していかないといならないと思います。
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