GAME
試合結果
選手交代
55分
阿部 翔平→ 曽根田 穣
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73分
キム ボギョン→ 手塚 康平
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70分
中山 陸→ ジエゴ
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76分
山崎 亮平→ 江坂 任
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85分
太田 修介→ ジュニオール バホス
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89分
中川 創→ 宮本 駿晃
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警告・退場
7分
高野 遼 |
スターティングメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 16
滝本 晴彦 |
DF 34
今津 佑太 |
DF 13
小池 龍太 |
DF 3
ビョン ジュンボン |
DF 3
ナタン ヒベイロ |
DF 33
秋山 拓也 |
DF 29
中川 創 |
MF 16
松橋 優 |
DF 39
亀川 諒史 |
MF 5
窪田 良 |
MF 8
小泉 慶 |
MF 44
瀬戸 貴幸 |
MF 15
キム ボギョン |
MF 27
阿部 翔平 |
MF 18
瀬川 祐輔 |
FW 13
太田 修介 |
FW 19
中川 寛斗 |
FW 39
中山 陸 |
FW 9
クリスティアーノ |
FW 35
高野 遼 |
FW 11
山崎 亮平 |
サブメンバー
GK 23
岡 大生 |
GK 1
桐畑 和繁 |
MF 18
道渕 諒平 |
DF 22
パク ジョンス |
MF 21
荒木 翔 |
DF 24
宮本 駿晃 |
MF 24
曽根田 穣 |
MF 17
手塚 康平 |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 7
大谷 秀和 |
FW 11
ジエゴ |
MF 28
栗澤 僚一 |
FW 29
ジュニオール バホス |
FW 10
江坂 任 |
監督
上野 展裕 | 加藤 望 |
試合総評
2018 JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第1戦 『 甲府 2-2 柏 』
『 ルヴァンカッププライムステージ柏戦、初出場の中山選手は1G1Aの大活躍。勝負の行方は第2戦へ… 』
前日まで各地で猛威をふるっていた台風21号が過ぎ去った小瀬の空は、綺麗に澄み切っている。
今試合の注目はなんと言っても、初出場の瀬戸選手と中山選手だ。ルーマニアの一部リーグで活躍し続けた32歳と、東海大相模高校3年生在学中の17歳が、キックオフ前からピッチを沸かせていた。
ルヴァン杯プライムステージ準々決勝。柏レイソルとの第1戦は中銀スタジアムで行われた。リーグ戦では甲府はJ2で15位。柏もJ1で15位と、好調とは言い難い両者であるが、お互いにルヴァン杯での結果を出し、いい流れに変えていきたいところだ。
前半は甲府のシュートも僅か1本に留まり、後半から攻め上げていきたいところだった。そんな中、交代なしで迎えた後半から期待を大きく超えるサプライズが起こったのだ。
甲府の期待のニューフェイス、中山陸選手が初出場ながらいきなり大活躍を魅せた。U-21枠でプロ初出場を果たした若干17歳は、臆することなくJ1柏にぶつかっていき、1G1Aを演出。瀬戸選手も今試合甲府の初シュートや、テンポある配給でチームをリード。本日キャプテンを務め上げた窪田選手とともに、若手を引っ張っていくというポイントでも冴えわたっていた。加入が間もない中でも、チームでの存在感を感じさせられる。
惜しくも元甲府のクリスティアーノ選手の同点ゴールを許してしまい、2ー2の同点で第1戦は終幕した。しかし、準決勝への鍵を握る9/9(日)の第2戦での勝利に大きく期待が持てる内容だった。柏にアウェイゴール2点を許してしまったのは痛いが、いい雰囲気で日曜の日立台に向かえそうだ。
柏ボールでキックオフ。
序盤は両チームともピッチ中央で主導権争いを繰り広げるが、10分を過ぎるころから柏にペースを握られた。
クリスティアーノ選手や瀬川選手の鋭い突破とサイドからのクロスで再三のピンチを迎えるも、甲府は全員を自陣に戻し守備を固める。
前線にボールを運ぶ場面も見られたが、戻りの早い柏の前にボールの出しどころがなく、どう切り崩せばいいのか悩んでいるシーンも見られた。また、「そこが繋がれば・・・」というシーンも何度かあったが、あと一歩のところで繋がらず、決定機を作り出せない。
そんな中で甲府の前半唯一のシュートは前半39分。
敵陣DFラインの裏へのパスにワントップで入っていた太田選手が追いつき、ペナルティーエリア左で折り返しのクロスを入れる。これがゴール前の相手に当たりこぼれ球になったところに瀬戸選手が詰めて左足のシュートを放った。シュートはゴール右に外れるも、瀬戸選手の初シュート。
前半8本のシュートと勢いを見せた柏を抑え、前半を0-0で折り返す。
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試合終了後 監督記者会見
総括の前に、ミッドウィークなのに4,157名のお客様に集まっていただきまして、ありがとうございました。
試合につきましては、劣勢の前半だったんですけれども、コンパクトにして何とか凌いだという状況でした。ボールホルダーへの寄せももう少し早くしていけばもっと良かったと思いますし、自分たちの攻撃になった時にどんどん飛び出していけば、もっと良い動きになったんじゃないかなと思います。
ハーフタイムに、皆でもう一度やり直そうということで取り組みました。本当に中山選手がよくやってくれまして、得点、アシストと大活躍してくれました。途中から入った曽根田も活躍してくれました。活躍の裏にあるのは前半皆で何とかコンパクトに頑張りましたし、後半も皆で一丸になって戦おうと、その結果2点を取ることができたと思います。
失点につきましては、最後はマークを外した状況になったとは思いますが、そこまで皆粘り強く頑張りましたし、この頑張りを第2戦へ繋げていきたいなと思います。以上です。
■質疑応答
■今日は色々な選手を実践で見ることができたと思いますが、収穫は何がありましたか。
総括の中では瀬戸選手の話は出しませんでしたけれども、彼の90分間、久々の公式戦で良よくやってくれたと思います。足を攣りながら、最後まで我慢強くやってくれました。彼からの配球も良かったと思いますし、まだ日本には慣れない中、海外長かったでしょうし、そんな中でよくやってくれたと思います。特に中山選手は初めての試合で、しかも初めての中銀スタジアムと言ってましたし、本当によくやってくれたと思います。
■中山選手にはどのような期待をして、実際いかがだったでしょうか。
不安視する声もあったんですけれども、初めてのゲームの中で彼が高校生特別強化(選手)といいますか、普段(一緒に)練習をやってないのに、彼が持っているものは素晴らしいものがありまして、落ち着いて、技術もありますし、スルーパスの感覚は凄いんです。それを期待していました。始め前半はちょっと中々慣れるのに時間が掛かったと思います。しかし、途中からどんどん慣れてきましてボールを保持することもできましたし、パスも出すことができました。その結果、後半のスルーパスに繋がったと思いますし、得点にも繋がったとは思います。良くやってくれたと思います。期待した以上の働きをしてくれたと思います。
■中山選手には、ピッチに送り出すに当たってどのような声を掛けたのでしょうか。
戦術的なこと以外に、思い切ってやってくれれば良いよ、積極的にやれば良いよということで、主に楽しんでこいということで送り出しました。
■2-2というスコアとなり、中3日でアウェーで柏とセカンドレグを戦います。どのような戦いをしていきたいと思いますか。
同じように今度はアウェーですので、粘り強く戦っていきたいと思いますが、メンバーも疲れた選手をどうするのかということも含めて、どのように休ますのか、誰を使っていくのか、またスタッフと考えてメンバーを決めていきたいと思います。
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