GAME
試合結果
選手交代
74分
清水 航平→ 曽根田 穣
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41分
レアンドロ ドミンゲス→ 野村 直輝
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79分
ジエゴ→ 松橋 優
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79分
イバ→ 渡邊 一仁
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80分
窪田 良→ 山本 英臣
|
警告・退場
72分
ビョン ジュンボン |
36分
佐藤 謙介 |
スターティングメンバー
GK 23
岡 大生 |
GK 18
南 雄太 |
DF 18
道渕 諒平 |
DF 33
川崎 裕大 |
DF 3
ビョン ジュンボン |
DF 5
田代 真一 |
DF 22
小出 悠太 |
DF 20
カルフィン ヨン ア ピン |
DF 6
エデル リマ |
MF 14
北爪 健吾 |
DF 30
清水 航平 |
MF 39
瀬沼 優司 |
MF 40
小椋 祥平 |
MF 8
佐藤 謙介 |
MF 5
窪田 良 |
MF 27
齋藤 功佑 |
MF 19
小塚 和季 |
MF 22
永田 拓也 |
FW 25
森 晃太 |
MF 40
レアンドロ ドミンゲス |
FW 11
ジエゴ |
FW 10
イバ |
サブメンバー
GK 31
岡西 宏祐 |
GK 21
山本 海人 |
DF 4
山本 英臣 |
DF 16
新井 純平 |
DF 34
今津 佑太 |
MF 6
中里 崇宏 |
DF 16
松橋 優 |
MF 24
渡邊 一仁 |
MF 44
瀬戸 貴幸 |
MF 7
野村 直輝 |
MF 24
曽根田 穣 |
MF 25
石井 圭太 |
FW 14
田中 佑昌 |
FW 11
三浦 知良 |
監督
上野 展裕 | タヴァレス |
試合総評
明治安田生命J2第42節 『 甲府 0-1 横浜FC 』
『 2018年J2最終節は、惜敗で終幕。来季こそJ1の光を灯そう。 』
第42節横浜FC戦は、0-1という悔しい結果で幕を閉じた。
全てのサポーターと共に戦ってきた過去に例の無い様な厳しいシーズンは、記憶に残る一年となった。
前節からの疲れや軽い怪我の影響か、佐藤選手やジュニオール・バホス選手はスタメンに入らず、久々のスタメン出場の窪田選手や清水選手がピッチに立つ。森選手とジエゴ選手を中心にしたクイックなサッカーを仕掛けたいところだったが、チャンスメイクに対して横浜FCに一歩及ばなかった。
Jリーグ史上、過去に例の無い様な過密スケジュールとなった今シーズンを乗り越えて来た甲府なのだから、この悔しさは必ず2019年につなげてくれるはずだ。最終節を小瀬で戦ったサポーターは、最後の最後まで声高らかにピッチにパワーを送り続けていた。J1昇格を目指し全員で戦う甲府スタイルは、来年更なる進化を求められる。
天皇杯準々決勝がまだ残っているが、リーグ最終戦を振り返る。
風もなく穏やかな陽気となった中銀スタジアム。
リーグ最終節を慣れ親しんだホームで迎える甲府はなんとしても勝ってリーグ戦を終わりたい。対する横浜は、同時刻に行われている他会場の状況にもよるが自動昇格の道も残されおり、両チームの意地と意地がぶつかる一戦。
前半は横浜FCのキックオフで幕が開いた。
序盤から両チームとも戻りが早く、さらに攻撃に掛ける手間が多いため、相手陣内に攻め込む頃には既に守備が固められ、決定機を作り出せない展開が続く。
そんな中でも甲府は、意図的に縦パスやダイアゴナルのパスを入れ、相手DFラインの裏を突く攻撃を仕掛ける。
前半23分には相手DFラインから抜け出したジエゴ選手に縦パスが入る。胸トラップで受けてダイレクトで右足を振り抜きゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定。
甲府は前半だけで3回のオフサイド判定を受け、あと一歩というところまで詰め寄るものの決定機まで結びつけられない。また、森選手のミドルシュートやリマ選手のドリブル突破からのクロスなども見られたものの、横浜の固い守備を崩すまでに至らなかった。
対する横浜も決定機を作り出せずに苦戦。中盤でつないでペナルティーエリア手前まで持ち込むものの、甲府の固い守備の前に隙を見つけられない。
両チームとも決定機を作り出せないまま、前半をスコアレスで折り返す。
試合終了後 監督記者会見
ヴァンフォーレ甲府:上野展裕監督
今日、最終戦で9,821名、横浜からも800名近く(のサポーターに)集まっていただきました。ありがとうございました。
試合の(総括の)前に先程の(セレモニーでの)話と重なるかもしれませんが、今年一年でのJ1復帰を目指して全員で取り組んできたのですが叶わず、本当に申し訳ありませんでした。厳しい過密日程とその中で怪我人が多く出たことがチームとしては苦しかったのですが、選手はその中でも全力でやってくれましたし、新しい力も出てきました。このことが、これからの甲府へ繋がっていくと思っています。
クラブはすごくポテンシャルを持ったクラブだと思います。ですので、どんどんサポーターもそうですけれども、来年の目標に向けて、皆さんと取り組んでいきたいなと思っています。天皇杯も残っていますので、最善の準備をして臨みたいなと思います。
試合につきましては、シュート数から分かるように我々が6本と横浜が4本という形でした。決定機もお互い少なかったのですが、(甲府は)カウンターから惜しかったチャンス、向こうもチャンスがありましたし、その中でお互い固い試合になったと思います。そういう状況でも決められるように、また個々の力を磨いていければなと思います。
負けたことは残念ですが、これを糧に繰り返しになりますが、天皇杯に向けて頑張っていきたいなと思います。
■質疑応答
■試合前から固い試合になることが予想され、セットプレーの対策を事前に入念にやっていた中での失点となりました。監督から見ていかがだったでしょうか。
スタッフ、選手ともにセットプレーをすごく練習してくれていますし、失点数も少ないと思います。その中で、映像で振り返ってみたいのですが、シュートコースにビョンも入ったと思います。そこを抜けていったということは、横浜さんの勝ちたいという気持ちが我々を上回ったんじゃないかなと思いました。
■今シーズン振り返って、何が足りなかったと思いますか。
一番に当然自分の力不足があります。その次に極端な過密日程はクラブとしてきつかったと思います。あとは怪我人が多く出たこと、これも昇格出来なかった大きな一因だと思います。
■苦しい状況であったとは思いますが、攻守両面において戦術的に何が足りなかったと思いますか。
夏から負傷者がたくさん出て、厳しい日程の時に引き分けに出来る試合が何試合かありました。勝てる試合もありました。それを振り返る時に、守備の構築がもっと進めば良かったこと、決め切ること、これは課題だと思います。
■ご自身の気持ちとして、もう1シーズン戦いたいというお気持ちはありますか。
悔しい気持ちはあります。でも、それはクラブとの話し合いになるかと思います。
■怪我人が出た中でも新しい選手が頑張ってくれたということで、曽根田選手や小出選手など若い選手が活躍したかと思いますが、結果論として怪我人がたくさん出てしまいました。怪我人を少なくする対策というのは、監督として何が考えられたでしょうか。
先ず振り返ってみて練習量はどうだったのか、試合だけではなくて、そこへの負担はどうだったのかということも考えました。時に極端な過密日程もありました。どうしようもなく怪我をするということもあったと思います。あとはルヴァンカップで浦和さんに勝ちたいという思いが選手たちはすごく強くて、そこへの力をたくさん注入したと思います。その分勝ち上がりましたけれども、ダメージも大きく、トータルとしての疲労は溜まっていったとは思います。しかし、選手はまだまだ伸びますし、まだまだ強くなりますし、若い選手も伸びてきていますので、どんどん逞しくなって怪我をしない体になって欲しいと思いますし、連戦でもヨーロッパの強い選手のようになって欲しいなと思います。
■選手が伸びたと感じたシーンはどの時になりますか。
天皇杯の清水戦、セレッソ戦です。ターンオーバー的なメンバーを敷きましたが、新しく出てきた選手がチームのやり方と同じようにすることが出来て、失点もしませんでしたし、良くやってくれたなと思います。あとは、先程話しましたが、ルヴァンカップで浦和さんに勝った試合はチームも個人も伸びた試合だなと思います。
■曽根田選手や小出選手の評価はいかがでしょうか。
曽根田も小出も、彼らだけではなくて若手も伸びてきています。まだまだ伸びしろはありますし、満足すれば伸びしろは止まると思います。どんどん伸びていって欲しいなと思います。
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